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体操服がどうしても着たくない息子が感じている世界

新年度。息子は2歳児クラスから年少へと進級しました。

息子の保育園は年少から体操服で登園します。

ですが、体操服をどうしても着たくないと言う息子。

いつもと一緒がいいというこだわりもある時期です。

モンテッソーリ教育でいう秩序の敏感期。

体操服が嫌な理由が彼なりにあるのだと思います。

肌触りや、サイズ感など敏感に感じていることを大事にしてあげたい。

こんなこだわりの強い息子ですが、割と聞き分けは良い方です。

イヤイヤ期もそこまで手を焼いたということはありませんでした。

「こんな理由があるからこうするんだ」ということが納得できれば受け入れてくれます。

体操服を着ないといけない理由を見つけなくては!とメリットを検索しましたが、息子が納得しそうな理由は見つからず。

みんなが体操服を着ているから着ようと思うタイプでもありません。

自分自身で見つけ出すまで待とうと割り切ることにしました。

今日もその日の気分や気候に合わせて自分で服を選んでいました。

自分の息子ながら私は感心します。

もちろん体操服を着て登園してもらえると助かるのですが、ここで無理矢理着せることは今後の価値観にもすごく影響してくるように思います。

私自身が幼稚園児のとき、緊張していたのかご飯も食べることができなかった時、親は何も言わずにただ見守ってくれていたことを思い出します。

毎日持って帰ってくるお弁当が重たくて、心配でたまらなかった。食べれるようになって、ようやく幼稚園が慣れてきたのだと安心したと言っていました。

息子がどんなことを感じて、考えて、行動しているのか想像しながら、体操服を自分で着るという日まで待ちたいと思います。

それを受け入れてくれる保育園がとてもありがたく感謝でいっぱいです。


視点の変化と解釈で見え方の形は変わる。

少し困った行動に見えることも、一生懸命考えている証拠だと思うのです。

周りに流されずに自分はどうしたいのかに正直な息子。

そうしたいと思う大人は多いはずです。

理想の人生を歩いていくための土台を固めるためにも今の息子の姿を受け入れていきたいと思うのでした。


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