読書ノート(155日目)
昨日に引き続き、今日も
こちらの本を紹介していきます。
もはや毎年恒例とも言える
「BCGの経営の論点」シリーズ
2024年版の注目テーマ(目次)は
以下の通りです。
そして今日は、第4章の
経済安全保障とサプライチェーン
についてです。
今回のテーマは
経済安全保障とサプライチェーン
ということで、こちらも
2024年の大きな潮目の変化の1つ
とBCGでは捉えているようです。
私自身の専門分野ではないからこそ、
できるだけ簡単な言葉で
本書のポイントを要約すると…
①リスクには様々な種類がある(BCGでは8種)
②それらのリスクを一覧表にして見える化する
③シナリオプランニングでメインシナリオと
複数のサブシナリオを作り想定外をなくす
④全社のリスクの状態を常にチェックできるよう
データ基盤の整備も忘れずに…!
⑤他社の全体傾向としてリスク回避の中でも
上記のことができていれば、自社だけは
積極投資するなどと、攻めのポジションを
取ることもできる
私が以前に所属していた会社を
思い出してみると、
経営企画部と一緒に
リスク管理表なるものを毎年、
各部にヒアリングして作っていました。
そして、その進捗状況を
主に四半期ごとに
また各部にヒアリングして更新する。
つまり、②リスクの見える化は
できていたものの、その後の
④リスク状態を常にチェックする体制
は四半期ごとに各部にヒアリングしていた
ので、本書でのデータ基盤をつくる
という状態までは至っていなかったな…
と考えさせられました。
話は変わりますが、
各種の経営データをダッシュボード化し
データの見える化を通じて、
「経営の質を高める」や
「経営の高度化」というキーワードが
経営層との会話の中でされることが多く、
何ができたら経営の高度化ができるのだろう
と、その要件を考え始めていたところでした
今回の本書の内容を踏まえると、
毎月データを更新して見える化するための
ダッシュボードづくりは、
ステップ②と④であり、
それらを活用し意思決定をするための
シナリオプランニング視点が
次の課題なのかもしれません。
昨年に読んだこの本を
見直してみようと思います。
シェルに学んだシナリオプランニングの奥義①:予測できない未来に対応するには?シナリオ作成時のルールについて|TAKA16 (note.com)
ということで、今日はこの辺で!
それではまたー!😉✨