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学び

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学んだこと知ったこと、まとめていきます。
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#最近の学び

特許権~権利侵害を受けた場合、権利侵害との警告を受けた場合の対応~

特許権~権利侵害を受けた場合、権利侵害との警告を受けた場合の対応~

正当な権限なく他人の発明を業として実施する特許権の侵害。第三者が自社の特許権を侵害している場合には、対抗措置を講ずる必要があります。また、他人の特許権を侵害することないよう努めなくてはなりませんが、万が一侵害したと相手方にみなされた場合にはどのように警告を受けたり訴えられたりするのでしょうか。みていきます。

直接侵害と間接侵害特許権者は特許発明の実施をする権利を占有し(独占権)、他者が特許発明の

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【取得の流れ・図あり】特許取得手続きの流れについて

【取得の流れ・図あり】特許取得手続きの流れについて

昨今企業における活動において重要視されている特許権。特許取得手続きの流れについてみていきます。

特許出願の際には、願書、特許請求の範囲、明細書といった必要書類を作成して特許庁に提出します。願書には出願人・発明者等の情報を記載、明細書には発明の名称や説明、特許請求の範囲には保護される範囲を明確に記します。また、任意で具体的な内容で図で示した図面も提出することができます。

特許庁において、出願書類

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産業財産権/特許権の要件とは

産業財産権/特許権の要件とは

企業活動を行う中で、新しい技術やデザイン、ネーミングといった重要性が高まっています。これらを保護し、産業の発展を図るものとして産業財産権制度があります。今回は産業財産権について、また特許権の要件(必要条件)についてまとめていきます。

財産権の中には、人間によって創作されるアイディア等無形のものの中に、財産的価値が見いだされるものがあります。このような知的な活動から生じる創造物に関する権利を「知的

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1to1マーケティング、ダイレクトマーケティングとは

1to1マーケティング、ダイレクトマーケティングとは

広く知られるようになった1to1マーケティング。個々の顧客に最適なアプローチをかけます。また、ECサイトがうまれ販売チャネルが多様化する今、ダイレクトマーケティングの重要性も高まっています。

1to1マーケティングとは、顧客を集団でなく、個として捉えるマーケティング。顧客シェアを獲得囲い込みを目標とします。1to1マーケティングとは反対に、マスマーケティングがあり、顧客を集団として捉えます。

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顧客との良好な関係を築きビジネスを成長させるには

顧客との良好な関係を築きビジネスを成長させるには

顧客との関係性、それらの考え方や分析についてまとめていきます。
市場が成熟化し、販売戦略でも売れない今の時代、関係性マーケティングは重要性をましています。一時的な顧客からの売り上げではなく、顧客との関係性を構築し、継続した取引を通じ、良好な関係を築くことが大切です。

関係性マーケティングは、リレーションシップマーケティングともいわれます。顧客との双方向のコミュニケーションなどにより関係性を深め、

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流通経路である「チャネル」とは

流通経路である「チャネル」とは

経営について学んでいます。今回は「チャネル」の機能やどういったチャネルがあるか、政策がとれるか、まとめていきます。
メーカーで生産された製品は、様々な流通経路をたどって最終消費者まで届けられます。この流通経路のことをチャネルと呼びます。

チャネルの機能には次のようなものがあります。
・所有権移転機能
商流として製品の所有権を移転する
・製品輸送・保管機能
物流として製品を輸送したり保管したりする

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マクドナルドにも用いられている!~製品・サービス全体の利益が最大となる価格設定~

マクドナルドにも用いられている!~製品・サービス全体の利益が最大となる価格設定~

経営について学んでいます。今回は各企業が販売する全ての製品、サービスの組み合わせである製品ミックスによる価格戦略をみていきます。実はこの価格戦略、マクドナルドのセット等にも用いられており、身近な存在です。

製品ミックスとは製品ラインの組み合わせのこと。製品ラインとは、同一カテゴリーに属する製品の集合のことをいいます。ひとつの製品しか販売しない企業は少なく、複数の製品を扱っている企業が多いかと思い

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新製品・新サービスにおける価格設定とは

新製品・新サービスにおける価格設定とは

経営について学んでいます。今回は新製品・新サービスにおける価格設定について。製品の価格設定は難しいものですが、特に新製品の価格設定には特に注意が必要です。新製品を投入することで、製品の開発コストを回収、市場シェアを獲得しなくてはいけません。また新製品は今後の会社の業績を左右する売り上げに繋がるでしょう。新製品の価格設定には以下のような方法があります。

1.上澄み吸収価格戦略(スキミングプライス、

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プライシングの方法(価格の決め方)とは

プライシングの方法(価格の決め方)とは

経営について学んでいます。今回は、プライシング、製品やサービスの価格設定についてまとめていきます。
そもそも価格とは何のことでしょう。顧客からみると価値の判断、企業からみると利益の創出、となります。

需要が供給よりも大きい場合には価格が上昇し、需要が供給よりも小さい場合は価格が低下します。これを「市場均衡理論」といいます。また、需要の価格弾力性が大きい場合は、価格を高くすると売上高が減少し、需要

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「ブランド」を構成する要素や体系とは

「ブランド」を構成する要素や体系とは

経営について学んでいます。今回はブランドの階層、要素、カテゴライゼーションについてまとめていきます。

ブランド。ブランドは誰が出品した牛であるのか判断するための「刻印」、生産者の区別されることから始まりました。その刻印によって、どの生産者の製品がおいしい、安全であるというように、優位であるかということも表しました。

ブランドの4階層顧客が感じる価値を4つの階層に分けることができます。この4つの

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「ブランド」とは何か~種類や機能、戦略とは~

「ブランド」とは何か~種類や機能、戦略とは~

経営について学んでいます。今回は「ブランド」について。ブランドとはそもそも何でありどういう種類があるのか、どういった機能をもっているのか、基本戦略についてもまとめていきます。

ブランドとは米国マーケティング協会の定義によれば「ブランドとは、製品やサービスの生産者や販売者の商品を識別する、名称、記号、シンボル、デザインまたはそれらの組み合わせ」としています。ブランドとはその商品を他のものと区別する

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市場における製品の成長から衰退まで~製品ライフサイクル~

市場における製品の成長から衰退まで~製品ライフサイクル~

経営について学んでいます。今回は、製品の始まりから終わりまで製品寿命としてステージに分けて考えていきます。製品にも人の一生と同じように生まれてから衰退するまでの歩みがあります。

製品ライフサイクル製品ライフサイクルは導入期→成長期→成熟期→衰退期の4つの段階をたどっていきます。

導入期。売上利益ともに低い状況です。顧客はイノベーター(革新者)層となり、競合が少なく、ラインやアイテムを広げず、標

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製品の分類~形のある製品そして目に見えない製品とは~

製品の分類~形のある製品そして目に見えない製品とは~

経営について学んでいます。企業が提供している製品(財)。財には種類があります。今回は製品(財)を分類しながらまとめていきます。製品には有形財(製品)と無形財(サービス)があります。

最寄り品有形財に分類される消費財。
食料品や日用品のように主観的に購入するような製品である最寄り品。消費者にとって便利な立地で購入、マスプロモーションが中心となります。消費者が製品属性やブランドの特徴をよく知っている

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製品は3つの層でできている~目に見えない欲求の本質とは~

製品は3つの層でできている~目に見えない欲求の本質とは~

経営について学んでいます。今回はサービスや人材といった取引されるものすべて(製品)を3層に分けて整理していきます。また、本来顧客が求めているものは何か、考えます。

製品とは何でしょう。
マーケティングの神様、近代マーケティングの父などと呼ばれるフィリップ・コトラー。コトラーは、製品とは欲求やニーズを満たす目的で市場に提供されるすべてのものである、としました。製品とは物理的な製品だけでなく、サービ

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