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βローンチでサーバーダウン | Stock創業ストーリー #7

「世界中の『非IT企業』から、情報共有のストレスを取り除く」ことをミッションに情報共有ツール「Stock」を運営している、株式会社Stock 代表取締役の澤村大輔@d_sawawa388)です。

Stockの創業から現在までのストーリーを書いていこうと思います。
今回はタイトルの通り、βローンチでなんとサーバーがダウンしてしまった日のことについて。

>前回の記事はコチラ<

|| 申し込みが殺到

βローンチを目前にして、運よくいくつかのメディアに取材してもらいました。

この創業ストーリーで書いているような会社の経緯や、Stockというプロダクトの具体的な内容などをメディアの力を借りて発信することができたのです。

記者の方から「記事の解禁時間は何時にしますか?」ときかれました。「9時で良いですか?」と言われたのであまり深くは考えずに「はい、それでお願いします」と答えました。

うちの会社は朝の9時30分からの始業なので、出社する30分前にはもう記事が公開されていることになる。その瞬間は「出社した段階でいくつか申し込みがあったら嬉しいな」くらいに考えていました。

記事の公開日、いつものように出社するとエンジニアが朝から大慌てでパソコンに向かっていたのです。何をしているんだと聞くと、青ざめながら「サーバーが落ちた」と言うのです。

メディアに取り上げられた記事を読んでStockに申し込みをするユーザーがあまりに殺到しすぎてサーバーがダウンしていたのです。

|| こんなにも求められているなんて

これまでStockは散々色んな会社に「いらない」と言われたプロダクト。Stockの前にやっていた「鬼ツッコミ」というサービスと違って、シンプルなことを売りにしようと徹底したため、特に目新しい機能がある訳でもない。

webで記事が出たところで、そこまで大きな反響はないだろうと高を括っていました。サーバーが落ちるなんて予想だにもしていないものですから、サーバーのスペックは最小限のものを使っていました。

泡を吹きながら復旧作業をするエンジニアの横で大喜びする私。

私が変にサーバーをケチったせいで朝から大変な目に遭ってしまったエンジニアには申し訳ないと思いつつ、もしかしたらStockは、世の中の多くの人たちの気持ちに刺さっているかもしれないと希望を持ち直した日でした。

***

【次回予告】
おかげさまでStockは少しずつ認知されます。次回のストーリーではβローンチを終えて、初めてユーザーに課金してもらったときの気持ちを振り返ります。

無題1

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#6:「世界中の『非IT企業』から、情報共有のストレスを取り除く」
#7:βローンチでサーバーダウン
#8:初めての課金
#9:資金調達を決意
#10:初めての資金調達
#11:私たちのこれから

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