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子育てエッセイ

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5歳・1歳息子の世界観を覗き見して、感じたこと学んだことを綴るエッセイを集めました。
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#子どもとの関わり

正体が分からない不安を経験した息子の話

正体が分からない不安を経験した息子の話

人は、正体が分からないことに不安を感じてしまう生き物。

脳科学的には、「ノルアドレナリン」の分泌によって、心理学的には、「思考」が不安を作り出すそう。

昨夜のこと。

息子が急に、私の膝の上に滑り込んできて「怖い…。」と怯えていました。

「どしたん?」と聞くと、ドアが勝手に開いたとのこと。

「あぁ~ドアが半開きになってたから、開いたんやと思うよ。」と言っても息子は、「誰かがいるかもしれない

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多様性とありのままの自分

多様性とありのままの自分

こうあるべき、こうすべきという枠がたくさんあればあるほど、はみ出している自分に苦しみを感じる人も多いはず。

でも、一歩外の世界に出てみると色んな考え方の人がいて、みんな違ってみんないいんだと思えてきます。

特に、幼少期の子どもたちは狭い世界を生きているけれど、世界は広いんだということを知る機会を作りたいと思います。

昨日は、息子とトーマスの絵本を読んでいて、感じた多様性とありのままの自分につ

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子育てにおいて1番大切な軸のこと

子育てにおいて1番大切な軸のこと

もうすぐ4歳の息子。そして、私自身もママになってからもうすぐ4年。

子育ては想像していた以上に大変でした。

4年間子育てをしていて思うのは、軸がないとしんどいということ。

子育てには正解がない上に、色んな考え方があります。

色々な人がそれぞれ自分の考えを発する中で、時に傷つけられることもあるでしょう。

例えば、赤ちゃんは母乳で育てるべきだとか子どもは3歳になるまでお母さんと一緒にいるべき

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子どもと一緒に過ごせる時間を改めて考えた日

子どもと一緒に過ごせる時間を改めて考えた日

子どものいる生活は、喜び、楽しみが2倍3倍になると同時に苦労、悩みも2倍3倍になりますよね。

時には1人の時間がほしいと思うこともあるでしょう。

私もめちゃくちゃあります。

でも、ふと一生のうちで子どもと一緒に過ごせる時間ってどれくらいなんだろう?と思い、調べてみました。

すると、母親で7年6か月。父親は3年4か月という調査結果を見つけました。(バラエティー番組『チコちゃんに叱られる』(N

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3歳の息子が初めて見つけた「自分の得意なこと」

3歳の息子が初めて見つけた「自分の得意なこと」

息子の発言から得意なことを見つけることも一つの能力だと感じた話を書きたいと思います。

初めてできた得意なことは絵本を読むことある日、「○○ちゃんは、絵本を読むことが得意やの!」と言い出して、保育園からもらった絵本の読み聞かせを始めました。

保育園の先生が絵本を読んでくれるように私と夫の前に椅子を置いて、そこに座り、私たちに絵本を見せながら、丁寧に読んでくれました。

先生に何回読んでもらったの

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子どもとする大掃除

子どもとする大掃除

子どもが歩けるようになった一歳児から年末の大掃除は子どもと一緒にすることが恒例行事となった我が家。

今年は3度目の年末です。

子どもがいると大掃除ができないということは全くなくて、率先してやってくれるので本当に年々戦力となってくれています。

毎年一緒にする大掃除は次の4つ。

・全ての靴を干す
・庭、窓の掃除
・車の洗車
・キッチンのフィルター清掃
・雑巾掛け

そこに今年は少し難易度の高い

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子どもとの絵本の楽しみ方

子どもとの絵本の楽しみ方

最近ユダヤ式家庭教育に興味津々の私。

先日も記事に書きましたが、そこから絵本ハブルータを勉強して息子と毎日実践中です。

絵本の時間が今までよりさらに楽しめるようになったので、今日はその方法をシェアしたいと思います。

ハブルータ教育法とは?ユダヤ式の家庭教育で取り入れられているハブルータ教育法は、質問と討論を行う教育法。

・アイデンティティ教育
・お金の教育
・労働教育
・心の教育
・道徳の

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息子の一歩踏み出した日

息子の一歩踏み出した日

2歳から通い始めた保育園。

昨日11月29日は息子にとって記念となる一歩踏み出した日となりました。

朝息子を送る時は部屋の前で必ず抱っこしてぎゅーとしてから、先生に抱っこされるというルーティンを1年9ヶ月続けてきました。

このルーティンは、2歳児クラスから年少に上がっても続いていたのですが、昨日初めて自分の足で部屋に一歩踏み入れたのです。

そして、私のお腹をなでなでして、「赤ちゃんよしよし

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ユダヤ式教育を3日間実践して感じたこと

ユダヤ式教育を3日間実践して感じたこと

3歳になって日に日に色々なことを話せるようになってきた息子。

保育園からの帰り道、
「今日は、保育園で何して遊んだのが楽しかった?」
「今日の給食は何が美味しかった?」
こんなよくある質問しかできていなくて、話をしながらもっと息子の話が膨らむような質問や会話ができたらいいなとぼんやりと感じていました。

そんな時にスマホから目に飛び込んできたのが、「ユダヤ式教育」。

ユダヤ式家庭教育とは?ユダ

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体操服がどうしても着たくない息子が感じている世界

体操服がどうしても着たくない息子が感じている世界

新年度。息子は2歳児クラスから年少へと進級しました。

息子の保育園は年少から体操服で登園します。

ですが、体操服をどうしても着たくないと言う息子。

いつもと一緒がいいというこだわりもある時期です。

モンテッソーリ教育でいう秩序の敏感期。

体操服が嫌な理由が彼なりにあるのだと思います。

肌触りや、サイズ感など敏感に感じていることを大事にしてあげたい。

こんなこだわりの強い息子ですが、割

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