見出し画像

2022年の成果

例によっていうほどのことはないんですけど一応。

Technote記事

バイオインフォマティクス」の執筆を依頼されました。僕はこういうのを依頼されるのは珍しいのでうれしかったですね。

Top 2%

昨年に引き続きStanford大学が公開しているという分野ごとのTop2%研究者リストにバイオインフォマティクスの分野で選んでいただけました。Authors_career_2021とかいう方です。全人生の集計なので若い人は選ばれにくいです。逆に若くても選ばれている人はすごい。このリストでは筆頭著者や最終著者、責任著者になってない論文はカウントされません。アルファベット順で著者名を並べる伝統がある分野だと評価が不正確になるなど問題はあります。このリストに名前が入っていることを評価するのはいいと思いますが無いことをマイナスに評価するのは違うと思います。

論文リストとその詳細

今年は12/26時点でScopusのリストで13本の論文が出ています。

実はこのリストから漏れているのが数本あります。
Suppression of intrahepatic cholangiocarcinoma cell growth by SKI via upregulation of the CDK inhibitor p21

だから本当は17本なのかも…。今年もM2の学生さんが論文を書いてくれました(Amakura and Taguchi)。一応、大学教員なのでこれが一番うれしいですね。あと依頼でレビューを書きました(Bioinformatics tools for epitranscriptome)。本の章としてはレビューを書いたことがありましたが論文誌としては初めてかな。あと、英語の共編書をだせました。

この年でまだ「人生初めて」があるのは恵まれていると思います。

招待講演

予想どおり世界が対面に復帰したのでことしは殆どありませんでした。まあ、オンラインで呼ぶ分にはただだけど金を払ってまで呼ぶ価値は無いってことなんでしょうね。以下の一個だけでした。

BIBE2022 program co-chair

BIBE2022のProgram co-chairをやりました。当初は張り切っていたのですが全面オンライン移行になって盛り上がりを欠いてしまいました。

展示会

今年もたくさん展示会にでましたが成果は無し。厳しいです。

教師なしAIが拓くゲノム解析の新時代

教師なしAIが拓くゲノム解析の新時代

テンソル分解を用いた教師無し学習による変数選択法を用いたデータサイエンス (第6回AI・人工知能エキスポ(春)アカデミックフォーラム

教師なしAIが拓くゲノム解析の新時代

データサイエンス特別講義

たった1コマでしたが他大の大学院で講義しました。もっと他大の大学院で講義したいと思います。
テンソル分解を用いた教師なし学習による変数選択法のゲノム科学へ応2022年度 データサイエンス特別講義  奈良先端科学技術大学院大学

エナゴオンラインセミナー

ことしもいくつかやらせて頂きました。

統計物理と統計科学の連続オンラインセミナー

ぼくはセミナーに呼ばれるのは稀なのでうれしかったです。
主成分分析及びテンソル分解を用いた教師無し学習による変数選択法とそのバイオインフォマティクスへの応用

+C

大学で産学連携用に作ったサイトでフューチャーしてもらえました。

OAGの記事

金を払って宣伝してもらうやつです。結構なお金がかかっています。

Elsevierに寄稿

論文のところにも書きましたけどElsevierの本に寄稿できました。SpringerはあったけどElsevierの本は初めてかな。

その他口頭発表など

ポスターや口頭発表は書ききれないので

を見てください。

終わりに


正直って誇るようなことは何もないのですが、それでも何もしていなければこれらはなかったものなので、自己満足で書いておきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?