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眠れない夜に -心配事は誰かに肩代わりしてもらおう
寝つきはいい方だが、ここ数ヶ月ちょっと気がかりな事があり、夜中にふと目覚めてあれこれ考え出してしばらく眠れないことが何度か。
寝ながら考えてもしょうがないようなことだけれど、一度考え出すとそれを頭から追い出せなくなってしまう。
本当に不毛な時間。目覚ましが鳴るまでゆっくり眠りたいのに…。
先日noteでchai-lottaさんの「グアテマラの小さな6人の人形」という記事を読み、そういえばと思い出
電子書籍では味わえない美しい本: 二つの展示
以前入院していた時は、Kindleにお世話になった。消灯後ライトをつけなくても、眼鏡をかけなくても、栞を使わなくても枕元に積み上げなくても、いつでもどこでも何冊でも読めて、電子書籍って便利だなーと思った。
でも、普段はやっぱり紙の本がいい。
練馬区立美術館で『本と絵画の800年 吉野石膏所蔵の貴重書と絵画コレクション』。
去年スパイラルであった展覧会で、吉野石膏美術振興財団がアーティスト支援を
祝❗️世界は五反田から始まった
第49回大佛次郎賞が、星野博美の『世界は五反田から始まった』に。
星野博美ファンとして、とてもうれしい!
おめでとうございます!
大宅壮一ノンフィクション賞の『転がる香港に苔は生えない』から、著作が出るとずっと読んでいる。『コンニャク屋漂流記』では星野家のルーツが、『島へ免許を取りに行く』では父親と運転練習をする五反田近辺の道路のことが詳細に描かれていて、他の本にもたびたび登場する著者の実家や
クリスマスの小さなおはなし - 曲芸師、ドラマー・ボーイ、マリアの小鳥
12月になると、図書館や児童書・絵本書店にはクリスマス関連のコーナーができる。
私も学校司書をしていた時は特設コーナーを作ったり、読書の時間に関連本を読んだりしていた。読み聞かせおばさんをしている区立図書館の親子おはなし会でも、今年はどの本にしようかと選ぶのが楽しみ。
ある年の12月、6年生の教室で読んだのはバーバラ・クーニーの「ちいさな曲芸師 バーナビー」。
中世の装飾写本のようなクラシ
デカパンを履いた神- 片山健の油彩
今日はまだ暑かったけれど、朝の雲は秋。
武蔵野市立吉祥寺美術館で片山健の油彩画展。
片山健は、自分にとっては武蔵野の人、そしてデカパンをはいた神の人だ。「デカパンをはいた神」は片山氏自身が画集で言っていた言葉。長男が小さかったころ、お鉢が大きな我が子がデカパンをはいて大きな砕氷船みたいな頭に加速度つけてどんどんどんどん歩いていく…みたいなことを書いていた。
展覧会にも、全く同じではないけれ