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甘えと依存


甘えはいいけど、依存は嫌!


最近この言葉を数回使った

自分の感覚で感じているものが

言葉に出ていた!


自分がする時も

相手からされる時も

どちらにも言える感覚



そして、ふと思った


あれ?

ひょっとして、

私は、甘えと依存の区別がついているの?



甘えはいいと感じるけど

依存は嫌と感じている


感覚的には

どうやら感じられていそうだぞ?!👀


でも、

言葉で説明しようとすると

それが難しい……


だから、

考えはいつもぼんやりとしていて

明確になっていない


はっきりと区別ができるものでもないし

明確になるものでもない感じ……


甘えと依存がわからないと

よく言われるけれど、

本当にそうだ!




だけど、

私の発した言葉からは、


どうやら感覚として

区別がありそうな気がした!✨


ひょっとしたら、

意外とわかるのかもしれない!👀




そんなことを感じたので

ちょっと考えてみようと思う😊






甘えと依存について

みなさんはどんなことを考えているのだろう?


心理的愛情とかかな?

信頼とかかな?


いろいろ表現はありますよね!




甘えと依存





私の感覚では、



「甘え」 → 「お願いする」行為



「力を借りたいです」という意味のもの!



心の中の願いや望み、希望を

お願いしたり、依頼したりという行為


「力貸して〜💕」です


(力になってあげたいな〜😊)←甘えられたら、こんな気持ちになります!



甘えをお願いされた側には、

決定の選択ができる権利が与えられていると感じます!


手伝って欲しい、助けて欲しい

とお願いをされるけれども、


決定するのは、お願いされた側にある!


つまり


甘えは、

決定権を、相手に渡している!


結果を受け止められる余裕がある!


受け止めた結果は、

自分でコントロールして収める!



自他が区別できている!


甘えは

相互尊重の関係が成立するもの!



これが、甘えだと思いました😊






では、

依存はというと!



「依存」 → 「要求する」行為



「こうじゃないと嫌だ!」(怒り)


当然として考え、求める行為!


決めつけがあり、主張を通そうとする

主張が通らないと、怒り興奮する



こうでないとダメという考えに依存していて

それを遂行してくれる人に依存していて


だから、遂行できないと安心できなくて

不安定になる!




「こうしてくれなれなきゃ嫌だ!💢」というような感じ!

「これがないと生きていけない!」と、しがみつかれる感じ💧


(苦しいな〜参ったな〜😫💦)←依存されるとこんな気持ちになります





お願いは

頼りにされている感じがする!


なんとかしてあげたいな〜

力になってあげたいな〜

そのような気持ちになりますが、



要求は、

頼りにしているのではなく、


こちらの都合に従え!

そう、言われているようで……


強制!

を感じます……😫💦




要求を受けた側には、

決定を選択する余地が与えられてない……


つまり、

決定権は、当事者が持ったままなのです!


だから、

依存されると

自由がなくなり苦しくなります……




また、

自分が何かに依存している時には、


その一つの考えしかなく、

他の考えを持てずに、


自由な思考はなく、

柔軟性がないため、

苦しい思いをする……



自分の考えに依存しているので

その考えを失ってしまうと、


地に足がつかず、不安になる!


だから、

依存しているものに

しがみつくのだと思う……




依存は、自己中心性のもの!

自己中心性:ピアジェの用語。乳幼児期に特徴的な思考様式で、
自我と他我、主観的事実と客観的事実が区別できず同一視してしまうこと。

自他の区別がついてない!

自分を中心にしてとらえ、他人を考慮していない!



依存は

相互尊重の関係が成立していないもの!



このように考えました!





自分の感覚としてあったもの、

甘えはいいけど、依存は嫌!


なるほど!

これだ!😃


自分では納得がいきました✨





甘えと依存


自分の感覚として理解できたら、

今度は、

とても大切なことに気づきました!😃



自立との関係!





子どもを育てる上で、

自立が目標とされます!


甘えがいい、甘えさせてはいけない

依存がいい、依存させてはいけない


じゃあ、どうたらいいの〜〜💦

悩みますよね……



私の中では、整理されました✨




自立させるとは、


依存を甘えに移行してあげること!✨



このように導き出しました😊





人は、産まれてすぐは、

何もできない、依存状態にあります!


目や耳、口、鼻、触、五感や感覚受容器が働いて、

少しずつ世界が広がります!


少しずつ、自分の世界を探っていく活動をします!


それでもまだまだ、依存にいます!


主な養育者への愛着は、生きていくための

本能的な働きです、愛着形成には依存は大切です✨


この時期に依存ができていないと

安定した愛着が育ちません……


依存とは、まだ自他の区別がついていない

自己中心性のそのままを受け止めてもらう経験をする

ということ!


この経験を得て

外の世界へ進んでいけるようになります!




自分の世界が広がっていくと、

自我が現れ始めます!


いろいろなことに興味・関心を持ち、

自分でいろいろなことをやりたがるようになります!


自分で何でもやりたい!✨


危ないからといって、

出る芽を摘んでは、花は咲きません!


自分でやってみることも大切で、

できないことは、やってもらう!


力を借りて、手伝ってもらいながら、

自分がやれた!✨


その経験を繰り返し

自分ができることを増やしていく!



自分がやれることを増やすとは、

できないことをできるようにしていくことで、


できないことを学ぶとは、

自分一人だけで、学ぶというものではなく、


初めてのことや、わからないことは、

誰かの力を借りて、教えてもらう!


ということなのだと思います😊



よって、


自立は、人の力を借りながら、

自立していけるようになるもの!




つまり!


自立とは

甘えができるようになること!✨




そう思いました!😃





甘えは、

自分のできない部分を補うものです!


力を借りることができるのは、大切なスキル!


そして、

自他の区別と、自己コントロールを習得し、

相互尊重を学びとるもの!


そのように、解釈しました✨😊




そのために、

一番大事とされることは、


乳幼児の頃の

依存であったものを

甘えへ移行してあげることだ!


と、そう思います✨




発達が進むにつれて

依存は自立を阻めます……


だから、

依存を、甘えとして、

伝えていけるようにすることが

自立への道だと思うのです!




そのために、


甘えと依存を見極め、

甘えの方法を教えていく!



甘えと依存の違いは、

「お願い」なのか「要求」なのか


「要求」となっているのならば、

「お願い」の形を習得していく!



そこでは、


できないこととできることがあることや、

愛着対象者は、自分と同じではないということ、

他者は自分と違うということ、

主観的事実と客観的事実を区別していくことを


個人の発達の段階に合わせて、

示し、教え、伝え、学ぶ!




依存から、甘えに移行が完了すると、

自立が確立するのだろう!


依存から自立へ!✨



自立は、

自分を確立していくことだけど、

自分一人で頑張ることではない!


自分のできることは自分で行い、

自分に力がない時は、

力を借りる✨



それは、

自立を阻めている依存から、

甘えを覚えていくということ!



これが、

依存ではない

相互尊重の形なのだと思う!




甘えを覚えるということは、


そのために、養育者などが、

要求や愛着に従うということではなくて、


願いが叶う時もあれば

願いが叶わない時もある


気持ちに寄り添いながら、


相手の都合と自分の都合の

自他の区別を理解して、


相互尊重を学び

自己コントロールすることを


学んでいくものなのだと思う!




そう考えると、

甘えの深さを

理解している人は

少ないのかも知れない……



もう一度


甘えについて

深く考えてみるきっかけになれたら


嬉しい💕




甘えと依存

依存と自立


自立と甘え



・・お読みいただきありがとうございます・・


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