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守破離!


守破離!


この言葉を知らなかった頃、
ただ、努力をしているだけだった…

ルールを守り、
指示に従い、
基礎を作り、
スキルを向上…

だから…

真面目、
努力家、
熱心、
頑張り屋、
ストイック、

自分について、
そのような表現をされてきた…

だけど…

頑張っても、頑張っても
その道に
上には上がいる…

基礎から積み上げても、
それを活かしてできている感じがしない…

私はただ…
マニュアルをこなしているだけに
過ぎない…

才能も感じられない
自分は何ができるのか?
自分には何もない…

そんな風に感じていた…



そうなんだ……

知識を入れて、
基礎をしっかりやり、
スキルを向上させれば、

自動的に、
才能がつくと勘違いしていた!


その考えは、
学校の勉強と同じだった…

勉強して、努力すれば
100点が取れる!
最高峰に辿り着ける!

そんな
浅はかな考えだ!


もちろん、
臨機応変な対応や、
応用などはできてはいるが…

何かしっくりこない…
自分の能力が、
活かしきれていない…

ただ、言われたことを
忠実に守っているだけ…

基礎からはみ出ないように
動いているだけ…


そんな退屈な感じだった…


やっていることは、
好きなことではあるけれど…
何か違った…

指示やルールに従うことは、
得意だけれど…

指示やルールがあることで、
縛られ、囚われてしまい、
身動き取れなくなる感じがしていた…

他の人は、器用にさらっとこなすが、
私は、その枠があることで…
自分の動きがぎこちなくなっている…

そんな自分がいた!


基礎とスキルは十分にある…

それなのに、
力を十分に発揮できていない…

決められたルールがあるのはいいけれど、
私には、その型が、
自分の動きを制限してしまう…


前職のジムトレーナーとして
働いていた時に、
それを強く感じた…

そして、
自分のカラーやオリジナルを持つこと
それを持つように言われた…

パーソナルトレーナーが大勢いる中で、
技術で勝負なんてできない…

それでも、自分の今のスキルで、
自分に指導を仰ぎたいと思ってくれる顧客を作る…

同期の若い男性たちは、
自分たちの強みをよく知っている…

それぞれ自分の個性を知っていて、
自分を差別化することに長けている!
男性の本能かな(笑)

若い息子同然のような子から
よくアドバイスをもらっていた…

同期で同じにスタートしているが、
明らかに違う…
運動経験や年齢、性別、背景…
条件は違うけど…

その中で行っているものは同じだ!

でも、技術ということではない
何かが違っていた…


彼らは、確実に
自分のものにしていっていた…

それこそ、
自分のカラー、オリジナル、
それを作り行っていた!

同じ研修をして、同じ内容を行なっている
私自身のカラーを考えてはいるけれど…

それは、まだまだ、
ぼんやりとしていて、
ビジョンが明確でない…

自分の強みを打ち出して、
差別化していくオリジナル性…

そのようなものが見つからないでいた…

ここで自分に何ができるのか?
そんなことを思った…

上司にも相談した…
自分はやれている気がしません…

何言っているんですか!
ちゃんとできていますよ!
あなたのような体になりたい人がいます!
運動能力も高いものを持っている
みんなの目標にいるんですよ!

そう言ってくださいました…


私の強みは、
運動能力とスタイルだけ…
年齢を伝えると、誰もが驚く

立って、運動をしているだけで、
宣伝広告塔のようになる…

この体型が目標なんです!
目標にしています!

ありがとうございます!(嬉しい限りです)

どうしたらそのような体型になれるんですか?
どんな運動したらいいですか?

お伝えすることはできますし、
目標にしていただけて、光栄です…

強みを活かして、パーソナルトレーナーも考えた…

運動もスキだし、体の機能を学ぶこともスキ、
でも…

人に指導をすることが、苦手……
ヒントを出すことは好きだけど、
指導を主軸とするのは、自分の考えと違っていた…

自分に顧客をとるような
営業的な仕事も疲弊が半端ないので、
自分の体力的にあっていない…

自分のオリジナルって?
自分のやりたいことって?
自分の活動範囲って?

人生の分岐点であった
前職では、
本当にたくさんのことを学んだ!



ビジネス、武道、スポーツにおいては、
よく言われる言葉!


「守・破・離!」

もとは千利休の訓をまとめた『利休道歌』にある、「規矩作法 守り尽くして破るとも離るるとても本を忘るな」を引用したものとされている。

修業に際して、まずは師匠から教わった型を徹底的に「守る」ところから修業が始まる。師匠の教えに従って修業・鍛錬を積みその型を身につけた者は、師匠の型はもちろん他流派の型なども含めそれらと自分とを照らし合わせて研究することにより、自分に合ったより良いと思われる型を模索し試すことで既存の型を「破る」ことができるようになる。さらに鍛錬・修業を重ね、かつて教わった師匠の型と自分自身で見出した型の双方に精通しその上に立脚した個人は、自分自身とその技についてよく理解しているため既存の型に囚われることなく、言わば型から「離れ」て自在となることができる。このようにして新たな流派が生まれるのである。
https://ja.wikipedia.org/wiki/守破離


これを知った時、

自分は、「守」しか行なってきていない…
もしくは、「破」をおそるおそるしていた…

自分の型が弱い…
弱い理由は、根拠立てるものがないから…
だから、

自分の言葉に、責任を持つ強さがない!


自分勝手な考えとは違う…
土台となる基礎をしっかり作りあげ、
それを持って、根拠がある

そのような、責任を取れるという強さの考えだ!

その場の思いつき、
ひらめき、
そういうものではない型だ!

その型を持って、確立して自立する!

それが自分のものとするということだ!


仕事だけではない、スポーツ、何かを習得したい時、
子育て、教育、人生…
いろんなものに当てはめることができるのではないだろうか…


人は、あまりここまで深く考えていないように思う…

ふわふわと
なんとなく
その場しのぎにしているように感じる時がある

そのような場合も必要だし、
そのような生活もいいだろう…


でも、私は、

を捉えた、考え方が好きだ!


守・破・離


この言葉に出会え、私は、

自分の言葉の責任と
自分のオリジナル
自分自身の確立

ここの在り方を学んだ!


人生においてにも、例えられるように思う…

親と社会の基礎となるルールの中にいる
子ども時代

それを踏まえて、たくさんの考えに触れ自分の考えを持つ
思春期

自分を確立させていくアイデンティティの確立
青年期

それに通ずるものを感じた



この考えが、時代にあっているとかあっていないとか
いろいろな考え方があるかもしれないが…




生き方


私には、それを感じる言葉だった…


そして、今、

確立した自分を

生きている…




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