記事一覧
まいにち、ぶるぶる。#1
5月17日金曜日、今日もぼんやりと僕のお話にお付き合いください。
今日5月17日は「お茶漬けの日」なんだそうです。永谷園が制定したんですって。
皆さん、お茶漬けって好きですか?僕のお茶漬けの思い出は、高校時代にテスト週間に食べたお茶漬けです。
当時僕は、学生寮に住んでいたのですが、夜の10時半くらいに皆で並んで座って、お茶漬けを食べていました。
「のり茶漬」とか「鮭茶漬」とかあるんですが、鮭茶
僕と俺。(11)[一話完結]
「もし今この場でプライベートの芸能人に出くわせたらさ、どうする?」
「そっとしとくだろ。違うの?」
「いやそうだと思うよ。そもそも近づけない気がする。」
「確かに、オーラすごそうだもんな。」
「誰をそっとしときたい?」
「ガッキー。」
「一緒。」
「だよな。」
「気づいて0.5秒だけ楽しんだら、スッと視界から外して、ガッキーの幸せを祈ってあげたいよ。」
「わかる。けどまあ人様の
僕と俺。(10)【一話完結】
「ね、最近思うんだけどさ、僕グレープフルーツ食べちゃいけない気がするんだよね。」
「なんで?アレルギー的な?」
「そう。食べると毎回下痢になるんだ。」
「うわ、しんどいな。」
「そう。凄く大好きだから辛いの。あの酸っぱくて甘いのが唯一無二で最高なのに。」
「ほんとに好きなんだな。他のフルーツは?」
「多分問題無いと思う。」
「そうなのか。じゃとりあえずこれ食っとけ。」
「果汁グミじ
僕と俺。(5) [一話完結]
「好きな100円ショップってある?」
「ないな。」
「そっか。」
「おん。」
「じゃあ…好きなゲームセンターは?」
「ないな。」
「ふーん。」
「おう。」
「じゃあ…。」
「ちょい待て、好きなものを聴く質問の中でもクセ強めじゃない?こだわり持たれないものばかりじゃない?」
「そうかな?」
「じゃあ、好きなカラオケ店はどこ?」
「まねきねこ。」
「あそうか。」
「うん、ま
僕と俺。(4) [一話完結]
「ん、今傘さしたまま商店街通ってたよな。」
「え、本当だ。」
「恥ずかし。」
「別に良いんじゃない?」
「いやだって、屋根ある場所を傘さして歩くとか、目立ち過ぎるでしょ。あれ500m以上あるだろ。絶対やばいやつと思われてたって。」
「きっと大丈夫だよ。誰も僕らのこと見えてないって。」
「うーん…。」
「気にし過ぎ!!」
「なら良いか…。いや、そんな俺ら目立たないか?」
「どうした
僕と俺。(3) [一話完結]
「あの看板嫌い。」
「どうしてよ、可愛くて素敵じゃん。文字も見やすいし。」
「落ちてきそうじゃね。」
「あの看板?横に固定されてるだけではあるけど…。」
「看板が落ちてくるなんて聞いたことないけど、歩いている時に落ちてきたら終わりじゃん。100%死ぬじゃん。」
「まあ、確かに。じゃあどうすれば良い?」
「看板を飴細工で作るとか。」
「あ、良いかも。落ちても痛くなさそうだものね。」
僕と俺。(2) [一話完結]
「エイプリルフールって何か嘘つく予定ある?」
「急になに?予定って何?」
「毎年盛り上がってるじゃん、芸能人や企業の嘘投稿とかよく話題になるし」
「そうなんだ…」
「あれ、すかしてる?興味ないフリしてる?」
「違う違う、そうじゃない。」
「鈴木雅之さんですか?」
「違う、そうじゃない。いやうるさいわ。てかさ、実際4月1日に嘘ついたりつかれたりしたこと無くね?」
「そう言われると。4
3分間 ~カップラーメン~
これは、カップラーメンにお湯を注いで完成するまでの3分間の話。
テレビを点けると、櫻井翔がニュースを読んでいた。信じたくなかったが、今はまだ月曜日だ。
環はもうすぐ中学3年生。学校、部活、塾…どれも欠席したことはない。けれど何も良いことがない。つまらない。全部やめたい。モチベーションはゼロだ。
環(たまき)はおなかが空いているわけではなかった。
ただただ何かを口に入れたいんだ。
カップラー