読書ノート(150日目✨)
さて、本日も昨日に続き
「統計学が最強~」シリーズ3冊目、
「ビジネス編」です。
この本は、
統計学をビジネスに活用するには?
を目的に書かれた本です。
本書の中では
・経営戦略のための統計学
・人事のための統計学
・マーケティングのための統計学
・オペレーションのための統計学
と、4つのビジネス領域に対して
統計学をどう活用できるかが
解説されています。
その中でも今日は
・オペレーションのための統計学
について紹介していきます。
オペレーション改善の
分析テーマを検討するにあたり、
本書ではバリューチェーンの
整理を以下のようにしています。
そして改善テーマが決まれば
該当の部署と連携して
以下のデータを収集し、
アウトカムと解析単位を決めていく。
そして今まで、人事やマーケティングの
ための統計学の手順で紹介した通り、
重回帰分析やロジスティック回帰で
関係性を見つけ、最後は
ランダム化比較実験によって
効果検証をして因果関係を解明する。
といった、本書シリーズでお馴染みの
「分析の基本の型」が示されていました。
この他にも、この章の中で
印象に残った事がいくつかあったので、
自分の備忘メモとして残しておきます。
「予測」と「洞察」では
そもそも達成したい目的が違うため
分析に使う手法が全然違うことや、
個人を予測することの難しさを、
どう説明したら分かりやすいだろうか
…と、最近モヤモヤと考えていたなか、
この本を読んでスッキリしたので
長文でしたがメモとして残しつつ、
noteでもシェアをしてみました。
さて、「統計学が最強~」シリーズを
オリジナル版、実践編、ビジネス編と
3冊を年末年始休暇で一気読みしたことで、
著者である西内先生の「分析の基本の型」を
整理しながら理解することができ、
自分にとっては凄く有意義な2024年の
スタートにすることができました!✨
過去のnoteの再掲にはなりますが
「統計学が最強~」シリーズでの
分析の基本手順は以下の通りで、
本書では何度も、この手順+αで
紹介がされていました。
また、本書シリーズで登場する
分析手法の一覧表はこちらです。
シリーズ最後の1冊である数学編は
まだ読み切れていないのと、
noteで紹介しきるには
私の理解力&説明力不足のため…
自分だけの今年の課題図書として
電車の通勤時間などを使って
マイペースに読み進める予定です。
次回からは「2024年の将来予測」
を新たなテーマとして、
以下の2冊を今は読み進めています。
ということで、次回以降は
統計学から少し離れて
ビジネス寄りの読書ノートを
更新していくつもりです。
本日もここまで読んでくださった皆さん、
どうもありがとうございました!😊
それではまたー!😉✨