神道について「神道の真意」

2023年6月13日 21:48

「ここまでのまとめとして」
　
神道には仏像や経典といった
具体的な対象物は存在しません
神社も基本的には空間があるだけです

僕たち日本人はただ、
見えない存在を意識で感じ
すべてに感謝し手を合わせ

「神ながらの道を生きる」

ことを目指してきました。　

自然を含むすべての存在は
「天」の一部（分御魂）であり、
すべてが「一体」であり、

僕たちは地上で活動する
自由意志を持った成長中の神霊です

この世界は、
「天」が望んで作りたかった世界であり、
創造中の未完成の世界であり
僕たちは一人一人がこの肉体を通して
この世界を美しく完成させるための
役割を果たしています

神道の真の目的は、
「命を以ちて生まれ、
言依さしを賜い、
世をつくり固め成す」ことです。

天上界で活動する神霊と
地上界で活動する神霊が協力し、
創造活動をしています

僕たちは天命を思い出し、
「天」の意思を聞きながら
それぞれの立場で
一人一人がその役割を果たすことで、
素晴らしい世界を築いています

神様にお願いして何かをしてもらうことが
神社の本当の目的ではないと僕は思うのです

神社には「鏡」が置かれています。
それは神に祈るとき、
自分自身も神霊であり、
現実を創造する主人公であることを
忘れないようにするための
メッセージではないでしょうか

すべてが神であるという生き方は
奢り高ぶる、生き方ではなく
むしろ、すべての人が神であると
究極に謙虚に、すべての人を尊敬する道であり

同時に自分のことも大切にできる道であり
自然や物も神であると
すべてのものを愛し、感謝し
大切にする心だと思っています

僕たち一人一人が
神霊として役割を持って生まれています

一人一人が主役なんです。

この一度きりの人生において、
僕たちは自分が生まれた意味を思い出し、
天命を生きていく。

そんな人生にしていきたいですね

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