事業アイデア100本ノック | Stock創業ストーリー #3

「世界中の『非IT企業』から、情報共有のストレスを取り除く」ことをミッションに情報共有ツール「Stock」を運営している、株式会社Stock 代表取締役の澤村大輔@d_sawawa388)です。

Stockの創業から現在までのストーリーを書いていこうと思います。今回は「鬼ツッコミ」をやめて、新たな事業を考える日々のこと。

>前回の記事はコチラ<

|| とにかく100本アイデアを出す

「鬼ツッコミ」というサービスをやめる決意をした私たちは、新たな事業を立ち上げる必要がありました。

熱意だけはあったものの、実際に何をするべきかはまだ決まっていません。

そこでまずは事業アイデアを100本出そうと思いました。「事業アイデア100本ノック」です。

これといった革新的なアイデアが手元にあるわけではなかったので、量で質をカバーしようと思ったのです。あの発明王エジソンはアイデアノートだけで3,500冊作り、とにかく量を生み出すことを端緒に、次々と素晴らしい発明をしていったと聞きます。私たちも「100本ノック」くらいはやるべきだと思いました。

とにかくアイデアを100本出して、そこから勝負をする事業アイデアを特定しようと思ったのです。

|| 100本考えてもダメだった

ところが、実際に100以上の事業アイデアを出しましたが、残念ながらひとつもピンとくるものがありませんでした。

当時は「情報共有」という縛りはなく、まして「世界中の『非IT企業』から、情報共有のストレスを取り除く」というミッションも見つけていませんでしたから、本当に様々分野の事業アイデアを出し合いました。

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飲食サービス・採用サービス・不動産・システム系等……本当に多岐にわたって事業の案を考えました。しかし見事にどれもこれもピンと来ませんでした。しかも自分たちがやる意味を特に感じられなかったのです。

領域にこだわりはありませんでしたが、「世の中に大きなインパクトを与える」という目的を達成できそうな事業アイデアはありませんでした。苦渋の決断で「鬼ツッコミ」をやめたからには、「世の中に大きなインパクトを与える」という目的を叶えるものでなければ意味がありません。むしろ「鬼ツッコミ」から手を引くという一件があったので、求める事業アイデアの条件はいっそう厳しくなっていました。

100本もあればさすがに1つくらい良いのが出てくるだろうと思ったのですが、当時の私たちはすっかり道を見失ってしまいました。

情熱はあるのにやるべきことが見つからなかったし、やるべきことが見つかる気配すらない当時はさすがに少し辛い日々が続ていました。

***

【次回予告】
次回のストーリーでは、ようやく「情報共有」の話題に移ります。

100本の事業アイデア自体はすべてボツになりましたが、100本考えたということ自体に実は意味がありました。いまのStockの元となるものが産まれた瞬間のお話です。

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【Stock創業ストーリー】
#1共同創業者との出会い
#2:鬼ツッコミ
#3:事業アイデア100本ノック
#4:社内用に3日で開発した情報共有ツール
#5:「100人のLikeより1人のLove」
#6:「世界中の『非IT企業』から、情報共有のストレスを取り除く」
#7:βローンチでサーバーダウン
#8:初めての課金
#9:資金調達を決意
#10:初めての資金調達
#11:私たちのこれから

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