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新古事記 ~日本版宇宙の創世記~

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この新古事記は、 宇宙の根源のアメノミナカヌシを中心に、 僕の観点で創作した物語です 「日本の国だけの神話」ではなく、 「世界が共有できる神話」を作りたい 世界中が共有できる…
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#日本精神

【永久保存版】神武天皇が志した建国の精神

【永久保存版】神武天皇が志した建国の精神

あなたは日本の始まりを知っていますか?

以前、
新古事記で日本の建国を書きましたが
日本が建国されたのは
今から2684年前。初代天皇は神武天皇です

神武天皇は、
別名を神日本磐余彦天皇(かむやまといわれひこのすめらみこと)
諱を彦火火出見(ひこほほでみ)と言います

高天原から地上に天孫降臨された
瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)
の曾孫に当たられ

父親が彦波瀲武鸕鶿草葺不合命
(ひこなぎさたけ

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「新古事記-あとがき」

「新古事記-あとがき」

「新古事記」あらすじ

新古事記とは、ある日僕に訪れた
インスピレーションを形にしたものです

それは日本神話「古事記」を
宇宙の根源神である「天之御中主様」の意識で
書いてみるということでした

でも、漠然としていてどうしていいか
わかりませんでした

そもそも、そこまでしっかり
古事記や日本書紀を読んだことはなかったので
まずは戦前の古事記の教科書を入手して
読むところから始めました

戦前の

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「新古事記-追記」日本にとっての神様とは?

「新古事記-追記」日本にとっての神様とは?

「新古事記」あらすじ

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「新古事記-追記」日本にとっての神様とは?

私たちは「多」であり
同時に「一」なのです

という言葉について
読み解けたらいいなと思います
この言葉は神道の本を読んでいる中で
出逢った言葉から書きました。

これを紐解くためには、
日本人が神様を
どう考えてきたのかを補足として
お伝え必要があると感じました

日本人は太古の昔から
何か人智を超えた存

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「新古事記-完」 ククリヒメの告白(新時代への誘い)

「新古事記-完」 ククリヒメの告白(新時代への誘い)

「新古事記」あらすじ

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「新古事記-完」ククリヒメの告白(新時代への誘い)

イザナギとイザナミが言い争っている時
現れたのが、ククリヒメでした。
そして、言い争っている2人に語りだしたのです

私たちは「多」であり
同時に「一」なのです

どういうことですか?
とイザナギは聞きました

ククリヒメは2人に向かって言いました

あなた達はこれまで
あらゆる面で分離を体験してき

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「新古事記⑧」オオクニヌシの挑戦(天の試練)

「新古事記⑧」オオクニヌシの挑戦(天の試練)

「新古事記」あらすじ

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「新古事記⑧」オオクニヌシの挑戦(天の試練)

ヤガミヒメの求婚に
兄弟達は怒り、オオナムヂ(後のオオクニヌシ)を
殺してしまおうと相談して、
オオナムヂを呼び出し

「この山の上に赤いイノシシがいる
 我々がそれを山から追っていくから
 お前は下で待ち構えて捕まえるように」

と言いました

そして山の上に登ると
イノシシに似た大きな石を火で真っ赤に

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「新古事記⑦」オオクニヌシの愛(神の化身)

「新古事記⑦」オオクニヌシの愛(神の化身)

「新古事記」あらすじ

前回のお話はこちら

新古事記⑦ オオクニヌシの愛(神の化身)

オオナムヂ(オオクニヌシ)には、
多くの兄弟がいました

兄弟達は稲羽(因幡国)の
ヤガミヒメを妻にしたいと思い

ある日、求婚のために稲羽に向かいました。
そしてオオナムヂに
袋を持たせて同行させました

その途中、海辺に皮を剥がれた
裸のウサギが倒れていたんです

兄弟たちは、そのウサギに気付くと

「お

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「新古事記⑤」天の岩戸(光と闇)

「新古事記⑤」天の岩戸(光と闇)

前回の話

新古事記⑤ 天の岩屋戸(光と闇)

イザナギが禊をしたときに生まれた
アマテラスの光は
世界を明るく照らしていました

でも同時に生まれたスサノオは
毎日、泣き続けたので
海も河もすっかり乾いてしまい
たくさんの禍が起こってきたのです

イザナギはスサノオと対話し、
彼を追放する決断を下しました

スサノオは、
「アマテラスにお別れを申し上げます」と言って、
アマテラスの元へ向かいまし

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「新古事記④」イザナギの禊(中今)

「新古事記④」イザナギの禊(中今)

(第4話)イザナギのみそぎ(中今)

帰ってきたイザナギは
水には再生の力が宿っているため
枯れた氣を取り戻すために川に入ります

最初に上流で過去に想いを馳せました
イザナミとの思い出は忘れがたく
悲しみに胸を締め付けられました

次に下流で未来に想いを馳せましたが
しかし、これから先どうしていけばいいのか
どうやって1人でどう世界を創造していくのか
心配と不安になりました

そして、どちらも心

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「新古事記③」黄泉の国(生と死)

「新古事記③」黄泉の国(生と死)

(第3話)黄泉の国(生と死の起源)

宇宙は
私たち全員が進化するための
特別な原理で満ち溢れています

私たちはこの宇宙をより豊かに感じるために
惑星の重力から「時間」を生み出し、
有限の「生」と「死」(黄泉の国)
の原理を創りました

イザナギとイザナミの愛は
多くの神々を生み出しましたが、
最後に火の神(カグヅチ)が誕生します

しかし、この火の神によって
イザナミは焼かれてしまい、
肉体を

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「新古事記②」神の国生み(男女)

「新古事記②」神の国生み(男女)

(第2話)地球の誕生

惑星はまだ固まっておらず、
水面に浮かんだ脂のようで
クラゲのように宇宙空間を漂っていました
私はこれを固めていくことにしました

私は
男性性(イザナギ)
女性性(イザナミ)という
二つの補い合う働きをつくりました

そして、愛をそれぞれが与えあい、
男性性と女性性が混ざり合うことによって
創造していく原理を作り上げたのです

例えば、太陽からの男性性の働きと
月の女性性

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「新古事記①」宇宙の始まり(陽陰)

「新古事記①」宇宙の始まり(陽陰)

私はこの宇宙の始まりの意識です
人は私のことをアメノミナカヌシ
または宇宙の根源神と呼んでいます

すべては私の想像から始まりました
私は夢を見たのです。広い宇宙を
その中には美しい光景がたくさん広がっていました

そして、私は真空の何もない空間から
宇宙を創り始めました
私が宇宙の創造を始めたころ
宇宙はただの真空だったのです

そこで私は
たくさんの粒子を生み出しました
しかし、天と地はまだ分

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「新古事記」想いとあらすじ

「新古事記」想いとあらすじ

これは新しい古事記の物語です
【新古事記~日本版宇宙の創世記 ~あらすじ】

アメノミナカヌシは宇宙の根源神として、
美しい世界を見てみたいという願いを持ちました
そして、意識の力を使って集中し、
宇宙を創造し、惑星を産み出しました

そのうち、美しい地球もその一つです

この物語は、
古事記を元に書いた創作で
宇宙がどう誕生し
地球や人類がどう生まれたのかという
日本版の宇宙創世記です

最初に

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