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もしアドラーが「婚活1000本ノック」の第7話を観たら


(注)なかなかシュールな記事を書きました。


今期見てるドラマが2つある。

「不適切にもほどがある」と


「婚活1000本ノック」だ。


どちらも、おもしろいのだが、
この記事では「婚活1000本ノック」の話をしたい。


ーー

その前に、本ドラマの概要を簡単に。

3時のヒロインの福田麻貴さんが主演(南綾子)の
「婚活」がテーマの”コミカル”なドラマ。

福田麻貴さんの演技をみて、
”南綾子さん”ってこんな人なんだなぁ
と思ってしまうほど自然。
表情豊かなところも楽しくて好き。


公式サイト一文(以下)が、
本ドラマを上手くまとめている。

婚活戦国時代に最も笑えて、最も泣けて、そして勇気がもらえる奇想天外な婚活エンターテインメントドラマが、この冬誕生します!

「婚活1000本ノック」公式サイトより


この記事を書こうと思ったのは、
「嫌われる勇気」を読んだ直後の頭で見ると、
登場人物の言動に対して、言いたいことがたくさん出てきたからだ(余計なお世話)。


ーー

以下、アドラー目線で感想書きます
※「第7話」のネタバレ含みます

👰🔥🔥


アドラー心理学は、「勇気」の心理学


綾子は、幽霊役・山田(八木勇征)との
"疑似恋愛"が楽しく、すっかり婚活から遠ざかる。

「だって今が楽しいからやる気起きないんだもん」
と言う綾子に対して、山田の返し秀逸だった。

今の綾子さん、住心地が良いからって、
モデルルームに住み込もうとしている人と同じだよ!?

山田の台詞😂


モデルルームに住み込む人なんていないでしょ😂(笑)とツッコミつつも、

「変わりたいと言いながら居心地の良い場所から外に出る勇気がない」って、アドラー心理学に書いてた話!!と思った。


〜アドラーの解説〜

変われないでいるのは、なぜなのか?
それはあなたがご自身のライフスタイルを変えないでおこうと、不断の決心をしているからなのです。

「嫌われる勇気」より

人が変わりたいのに、変われずにいるのは、
「変わる"勇気"が足りないから」らしい。

つまり「変化に対する恐怖」が、
「現状に対する不満」を上回っているということ。



「綾子、ラジ男は絶対ダメ〜!!」


終盤、ラジ男(クソ男役)が
綾子に対して、こんなことを言ってくる。

「俺は、なんにも頑張れないんだよ」

「俺達みたいな何したって上手くいかないタイプって、いるんだよ、努力したって無駄」

「なんにも期待しないで、ただ一緒にいるのはどう?一人で過ごす寂しさから開放されるよ」

全体的に、よくない、よくないよ!


この台詞を聞いた瞬間、

何言ってるの!”なにかのせいで”〜できない、という発言は、劣等コンプレックスだし、そもそも、良い関係は自立している人間同士でしか成り立たないんだからね!!(一息早口)

と言っていた。


※前提として、ラジ男が「人と誠実に向き合わない人」という設定なのが重なり、厳しめです。笑



〜アドラーの解説〜

劣等感それ自体は、別に悪いものではない。(中略)
一方の劣等コンプレックスは、自らの劣等感をある種の言い訳に使い始めた状態のことを指します。

「嫌われる勇気」より


「劣等コンプレックス」とは、要は「変わりたくない」ということ。

もう少し具体的に言うと、
「今ある楽しみを犠牲にしたくない」「現実的な努力をしたくない」ということらしい。




最後に、本記事でも引用したので、アドラー心理学の入門書「嫌われる勇気」をのせておきます💁🏻‍♀️
(弟にも勧めた、今読んでるらしい)


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