見出し画像

インターンシップと留学の本質は同じ!?就活に前向きになれる話

こんにちは!語学の裏設定のSlovarです!

就活生の皆さん、昨日からインターンシップが解禁になりましたね。分かります、本音を言うとダルくて行きたくないですよね。

今日はそんなインターンシップをいつもとは違う「語学&留学」という視点から、敢えて眺めていきます。もしかしたら重い腰が上がるかもしれません。

どんな基準でインターンシップに行ったら良いのかという私独自の基準について、不謹慎ながらも留学&語学という視点で語っていこうと思っています。


1.旅行系Youtuberと業界研究

分かります。業界研究もダルいですよね。ほとんどの人は嫌々やらされているから業界研究に取り組んでいるのだと思います。

業界研究を旅行系Youtuberと比べてると意外と似ていることに気づくと思います。皆さん、どこかに留学や旅行に行こうと思ったらネットで事前にその土地の情報を調べると思いますし、最近流行っている旅行系Youtuberの動画も結構参考になると思います。

しかし彼らの動画を一通り見たからと言って、その場所について一応話題に挙げることもできますが、その土地に精通したとはお世辞にも言えませんよね。

実際にその土地に行った人がする話と、動画を見ただけの人の話を比べると、その質と量に圧倒的な差が出ることは想像に難くないですよね。その差は見る動画の本数を増やすことによっては埋められないですし、唯一経験によって埋められるのです。

みなさんでもこのように直感的に分かるのですから、面接官にはもっとリアルに分かります。ものの数分話せば経験と知識の密度など分かってしまうのです。

ということで、業界研究は是非してほしいのです。

旅行に行く・留学に行くという前提があっての旅行系Youtuberの閲覧、今後その業界の会社を訪問したりインターンをしたりという実体験が前提の業界研究なのです。

そこに足を踏み込んで初めて事前研究の知識が経験に食い込み、あなたの一部になるのです。

もしまだ業界研究を始めていない方は、就職四季報がオススメです。


2.留学とインターンシップ

さて、やっと本題に入れます。

と言っても、「旅行系Youtuberと業界研究」の対比も「留学とインターンシップ」の対比も本質的には同じなので、カンがいい人はすぐに前章の繰り返しだと気づくでしょう。

結局は留学もインターンシップも、新しい経験を求めに行き、自分の経験資産化するためのものだからです。そして旅行系Youtuberと業界研究はその目的で実地に行く前の下調べなのです。


自分の頭ではなく、他人の頭を通して構築した世界観は、かくも脆くて儚く、面接で簡単に化けの皮を剥がれてしまいます。経験を通してではなく、ネットや本から学習した知識は、自分に付着しているだけで義手た義足レベルに過ぎませんが、自分で行動した結果獲得した「経験資産的な知識」は血の通った生きた手足のようなもので、真に自分のものだと言えるようになるのです。

リアルな経験がこのレベルに到達した時、初めて面接官の心に響く心に進化するとおもうのです。

では、ネットや本というリアルで無いものと、経験というリアルな物の差は何かと言うと、私は「痛み」であると信じています。インターンシップに行くと、苦手な人に出会います。理不尽な扱いも受けることでしょう。

このように自分でその領域を旅して、恐る恐る手探りで色々な問題を解決していくということに痛みが伴うので経験資産になりうるのです。

痛みは最大の教師である」という言葉で締めている留学系の記事ではありますが、インターンシップにも応用が効く考え方がある思うので是非ご一読してみてください。

大人と子供の差は経験した痛みの差だと思うのです。


3.生きた経験になるには時間がかかる

食べ物が筋肉に変わるのに時間がかかるのと同じ原理で、経験値が実力に変わるのにも時間がかかります。ここがちょっとゲームとは違う箇所だと思うのです。

ではそれが意味するものとは?

インターンシップはなるべく早めにやっておこうという点です。(当然それに先行する業界研究はもっと早くやっておこうという意味合いを持ちます。)

大学3年生の6月1日からインターンシップ先を探したり業界研究を始めるのはもう遅いように思われるかもしれません。が、まだ十分間に合います。今日中に就職四季報を買い数日で徹底した業界研究をし (世界第一線の研究者になった気で)、インターンシップに応募できるだけ応募するのです。

今日始めた人は明日始めた人より有利です。

だから今日始めるのならば、決して手遅れにはなりません。もちろん半年前から始めていた人とは差が付きますが、むしろそのような人は少数派で全体の10%~20%くらいでしょう。

今日始めれば残りの80%くらいの人と同等に、または差をつけて戦うことが出来るのです。

そういう意味では留学も同じで、大人になってからの留学よりも、早い時期に経験した留学の方が人生にもたらす効果の総量が大きいので留学も大学生の内にしておきましょう。もし高校生がこの記事を読んでいるなら、高校生の内に行っておきましょう。

2週間くらいの短期留学でも行ったほうが得なのです。


4.どの企業にインターンシップに行ったら良いのか?私なりの基準

確かにインターンシップ中に密かに選考が行われ採用に直結することもあるかもしれません。しかしインターンシップを採用のメインフィールドとして見すぎると、逆に慎重になりすぎて行動に移せなくなってしまいます。そうしているうちにインターンシップの時期が過ぎていく....という悲劇が起きます。

ではどういう基準でインターン先を選んでいくか

自分が経験を積みたい領域であれば、入るつもりのない企業でインターンシップをするのも大いにアリだと思うのです。

インターンで採用が決まるのはオマケ程度だと割り切ってどんどんインターンに出向きましょう。

全ては今後何十年と続く人生の経験のために。

インターンは学生の特権なのです。

義務でもないのです。別に行かなくても就職が決まることもあり得るので。かと言って、ただの権利でもないのです。利用すれば絶大な効果が期待できる特権なのです。

自分の興味がある領域の会社に潜入ができて、手取り足取り教えてもらいながら業務を体験できる。

こんな経験が出来る機会と場所は、今後どこにあるでしょうか?無いとは言い切りませんが、今よりずっとずっと行動的にならないとそのような場所は求められないのです。

学生の今だから、なんとなく参加した、ただ興味があるから参加した、が通用すると思っています。

自分ではこれは不謹慎な考え方だと思っていますが公平な考え方であるとも思っています。なぜなら社会に出たらみなさんは会社に利用される立場になるからです。学生のうちの今だからこそ、会社を利用できるのです。お互い様じゃないでしょうか?

大学生くらいになると、昔持っていた夢を変えてしまったという人も多いと思います。今は理系で理系の会社に進む気だったけど、昔自分の夢は文系の世界にあった人は、文系の会社インターンしても良いと思います。今は文系で文系の会社に進みたいけど、昔自分の夢は理系の世界にあった人は、理系の会社インターンしても良いと思います。

自分が変えよう、捨てようと思った夢の価値に気づけるかもしれないのです。

だから、入社する気がなくても単に興味があったり、10年後にその体験が活かせるかなと思ったらインターンに行ったらいいのです。


5.留学中にインターンをする「留学インターンシップ」

以上の話を踏まえれば、留学とインターンを同時に出来る「留学インターンシップ」は夢のような代物ではないでしょうか?

留学インターンシップとは、現地の企業やNPO法人でインターンをすることです。お金は出たり出なかったりしますが、良いではないですか。日本で積むインターンの経験よりも何倍も新鮮な経験が積めるはずです。

「海外インターンシップ」「インターンシップ留学」とも呼ばれたりしますが興味がある方は一度ググってみると良いでしょう。


ということでインターンシップに関するちょっと変わった記事でした。

この記事がみなさんの就職活動の糧になったことを祈って、

それでは!

PS

語学ブログらしく「Internship」の記事も昔作成したので、語源が気になる人は読んでみると発見があるかもしれません。


いつも記事を読んでいただきありがとうございます。英語学習に苦しんでいる方、つまらなそうに嫌々語学を学んでいる方が周りに居ましたら、シェアしていただければと思います。楽しく、深く、語学に取り組める人が1人でも増えたら幸いです。