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My Favorite Things。

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私の好きな食べ物、本、CD、アーティストについて長々と説明する場所です。 あまり多用するつもりはないのですが、つい困った時に書いてしまいがちなのでした。
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#思い出の曲

2冊でどうだ〜シーナ&ロケッツ『#1』以前と以後

2冊でどうだ〜シーナ&ロケッツ『#1』以前と以後

 シーナ&ロケッツ『#1 スペシャル・エディション』やその関連のCDばかり聴いているこの数日です。
『#1』以前のアルバムや、それ以降の作品を聴いていると、昔雑誌や単行本で読んだことを納得できるようになってしまったわけなんですよ。
ちょっとした説明なんてしてみたいと考えた私です。
じゃ、行ってみよー。

・「ロックジェット vol.75」(シンコーミュージック)

 『#1』のスペシャル・エディシ

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My Favorite Best Album〜太田裕美『HIROMIC WORLD』

My Favorite Best Album〜太田裕美『HIROMIC WORLD』

 太田裕美さんといえば長いキャリアの持ち主なんですけど、意外な位にライヴ・アルバムは少ないんですねー。
この『HIROMIC WORLD』は1984年発売なんですが、デビュー10年目にして帯の惹句にある通り(?)今のところ「最初で最後のライヴ・アルバム」といえる存在です。
まー、正確にいうと、25周年記念のボックス・セットにライヴ・アンソロジーが入ってますし、会場もしくは通販限定でライヴ・アルバム

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2枚でどうだ〜太田裕美『Candy』&『tutumikko』

2枚でどうだ〜太田裕美『Candy』&『tutumikko』

 「ミュージック・マガジン」の筒美京平さん追悼特集号を入手して、記事に書いたんですが、そういえば太田裕美さんが筒美京平さん作品集を持っていたことを思い出したんですよ。
最近、2枚セットにして記事にすることを試しているので、私に多大な影響を与えて、かつ筒美京平さんとのコンビ作品も多い松本隆さんの作品集と抱き合わせて書いてみることにしました。
じゃ、行ってみよー。

・太田裕美『tutumikko』(

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2枚でどうだ〜山下達郎『山下達郎CM全集』

2枚でどうだ〜山下達郎『山下達郎CM全集』

 部屋の掃除を延々とやっていることはずっと書いてますが、なかなか終わらない最大の理由は雑誌だったり、書籍だったり、CDだったりはこれまた延々と買い続けてしまうからでして。
私は割と分類癖というか、分析癖みたいなものが強力にありまして、ケースに収納する時に延々と考えてしまうわけなんですよ。
店員生活が無駄に長かったこともありまして、並べ方について無駄にこだわってしまうわけなんです。
山下達郎さんや大

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My Favorite Best Album〜『ナゴムポップスセレクション』

My Favorite Best Album〜『ナゴムポップスセレクション』

 ナゴムレコードのベスト盤ですねー。
カーネーションとGRANDFATHERS、ドレミ合唱団と聴きたい音源がほぼ入っているCDですから、かなり嬉しいCDですね。
入手してから結構時間が経っているので、敢えて獲物の分け前では取り上げないことにしました。すみません。
昔昔、立川に住んでいた頃、駅ビルに入っていたレンタル店でMDにダビングしたのを散々聴いていたんですねー。懐かしい。
昨年後半にたまたま定

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2枚でどうだ〜鈴木さえ子 RCA Dear Heart years

2枚でどうだ〜鈴木さえ子 RCA Dear Heart years

 今日、3月14日といえば「ミュージック・ステディ」〜「POP IND‘S」縁のミュージシャン、鈴木さえ子さんと杉真理さんの誕生日なんですよ。
迷いに迷って、今日は鈴木さえ子さんのRCAレコード時代のアルバム2枚について書いてみることにしました。
鈴木さえ子さんについての記事を割と書いてますが、これが一番リンク先含めていい内容かな?と。

 紙ジャケット盤を手に入れたのは去年だったかな?と思ってま

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My Favorite Best Album〜カーネーション『CARNATION IS THE GREAT R & R BAND!』

My Favorite Best Album〜カーネーション『CARNATION IS THE GREAT R & R BAND!』

 カーネーションの40周年記念本「カーネーションの偉大なる40年」を購入して、時間かけて読んでいたら、なんとなくですがCDを聴くことが増えてしまってます。
ベスト盤が好きな私なもんで、こんなのもあるんだよなとか思いながら引っ張り出すのはこれです。
じゃ、行ってみよー。

・カーネーション『CARNATION IS THE GREAT R & R BAND!』(TKCA72703/徳間ジャパン)

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今日の一枚〜今井裕『A COOL EVENING+2』

今日の一枚〜今井裕『A COOL EVENING+2』

 昨日が松任谷正隆さん『夜の旅人』だったので、それと併せてよく聴いたアルバムを。
元サディスティックミカバンド〜サディスティックス〜イミテーションの今井裕さんのソロ・アルバム『COOL EVENING+2』を聴いてみました。
松任谷さんもなんですが、演奏や楽曲はメチャクチャ洒落ているのに、ヴォーカルはちょっとというか、微妙というか。。
でも心地よさがあって、ついつい聴いてしまうアルバムなんですよね

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今日の一枚〜松任谷正隆『夜の旅人』   

今日の一枚〜松任谷正隆『夜の旅人』   

 冬に入ってから散歩を一日数回することにして、海辺の線路沿いの急勾配な坂を上っています。
音楽を聴きながらなんですが、南佳孝さんとブレッド&バターがメインにしている中、時々聴くのが、この松任谷正隆さん『夜の旅人』なんですよねー。
今聴くとピッタリするとかなんとか思いながら。
じゃ、行ってみよー。

・松任谷正隆『夜の旅人』(CRCP-20527/クラウン)

 このアルバム、アナログ盤で買ったのい

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My Favorite Best Album〜南佳孝『夏の終わりに僕は君を失う』

My Favorite Best Album〜南佳孝『夏の終わりに僕は君を失う』

 昨日書いていて思ったのはティンパンアレー〜YMOの移行期に制作された2枚の重要アルバムはブレッド&バターの『レイト・レイト・サマー』と南佳孝さんの『サウス・オブ・ザ・ボーダー』じゃないかということでした。
両者には細野晴臣さんがセッションズの中心で、坂本龍一さんが参加していて、ドラマーは高橋幸宏と林立夫さんだったことが共通点だと思うんですよ。
ちなみに『サウス・オブ・ザ・ボーダー』にはブレッド&

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My Favorite Best Album〜ブレッド&バター『スーパーベスト2000 ブレッド&バター』

My Favorite Best Album〜ブレッド&バター『スーパーベスト2000 ブレッド&バター』

 部屋の中にあるCDの整理をすると、30枚程度入るケースで上の方にあるものを細かく入れ替えたしてしまうことになるんですよね。
その理由は新しく買ったCDが多いから上の方に置いているわけで、新しく買ったCDを聴きたくなってしまうんですよね。
新しく買ったCDに引っ張られて、昔々買ったCDけも聴きたくなってしまうわけなんです。
ブレッド&バターは新しく買わなくても、なんだかんだで聴いてしまうんですが。

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今日の1枚〜加藤和彦『パパ・ヘミングウェイ』

今日の1枚〜加藤和彦『パパ・ヘミングウェイ』

 1月末に上京した時、新幹線の中で水道橋博士の配信を見ていたら、博士が購入したアナログ盤を紹介していたのですが、その中にこれがあったんですよ。
やー、とにかく大好きなアルバムでしたから興奮しましたねー。で、実家に戻ってから引っ張り出してしまったというわけです。
じゃ、行ってみよー。

・加藤和彦『パパ・ヘミングウェイ』(COCP39094/日本コロムビア)

 確かこれが最新盤になるんじゃないかな

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今日の一枚〜早川義夫『ひまわりの花』

今日の一枚〜早川義夫『ひまわりの花』

 眠れない夜にたまたま手に取った一枚で胸が熱くなって、更に眠れなくなったことはありませんか?
昨夜の私がまさにそうでして、おそらく持っていることは把握しているものの実際に聴いたのは15年以上経っていますね。
その一枚があまりに心に響いてしまって、何度も繰り返して聴いていました。
それが早川義夫さんの『ひまわりの花』です。
じゃ、行ってみよー。

・早川義夫『ひまわりの花』(SRCL3357/ソニー

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読書日記〜早川義夫「ラブ・ゼネレーション」

読書日記〜早川義夫「ラブ・ゼネレーション」

 あがた森魚さんのCD祭が先月位から訪れてまして、その流れで早川義夫さんの「サルビアの花」のあがたさんによるカヴァー・ヴァージョンも聴くことが増えてしまっています。
その理由はあがたさんの初期の名曲「冬のサナトリウム」と「サルビアの花」はメドレーで演奏が多かったからなのでした。
まー、つまり早川さんのCDをまた聴いてみようかなとか、早川さんの本をまた読みたくなってきた時期なんですよねー。
じゃ、行

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