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#日本的宇宙の成幸法則
神道について「神道の真意」
「ここまでのまとめとして」
神道には仏像や経典といった
具体的な対象物は存在しません
神社も基本的には空間があるだけです
僕たち日本人はただ、
見えない存在を意識で感じ
すべてに感謝し手を合わせ
「神ながらの道を生きる」
ことを目指してきました。
自然を含むすべての存在は
「天」の一部(分御魂)であり、
すべてが「一体」であり、
僕たちは地上で活動する
自由意志を持った成長中の神霊
神道について 今に生きる
神道で重要な言葉の一つに
「中今」という言葉があります。
それは、過去と未来の中心である
「この瞬間」に生きることを示しています。
すべては「今の中」に存在しています。
過去の積み重ねが今となり、
今の積み重ねが未来を形作ります。
すべてが「今この瞬間」に内在しているのです。
過去でも未来でもなく、
現在この瞬間に
私たちは創造しています。
過去の延長線上の
今を創り出すことも可能
神道について 祭政一致
日本は祭政一致の国と言われます
政治は、政りごとであり
同時に祭りごとであり
祀りごとでした
日本人はどのように自分たちの進むべき
道を決めてきたのでしょうか?
それは「祈り」です。
手を合わせ、心を落ち着かせて
天の意思を受け取ることで方向性を得てきました
天と繋がり、インスピレーションを受けて
どう行動するべきか見つけてきたのです
日本人はこの世界(宇宙)が偶然ではなく、
自分たちの力
神道について あかき心
神道では、
すべての存在に神霊が宿っていると考えます
肉体(頭・胴・腕・脚)+神霊で「五体」です
五体満足はここから来ています。
人が亡くなると神霊は肉体から離れるので
五体のうちの神霊が抜けて
肉体だけが残り、四体(死体)となります。
そして、神霊は天に戻ることになります
日本人にとって
亡くなった人の霊は天に帰り、
いつでも僕たちを見守っている存在になります
だから
神道について 天とは何か
明治時代にアメリカで生まれ
戦前の日本で、30年神道を研究した
アメリカのジャーナリスト
JWTメーソンによると
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日本の歴史の出発点は「天」である
「天」は宇宙の空間的部分ではなく
非空間で主観的なものである
そのため神社には
天や神霊を表す
何の絵画も彫刻も用いない
神道の神話は、日本の起源を
「
神道について 私たちの本質
「一霊四魂」という概念は、
日本人の独自の考え方です
私たち日本人は
太古から万物は神霊であると考えてきましたが
西洋のような完全で
全能な存在とは思っていませんでした
それぞれは成長を続ける神霊だからです
このため、日本語の「神(かみ)」は
英語の絶対神を表す「God」とは異なり、
そのまま「Kami」と訳されます。
それぞれの神々は長所・短所があり
補い合っていると考えてきたからです