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ペルソナ(別人格)持っていますか?可否について

読者の皆さま、社会生活を潤滑に行ううえで大切な存在の別人格(ペルソナ)を持っていますよね?ひょっとしたらペルソナがない、もしくは使い分けが出来ずにストレスに晒されているのではと考え記事にします。

noteでの私はペルソナは使っていませんが、当然note以外もしくはリアル社会では別人格を使っています。同時に書きながらペルソナが果たして必要なのかさえ考察していきます。印象操作やミスリードをしたくないので太字とか使いません、頑張って分かりやすくを心掛けます!

■ペルソナ: 自己の外的側面。例えば、周囲に適応するあまり硬い仮面を被ってしまう場合、あるいは逆に仮面を被らないことにより自身や周囲を苦しめる場合などがあるが、これがペルソナである。

Wikipediaだとこう書かれていますが、もっと簡単に言えば仮面を被って他者と接しているか否かですね。まぁ仮面の分厚さの差はあれど大体の人が持っているはずです。1番薄いペルソナが道徳かと思っています。

仮面は何個も同時に被れるのです。役割を演じるようなもの例えば「兄」「生徒」「母親」「先輩」「後輩」「上司」「先生」「営業マン」「受付」自己紹介する時に真っ先に出てくる言葉って性格より役割でしょ。まぁ物語りの設定みたいなもの。さらにその中で最も良いと思われる理想像を演じる必要があります。

■ペルソナを演じる演技力
ペルソナに生命をの息吹を与えないとロボットになっちゃいますし、周囲の信頼を勝ち得ません。信用を得るには演技力が必要なのです。頭の良い早く気付いた人は学生時代から行動を開始し、その恩恵はスクールカーストさえ影響を及ぼします。
思いやりがある、前向き、社交的であるとか、教養がある、理知的であるとか、逆に感情豊かである、思慮深いなどなど。好きな人の前でカッコ付けたいのもペルソナの亜種です。あなたが最適と思われる理想像ではなく他者が求める理想像を演じることが重要です。余談ですが、ちょっと頭の悪い人達はここでスペックのマウント合戦が行われがちです。社会人でもあるあるです。

■ペルソナの防御力の高さ
本当の自分ではないので、酷い言葉を浴びせられたり、失敗をしたとしても心が痛みません。そして本当の自分は変えられませんが、ペルソナは容易に性格を変えられます。だって演じるだけですからね。そうして何回も変身させたりさらに新しい仮面を被せて強固にしていきます。

■ペルソナの攻撃力の高さ
目的を遂行するには、競争を勝ち抜くためには避けられない、相手を負かす、利用する、協力したフリをする。本当の自分の性格なら心が痛み面倒でやってられませんが、ペルソナでしたら無慈悲に器用にやることが可能です。自己嫌悪のカケラもありません。ちなみにサイコパスとは異なります、あれはピュアなガチ勢。

■ペルソナのデメリット
社会生活での有用性が非常に高いのですが、デメリットもあります。付ける時間の長さや仮面の数が多過ぎるとペルソナがあなたを乗っ取る可能性を秘めています。気付いたら仮面が剥がせない、本当の自分に戻れない、本当の自分を忘れた。本当の自分はなんなのかの思考のループです。悲しいことに映画バッドマンでジョーカーを怪演した俳優のヒースレジャーはこれで亡くなったと私は思っています。

■ペルソナの付け外し
正直他の人がどうやってるかは分かりませんし、そんなことは聞けません。私のみの方法で恐縮ですが、本当の自分を表現する場を持つことでしょうか。私のとってはnoteもその一つ。または友人と付き合うのもよし、音楽を聞いたり作ったり、芸術美術の創作や鑑賞、読書など自分の感性や個性を感じたままに発散するのが吉かと。もしすでにあなたがその方法を知ってるならそれでいいと思います。だからエンタメのお笑いや文化芸能ってあるのかなぁ。

■ペルソナを付けないとどうなるか?
正直言って鴨です。ペルソナを持った人達やサイコパスの餌となる未来しか見えません。しかしアートに関わる仕事においてはペルソナが邪魔になる場合もあるかと思います。感度の高い人にはニセモノと見抜かれる可能性があるからです。時々子供がそのまま大きくなった本性が剥き出しの人を見かけるたびに危険に晒されているのではとハラハラしてしまいますが、良くも悪くもホンモノだけに人間的な魅力に満ち溢れています。アーティストが自由奔放に振る舞っているのは、そこかな。

■まとめ
ペルソナは成人のマナー、しかし没個性にならないようにどんな仮面に仕上げていくのかはセンスです。結局センスは本当の自分の性格を磨くしかないでしょう。私はペルソナ肯定派ですね。でもペルソナが薄くて本当のあなたが透けて見えると人は安心もします。そのバランス感覚さえも試行錯誤によって磨かれるセンスというものでしょうか。

長い記事で申し訳有りませんでした。少しでもお役に立てればこれ幸い。スキの数によってはこれ系の掘り下げた記事も書きますね。私がこの記事を書く動機はひょっとしたらペルソナがそうさせるのか、ペルソナが剥がせず自分を見つけるためなのか、、。でも私はペルソナの達人と自負しています。だからマガジン「詠う詩集」で吠えているのです。

メンヘラで引きこもり生活困窮者です、生活保護を申請中です。ガスも止めてスポーツジムで最低限の筋トレとお風呂生活をしています。少しでも食費の足しにしたいのが本音です。生恥を重ねるようで情けないのですがお慰みを切にお願いします。