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読書日記。

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日常生活の中で読んだ本、資料として読んだ本、活字を追いかけるために読んだ本。 色々とありますが、読んだ本について書いています。 ここは家族と同居するようになり、本を読んでいるとご…
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2022年5月の記事一覧

読書日記~スージー鈴木「EPICソニーとその時代」編。

読書日記~スージー鈴木「EPICソニーとその時代」編。

 水道橋博士と佐野元春さんの話をツイキャスのアーカイブで聴いて、久々にテンションが上がってしまいました。
博士が林美雄さんの「パックインミュージック」のリスナーで人気コーナー「ユア・ヒットしないパレード」のランキングを書いていた話を「1974年のサマークリスマス」で読んで知っていましたから、凄い出会いがあったんだな、と。
ちなみに林さんと佐野さんの出会いは、佐野さんがデビューする前の出来事ですね。

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読書日記~福井ミカ「ラブ&キッス英国 イギリスは暮らしの達人」編。

読書日記~福井ミカ「ラブ&キッス英国 イギリスは暮らしの達人」編。

 そもそも福井ミカさんって誰?って思いますよね、多分。
サディスティック・ミカ・バンドのミカさんの名字が福井とすぐ出てくる人は少数派のはずです。
そう、サディスティック・ミカ・バンドのミカとはこの福井ミカさんのことなんですよね。
つい最近、ミカ・バンドについてこういう記事を書いています。

 以前、JICC出版(現宝島社)から「ミカのチャンス・ミーティング」(だったと思う)という本が出ていた記憶が

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読書日記~森達也「悪役レスラーは笑う-『卑劣なジャップ』-グレート東郷」編。

読書日記~森達也「悪役レスラーは笑う-『卑劣なジャップ』-グレート東郷」編。

 最近、森達也さんの「悪役レスラーは笑う」の増補版が発売されたみたいで、オンラインにするとやたらと表示されるのです。
森さんの著書を割と持っていて、面白いと思う本の方が多いのですが、この本の印象があまり(というかほとんど)ないので、この機会に読み返してみることにしました。

 私がプロレスを熱心に見るようになったのが1980年辺りですから、既にグレート東郷さんは亡くなっていたはずです。
あ、「空手

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読書日記~室井昌也「交通情報の女たち」編。

読書日記~室井昌也「交通情報の女たち」編。

 夕方にTBSラジオ「荻上チキ Session」を聴くと、関東の交通情報を聴くことができるんですよね。
地元ラジオ局(BSNラジオ)でTBSの番組「日曜サンデー」を聴くと交通情報の時間には、おそらくTBSラジオではB.G.M.に使われているであろう音楽だけが流れているんです。
他にも「アフター6ジャンクション」を聴くと、現在交通情報がなくなってしまって寂しい思いしたりするんですよね。。

 これか

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読書日記~「こんなマンガがあったのか!」編。

読書日記~「こんなマンガがあったのか!」編。

 昨日、「この最終回がすごい!」と「いきなり最終回」を読んでいて思い出したのがこの本でした。
思い出したらすぐ読みたくなるのが私の悪い癖でして、部屋の中になるコミック袋をひっくり返したわけです。
ちょっと時間はかかりましたが、見つかったからこうして書いているんですが。

 そんな感じの前置きはいつものことで。。
もう少しお付き合いください。

・「こんなマンガがあったのか!」(メディア・ファクトリ

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読書日記~マンガ最終回本編。

読書日記~マンガ最終回本編。

 本の整理を延々とやってますと、時々あれっ?こんな本別にもあったぞ?とか、ようやく見つかったけどちょっと違う?ってことがよくあります。。
それは完全に頭の中で混ざり合って記憶に残っていることなんですよね。

 この「いきなり最終回」と「この最終回がすごい!」なんてのは、その典型的な例でして、本を探しながら頭の中がはてなマークでいっぱいになってしまうのでした。。

・ダ・ヴィンチ特別編集「この最終回

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読書日記~安部俊幸「ティータイム・トーキング」編。

読書日記~安部俊幸「ティータイム・トーキング」編。

 ケースから一掴みの5曲という記事を書くためにチューリップの本を読んだり、CDを聴いたりしたら、久々にこの本に手が伸びてしまいました。
読み返していたら、色々と思い出すんですよね。

・安部俊幸「ティータイム・トーキング」(シンコーミュージック)
画像をタップすると、ケースから一掴みの5曲~チューリップ編を読むことができます。

 確かリアルタイムでこの本を買ってますから、まだ中学生だったんですよ

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