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空を飛ぶ土竜
2021年3月28日 21:49
[ 川柳:総務省 ]七万円のご飯ってどんな味だろう取り締まれ!アルソックならぬソンタック
2021年3月26日 19:07
「まおまおー」H君の当番日誌はいつもたったひと言5目7日 「だあー」6目20日 「みゃー」10月8日 「だおー」11月25日 「まおまおー」1月30日 「にゃむー」恐ろしいほどの意味不明まったく途方もない「無意味」であるしかし僕は毎回これらの意味不明に付き合いながらいつしか次をひそかに期待している自分に気が付いたりもしたそして、「まおまおー」を見るにいたって稲妻
2021年3月24日 21:38
[ 性の心象 ]触るるとき その身の琴を響かせて をみなといへる 春のさみどり
2021年3月22日 22:45
海つよく臭へば海を見やりたり 俺の過剰をどうすればいい
2021年3月20日 17:54
[ 性の心象 ]数千の耳 闇の野にひらかれて 余さず愛は聴かれてゐたり
2021年3月18日 22:06
[ 戯れ歌 ]PREMIUM MALT'Sを買って帰る日は なんにもしない。グーダラしたい。酒飲めば書棚の猫や狸、豚、踊り出だせる春の夜は夢。酒は嫌いではないが、さほど強くはない。さほど好きなわけでもなかった。ところが、この10数年毎晩、酒を飲むようになった。あることがあった。あることとは秘密なのだが、無論、失恋ではない。その日以来、僕は酒を飲んで今日を忘れなければ眠
2021年3月16日 21:34
[ 酒 ]三半規管に梟の来て鳴く夜をほろほろと酒に飲まれてゐたり
2021年3月14日 22:05
[ 鬱の心象 ]驟雨いま晩夏の街を白く打ち すばやく耳ゆ すべり入る鬱広重の雨 その明確な直線の 鋭く鬱は さし迫りにき今回は激しい「鬱」を詠んでみました。夏の終わりに 突然の驟雨がアスファルトを叩きつけている。忽然と胸に走った緊張と、押しつぶされるような圧迫感。なぜ不安なのだろう。わかるわけもないのに、どうしても、そう問うてしまう。二首目も同じ趣。広重のイメージを借りて
2021年3月11日 21:40
生きるとは ただ漂ふてゐるだけの ふはりふはりと ふはりと海月
2021年3月9日 21:37
掌のうちにちひさき闇をあたためて組織に生きる日々こそ流離
2021年3月7日 22:32
[ 性の心象 ]すずやかになめらかにゆく月の川 身に流す野を をみなといへり手で 足で 胸で 頭で 下にゐる 君の孤独を感じてゐたり
2021年3月5日 21:45
[ 鬱の心象 ]とりとめもなくなつかしい手触りのたとへば耳たぶのやうだ 鬱は
2021年3月1日 21:55
寂しさもふわりふわりとあたたかく もぐらが海を見ていそうな日広い意味では「春の海ひねもすのたりのたりかな」蕪村♪ の本歌取りと言ったところでしょうか。のんびりゆったりした春のふわっとした空想。「もぐらが海を見ている」そんなこともあるかもしれない・・と。