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中央大学物理学科教授。専門はバイオインフォマティクス。 https://lit.lin…

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中央大学物理学科教授。専門はバイオインフォマティクス。 https://lit.link/YhTaguchi

記事一覧

中国ビザ申請体験記

あまり情報が無く自分でも不安だったので共有します。 まずはオンライン引申請書の記入。 Chinese Visa Application Service Center (visaforchina.cn) の「査証高速リンク…

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3か月前
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「学び直し高校物理」情報

著書へのリンク関連記事ポッドキャスト 書評サイトリンクこねくとセミナール 砂鉄堂書店 アマゾン コミックシーモア ブクログ 読書メーター Rakuten Books 週刊新…

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6か月前

2023年の成果

Bioconductorパッケージ今年の主観的なハイライトはBioconductorパッケージをリリースしたことです。 4月にリリースされたBioc3.17に入れてもらえました。露崎先生をはじ…

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7か月前
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画像生成系AIの学習に無断で人間が描いたイラストの学習に用いることの是非について

上記のツィートについて「人間ならオーケーでAIならだめという区別は多分機能しない」根拠が無いと指摘されたので書いておきます。 その前に僕は「画像生成系AIの学習に人…

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1年前
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Pythonでしっかり学ぶ線形代数 行列の基礎から特異値分解まで

線形代数はほぼすべての大学理工学部1年の必須の履修科目となっている。にも拘わらず、ほぼ並行して学ぶ微積分学に比べてその意味(有用性)が分かりにくいのも事実である…

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1年前
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The achievements in 2022

Although my achievements in the year 2022 is far below outstanding, please allow me to summarize them for the memory Top 2%Again I was listed in Top2% resear…

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1年前

2022年の成果

例によっていうほどのことはないんですけど一応。 Technote記事「バイオインフォマティクス」の執筆を依頼されました。僕はこういうのを依頼されるのは珍しいのでうれしか…

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1年前
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MOND vs ChatGPT

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1年前
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2021年の成果

はじめに2021年の成果(?)をまとめておきます トップ2%研究者スタンフォード大学が選ぶTOP2%研究者というものに選ばれていました。なんで自分がと思ったんです…

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2年前
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数学とはどんな学問か?

ブルーバックス 津田一郎 という本を読みました。昔、僕は非線形物理学をやっていて津田さんはその時カオスをやっていたので、まあ、同じ分野の研究者だったといってもバ…

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3年前
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「はじめての機械学習」情報

誤植(第二刷にて修正済み)図1-1 誤:立法体 正:立方体 P75 下からL5 1【2】としておけば→1【2】=0としておけば ランキング情報首位 紀伊国屋 電子書籍…

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3年前
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コロナ罰則付き私権制限まとめ

「罰則付きの私権制限を行わないとコロナの感染防止はできない」という立場ですが、だからといって「罰則付きの私権制限を導入すべきだ」という意見では必ずしもありません…

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3年前
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2020年の成果

年末なので今年の成果をまとめておきたいとおもいます。 著書やっぱり「生命はデジタルでできている」を出したことが一番のトピックスですかね?惜しむらくはあんまり売れ…

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3年前
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「生命はデジタルでできている」情報

著書へのリンク 関係する記事 書評サイトリンクリアルサウンドブック ブックツリー(honto内) 読書メーター ブクログ 本がすき! honto デジタル情報系として捉…

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4年前
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中国ビザ申請体験記

中国ビザ申請体験記

あまり情報が無く自分でも不安だったので共有します。
まずはオンライン引申請書の記入。
Chinese Visa Application Service Center (visaforchina.cn)
の「査証高速リンク」から。一時保存ができ、完成した後にデータのバックアップの機会もあるので気軽に始めましょう。完成してしまうと修正はできませんが、データをバックアップしておけばそれを読み込んで始めら

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2023年の成果

2023年の成果


Bioconductorパッケージ今年の主観的なハイライトはBioconductorパッケージをリリースしたことです。

4月にリリースされたBioc3.17に入れてもらえました。露崎先生をはじめとするBiopacksonの皆様には本当にお世話になりました。しかし、あんまりアクセスは増えてなくてですね、テンソル分解を用いた教師なし学習による変数選択法を普及させようという目論見は徒労に終わりました

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画像生成系AIの学習に無断で人間が描いたイラストの学習に用いることの是非について

画像生成系AIの学習に無断で人間が描いたイラストの学習に用いることの是非について

上記のツィートについて「人間ならオーケーでAIならだめという区別は多分機能しない」根拠が無いと指摘されたので書いておきます。
その前に僕は「画像生成系AIの学習に人間が描いたイラストを勝手に使うのは良くない」という立場ですが「実効(技術)的に禁止は不可能だろう」という立場です。

何が問題なのか?簡単に言ってしまうと学習すること自体が問題なのではなく、学習データを用いてイラストが作成されてしまう結

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Pythonでしっかり学ぶ線形代数 行列の基礎から特異値分解まで

Pythonでしっかり学ぶ線形代数 行列の基礎から特異値分解まで

線形代数はほぼすべての大学理工学部1年の必須の履修科目となっている。にも拘わらず、ほぼ並行して学ぶ微積分学に比べてその意味(有用性)が分かりにくいのも事実である。微分や積分は工学や物理学の必須のツールであることが多い。高校でも学ぶ運動方程式は微分方程式であるし、大学で学ぶ電磁気学では微分や積分を多用する。それに比べて「線形代数を何に使いましたか?」と問われてパッと答えられる人は案外少ないのではない

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The achievements in 2022

The achievements in 2022

Although my achievements in the year 2022 is far below outstanding, please allow me to summarize them for the memory

Top 2%Again I was listed in Top2% researcher list complied by Stanford university

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2022年の成果

2022年の成果

例によっていうほどのことはないんですけど一応。

Technote記事「バイオインフォマティクス」の執筆を依頼されました。僕はこういうのを依頼されるのは珍しいのでうれしかったですね。

Top 2%昨年に引き続きStanford大学が公開しているという分野ごとのTop2%研究者リストにバイオインフォマティクスの分野で選んでいただけました。Authors_career_2021とかいう方です。全人生

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2021年の成果

2021年の成果

はじめに2021年の成果(?)をまとめておきます

トップ2%研究者スタンフォード大学が選ぶTOP2%研究者というものに選ばれていました。なんで自分がと思ったんですが、第一著者、最終著者、責任著者など論文の主たる貢献者であることが想定される場合の被引用数と分野別、ということが効いたみたいです。僕は基本、共同研究をあまりせず、する場合も数人の著者の場合が多いので、第一著者、最終著者、責任著者になる割

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数学とはどんな学問か?

数学とはどんな学問か?

ブルーバックス 津田一郎

という本を読みました。昔、僕は非線形物理学をやっていて津田さんはその時カオスをやっていたので、まあ、同じ分野の研究者だったといってもバチは当たらないと思う。

本書は要するに「数学は難しいから嫌いだ」という人をちょっとでも減らしたいという本である。つい先月だした拙著は「数学が分からなくても機械学習が解る様になりましょう」という本だし、来月は中学数学を漫画でわかりましょう

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「はじめての機械学習」情報

「はじめての機械学習」情報


誤植(第二刷にて修正済み)図1-1 誤:立法体 正:立方体

P75 下からL5 1【2】としておけば→1【2】=0としておけば

ランキング情報首位 紀伊国屋 電子書籍ランキング サイエンス&テクノロジー部門 マンスリー部門 (6/28 ~ 7/27)

首位 紀伊国屋 電子書籍 サイエンス&テクノロジー ウィークリー部門(7/12-18)(7/18-24)

首位 honto 電子書籍 技

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コロナ罰則付き私権制限まとめ

コロナ罰則付き私権制限まとめ

「罰則付きの私権制限を行わないとコロナの感染防止はできない」という立場ですが、だからといって「罰則付きの私権制限を導入すべきだ」という意見では必ずしもありません。

日本「就業規制」と「消毒義務」に罰金。

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2020年の成果

2020年の成果

年末なので今年の成果をまとめておきたいとおもいます。

著書やっぱり「生命はデジタルでできている」を出したことが一番のトピックスですかね?惜しむらくはあんまり売れなかったことです。このままだと重版もいかなそうです。デジタルというキーワードは生命に興味ある人には刺さらないし、デジタルとキーワードに引っかかる人は分子生物学をしらないということでこの本を楽しめる読者層が少なかったというバイオインフォマテ

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「生命はデジタルでできている」情報

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デジタル情報系として捉えた生命現象。
銀の皿さん
「ゲノムー38億年前に誕生した驚異のデジタル生命分子」という第一章から始まる本書。生命の遺伝子情報をコンピュータと比較しながら考えていく。

遺伝情報、というぐらいだから「情報系」として

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