「新古事記②」神の国生み(男女)
(第2話)地球の誕生
惑星はまだ固まっておらず、
水面に浮かんだ脂のようで
クラゲのように宇宙空間を漂っていました
私はこれを固めていくことにしました
私は
男性性(イザナギ)
女性性(イザナミ)という
二つの補い合う働きをつくりました
そして、愛をそれぞれが与えあい、
男性性と女性性が混ざり合うことによって
創造していく原理を作り上げたのです
例えば、太陽からの男性性の働きと
月の女性性の働きが協力し合い、
月の重力によって潮の流れが生まれ、
海をかき混ぜて渦を作りました
そして、火山活動によって水分が蒸発し、
雨を降らせて大地を固めて行き
ついに最初の陸地(オノゴロ島)
※自ら固まった島の意
が誕生したのです
そして海の蒸発と潮の満ち引きが
長い時間をかけて繰り返される中で、
生命が誕生していくことになります
そして、イザナギとイザナミの愛から
多くの働き(神々)が生まれました
海の神(オホワダツミ)、河の神(ハヤアキツヒコ・ハタアキツヒメ)、
風の神(シナツヒコ)、木の神(ククノチ)、
山の神(オオヤマツミ)、草の神(カヤノヒメ)
など様々な働きの神々です。
山の神と草の神の愛によって土の神(アメノサヅチ)、
霧の神(アメノサギリ)、
谷の神(アメノクラト)など多くの神々も生まれました
また、建物の神なども誕生しました
これらの神々と共に、
私たちは地球を創造してきたのです
これはのちに生物にも引き継がれ
男性性と女性性が愛を持って繋がり
2つが合わさることで
生物自身が、新しい命を産み育て
協力して世界を作っていく仕組みが生まれました
この宇宙は愛でできています
その最も美しい愛が男女の愛なのです
私は、2つの相反する性質が助け合うことで
命の創造をしていくという
美しい原理を作り上げたのです
片方が愛するだけでは創造が生まれず
お互いが愛し合うことで創造が生まれる
私が意図した美しい宇宙の原理です
そして私たちは、
私達が生み出した自然は神であることを
忘れてはいけません
彼らはずっと見ています
自然にはそれぞれ意思があり
神としての破壊と創造の力を持ち
それぞれの役割の中で
地球の活動を常に優しく見守り
時に厳しく大きな指導しながら
万物を護り導いています
私たちの途切れる事のない愛情が、
この惑星を美しく創り上げているのです
「新古事記③」に続く
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