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サッカー日本代表 分析マガジン

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森保ジャパンの分析マガジンです。アジアカップの決勝から試合分析をこのマガジンに入れていきます。
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#日本

FW投入=ゴール?森保監督の勝つための采配を徹底検証~エクアドル対日本 分析~[コパ・アメリカグループC第3節]

前回のウルグアイ戦の分析が、多くの方からの反響をいただきまして、とても嬉しかったです。今回は、第3節のエクアドル戦を分析していきます。エクアドルも日本も、勝利すれば3位突破でブラジルと対決できる、という状況で迎えたこの試合。日本は、中島のゴールで先制しますが、前半のうちに追いつかれてしまい、後半はエクアドルの攻撃に少し押され気味になり、終盤に後で触れますが、森保監督の「謎采配」も飛び出し、チャンス

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引き分けは合格点。だが、森保監督の誤解が勝機を手放した~ウルグアイ対日本 分析~[コパ・アメリカ2019グループC第2節]

チリ戦での敗退を経て、第2戦は昨年10月の親善試合では勝っているこちらも南米の強豪・ウルグアイとの試合です。試合の結果は、2-2の引き分け。チリ戦の0-4の大敗から、同じ強豪と対戦して2-2の引き分けなのですから、進歩したと言えます。ですが、戦術的な分析を通して、勝てた試合であったことが見えてきましたので、まずは勝ちに来ているウルグアイに対して互角の勝負ができた理由。その後、「勝てる試合」だった理

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必然の0-4。即席の無策で挑むには強すぎた南米王者~日本対チリ 分析~[コパ・アメリカ2019 グループC第1節]

事情がありますので週一本になってしまいましたが今回は、Jリーグをお休みしてコパ・アメリカを取り上げます。Jリーグは、コパが終わってからまた取り上げます。今回分析するのは、日本対チリ。オリンピック世代18人+オーバーエージ5人という23人のメンバーで南米に挑むことになった日本代表。初戦はコパ・アメリカ防衛を目指す2連覇中の王者、チリです。しかし、結果は皆さんご存知の通り0-4。結果を見ただけで、大敗

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急に組織的に。だからこその世界に挑戦するための課題~日本対エルサルバドル 分析~[キリンチャレンジカップ2019]

この試合の分析の前に、なんと久保建英がレアル移籍、という衝撃のニュースが出ました!これに関しては、かなり交渉の情報がメディアに漏れないように密に話を進めていたんだな、ということが分かりますが、僕はタイミングや、レアルマドリードというクラブを考えると、あまり良くない決断じゃなかったのかな、と思っています。ですが、レアルの下部組織でプレーしているピピこと中井卓大とトップで共演する姿を想像すると、今から

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