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お金を育てる『投資』という名の畑の耕し方 【お金の授業#09】

前回までの『お金の授業』
・友達の税理士さんは、経済的自由になるには『投資』が必要と説いた。
・事実、お金持ちの人達は皆んな投資をしている。
今回は『資産をコツコツ増やすポイント』についてのお話

ズバリ!資産を増やすポイント

友達の税理士さん『資産をコツコツ増やすポイントの話だけど、結論から先に言うと、”色んな種類の野菜を継続して育てよう!”と言う事なんだ。』

ボク『野菜を育てる?』

友達の税理士さん『そう。このお金の授業を始めたばかりの頃にした、”お金は食料と同意義と考えるべき”という話をしたのを覚えているよね?』

ボク『もちろん。お金の概念が無かった縄文時代には”食料が無いと死んでしまうから、これは今の時代でいう”お金が無いと生きていけないと同義である。”というお話だよね。』

友達の税理士さん『そうそう!』


狩りが仕事で、畑が投資?

友達の税理士さん『改めて、”食料=お金”と定義した場合、食料を獲得する為に毎日狩りに出かける事は、”仕事”と言える。』

ボク『はい。』

友達の税理士さん『一方で、狩りに出ている間に庭の畑に種を蒔いて、野菜を育てる事は”投資”と言えるんだ。』

ボク『狩りが仕事で、畑が投資か・・・なるほど。』

友達の税理士さん『そう。だから狩りをする為に外に出ていながらも、自宅の庭で野菜を育てている人がいるとしたら、その人は、”単純に食料が多い”という事になるよね?』

ボク『そうでだね。』

友達の税理士さん『だから、お金は食料と同意義と考えると”単純に食料が多い人”という事は、”お金持ちの人”という事になるんだ。』

ボク『は〜、なるほど。でも野菜を育てる過程で枯らしてしまうリスクもあるよね?』

友達の税理士さん『うん。とってもいい質問だ!』


10個中7個の種が育つ事を目指す!

友達の税理士さん『野菜を1種類だけ育てると確かに枯れてしまう事もあると思うんだけど、一方で何種類も異なる野菜を育てた場合、全部同時に枯れる事はそうそう無いとも言えるんだ。』

ボク『ん〜理解したような、して無いような・・・』

友達の税理士さん『つまり、いくつか枯れてしまう事も想定内として、あえて色々な野菜を育てよう!って事だね。つまり異なる10個の種を植えて、10個中の7個の種が育つ事を目指そう!という事だね!』

ボク『なるほど!理解しました!』

友達の税理士さん『そしてコレが今日のお題の答え!コツコツ資産を増やしていくにはリスクを分散して堅実に畑(資産)を育てよう!って事なんだ。』

ボク『いくつか失敗してしまう事も想定して畑を育てる必要があるんだね。』

友達の税理士さん『そう!コレが前に授業で話をした、老後お金に困らない為にiDeCo(イデコ)を始めよう!という話に繋がるんだ。』


今回の『お金の授業』まとめ

【結論】
・コツコツ資産を増やしていくには『分散』が大事

【理由】
・トマトだけ、スイカだけなどは枯れたら全滅するから危険
・いくつか枯れても良いように、色々な野菜や果物を育てる

【詳細】
・10本植えたら、7本育つ事を目的として育てる

【まとめ】
・リスクを分散して堅実に畑(資産)を育てよう!

次回の『お金の授業』

・資産の置き場、野菜を育てる畑の場所について

この連載について

この連載は、学校では教えてくれない『お金の知識と知恵』を『基礎からわかりやすく』学ぶ事を目的とした連載です。

筆者が実際に友人の税理士さんに『お金の授業』をして頂いた内容を公開メモとしてnoteに記録しています。

なお、下記のバナーから、『お金の授業』をマガジンとしてまとめて読む事が出来ます。

【友達の税理士さん】萩原寛太郎税理士事務所の萩原寛太郎氏


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