読書ノート(147日目)
さて、本日も昨日に続き
「統計学が最強~」シリーズ3冊目、
「ビジネス編」です。
この本は、
統計学をビジネスに活用するには?
を目的に書かれた本です。
本書の中では
・経営戦略のための統計学
・人事のための統計学
・マーケティングのための統計学
・オペレーションのための統計学
と、4つのビジネス領域に対して
統計学をどう活用できるかが
解説されています。
その中でも今日は
・経営戦略のための統計学
について紹介していきます。
なるほど、
外部要因と内部要因のどちらが
業績(今回の場合は、総資本利益率)
に影響を与えているかについては…
外部要因で2割程度
内部要因で3~5割程度
それ以外で3~5割程度
というのが複数の分析結果からの
示唆とされているようです。
ここまでは「先行研究の把握」であり、
実際にどうやって
自社の経営戦略に統計学を活かすか?
についてですが、本書で示されている
分析結果のイメージは以下の通りです。
では、この分析結果を得るために
どのようなデータを集めれば良いか…
については、以下の通りです。
企業1つを1件のデータとして
20~30社のデータがあれば
先程のような重回帰分析ができる
ということですね!
具体的な手順は以下の通りです。
具体的な分析手順の話になると
専門的な内容が増えてきましたが、
私自身の今後の備忘メモとして
そのまま整理してみました。
また余談(&備忘メモ用)ですが、
本書の中で紹介されていた以下の図が
業界内のバリューチェーン別での
営業利益率と額を一目で理解するのに
便利だなぁと思い、追加で紹介です。
売上×営業利益率=営業利益額なので、
この図ひとつで、
業界内の概要を説明できる点が凄い!!
と感じましたので、紹介でした。
ということで今日はこの辺で!
それではまたー!😉✨