知里

BUMP OF CHICKENの音楽にたくさん助けてもらっています! 自分の経験が、今…

知里

BUMP OF CHICKENの音楽にたくさん助けてもらっています! 自分の経験が、今同じように悩む人の手助けになれば、と思っています。

記事一覧

変化を起こす

「今の環境を変えて、望むものを手に入れる」 何かを手に入れたいと思うとき、 何かを変えたいと思うとき、 受け身のまま、誰かの声掛けを待っているだけでは何も手に入ら…

知里
2年前
8

透明よりも綺麗なあの輝きを

2020年がもうすぐ終わる。 世界の多くの人にとっては、生き辛く、身動きが取り辛かったであろう2020年。 でも、私にとっては、 少なくとも生きてきた中で 1番と言っても…

知里
3年前
3

認められたいという気持ち

幼い頃からずっと、母に自分を認めてもらいたかった。 けれど「等身大の自分では認めてもらえない」ともずっと思っていた。 「母に認めてもらいたい」と思い続けた、つま…

知里
4年前
10

人との「縁」

SNSが苦手だった理由は、自信のない自分から何かを発信するなんて怖かったから。 発信した内容に対して、否定的な意見や批判が来た時に、「やっぱり私なんかが発信するの…

知里
4年前
10

「蛙化現象」とは何だったのか②

もちろん、これは私の場合であって「蛙化現象」に悩む人たちが全員当てはまるわけではないことも分かっている。 私は自分自身がどん底にいて、方法も原因も分からず迷って…

知里
4年前
13

「蛙化現象」とは何だったのか①

自分自身も完全に「克服した」とは言えない状態で、これを書くのもどうだろうか、と悩んだけれど、確実に「変わった」という自信があるので、書き切ることにした。 あれだ…

知里
4年前
18

虹色

それからは、ひたすらに彼らの曲を順番に追っていった。 離れてしまってからの楽曲、昔から何度も聴いていた楽曲。 彼らが送り出してくれたものを、全力で受け取りたくて…

知里
4年前
10

Aurora

仕事に忙殺されて触れる余裕さえなくなっていた「好きなこと」 母に必要のない気を遣って隠し続けた「好きなこと」 本を読むこと、歌うこと、文章を書くこと、他にもたく…

知里
4年前
7

気持ちは「見えない」

ある日、母と食事に行ったとき。 本当に突然、渡した手紙の話になった。 泣かずに話す自信がなかったけれど、このチャンスを逃したら話せないかもな、と思いガヤガヤした…

知里
4年前
11

やっと「変われた」と思えた

【あたたかいもの】 それからだ。 まだ、母と直接手紙の内容について話すことは出来ていなかったけれど、 なんだかずっと太陽が照らしてくれているような、 大好きだっ…

知里
4年前
9

怖かったけれど

何とか手紙を書き終えた。 パソコンで打ち込んだ文章を、白い便箋に書き写していった。 何枚くらいになっただろう、覚えてはいないけれど、右手が痛くて、封筒もぱんぱん…

知里
4年前
5

泣きながら書いた手紙

便箋と封筒を買ったものの、書き出しから躓いてしまったので、とりあえずパソコンに打ち込んで整えてから清書しようと決めた。 まずはどうしてこの手紙を書こうと思ったの…

知里
4年前
7

やっぱり駄目だった

お付き合いが始まったけれど、すぐに気付いた。 「やっぱり無理だ」 「女性として見られている」と思うだけで気持ちが悪くなってしまう。 それまで嫌悪感なんて一切感じ…

知里
4年前
10

追いかけてくる

夏の終わり、会社を退職した。 当時は課長が不在で、役職はついていないものの課長職のような仕事をしていたので、かなり引き止められたし、上司から嫌がらせのような事も…

知里
4年前
8

変わり始めた

今まで「苦手」だったり「他人の目を気にして出来なかったこと」を、意識的にするようになってから、少しずつ少しずつ変わり始めた。 自分に自信はまだまだなかったけれど…

知里
4年前
9

すこしずつ、すこしずつ

自分に自信のない原因がなんとなく分かって、少し気持ちが楽になった。 でも、問題はまだ何も解決していない。 蛙化現象も治っていないし、母との違和感も解消していない…

知里
4年前
5
変化を起こす

変化を起こす

「今の環境を変えて、望むものを手に入れる」

何かを手に入れたいと思うとき、
何かを変えたいと思うとき、
受け身のまま、誰かの声掛けを待っているだけでは何も手に入らないし変わらない。

と思う。

何かを手に入れたいなら
「それが欲しい」と声に出したり
手に入れるための行動の先に結果があるし

何かを変えたいなら
「変われ」と願っているだけでは何も変わらない。

何を、どう変えたいのか
そのために

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透明よりも綺麗なあの輝きを

2020年がもうすぐ終わる。

世界の多くの人にとっては、生き辛く、身動きが取り辛かったであろう2020年。

でも、私にとっては、
少なくとも生きてきた中で
1番と言っても過言ではないほどの
「この上なく穏やかで幸せな1年」だった。

憧れ続けていたものがあった。
ずっとずっと手に入れたかったもの。
変わりたい、と願った理由。

変わろうと決め、
でも変わることが怖くて
泣きながらそれでも動き続

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認められたいという気持ち

認められたいという気持ち

幼い頃からずっと、母に自分を認めてもらいたかった。

けれど「等身大の自分では認めてもらえない」ともずっと思っていた。

「母に認めてもらいたい」と思い続けた、つまり、「まだ母から認められていない」と思い続けた結果、私は自分に自信なんて持てない自己肯定感の恐ろしく低い人間になってしまい、それによって色んな事(本当にいっっっろんな事)に悩まされた。

そんな自分は嫌だと、3・4年前から必死で自分に向

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人との「縁」

人との「縁」

SNSが苦手だった理由は、自信のない自分から何かを発信するなんて怖かったから。

発信した内容に対して、否定的な意見や批判が来た時に、「やっぱり私なんかが発信するのが間違い」となるのが怖かったから。

それでも

自分が少しずつ変わっていくにつれて、出てきた気持ち。

BUMP OF CHICKENを好きな人と繋がりたい。

BUMP OF CHICKENを好きな人と話してみたい。

その気持ちで

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「蛙化現象」とは何だったのか②

「蛙化現象」とは何だったのか②

もちろん、これは私の場合であって「蛙化現象」に悩む人たちが全員当てはまるわけではないことも分かっている。

私は自分自身がどん底にいて、方法も原因も分からず迷っていた時に「情報」と「経験談」が欲しい、とずっと思っていたけれど、

結局はそれぞれ原因も対処法も違って、

自分自身で糸口を見つけて、それを捕まえて、ほどいていくしか方法はないんだと思う。

本当に辛くて、何度も逃げ出したし、投げ出したし

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「蛙化現象」とは何だったのか①

「蛙化現象」とは何だったのか①

自分自身も完全に「克服した」とは言えない状態で、これを書くのもどうだろうか、と悩んだけれど、確実に「変わった」という自信があるので、書き切ることにした。

あれだけ私を苦しめた「蛙化現象」とは何だったのだろう。

自分に自信がないことが原因で、好意を寄せてくれる男性に嫌悪感を抱いてしまう。

誰に相談しても「考えすぎ」「わがまま」「相手がかわいそう」としか返って来なくて。

「私がおかしい」と自分

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虹色

虹色

それからは、ひたすらに彼らの曲を順番に追っていった。

離れてしまってからの楽曲、昔から何度も聴いていた楽曲。

彼らが送り出してくれたものを、全力で受け取りたくて、何度も何度も聴いた。

ずっとずっと長い間、灰色だった世界が、彼らの音楽のおかげで虹色になったようだった。

散歩をしていても、転職の面接に向かう道すがらも、家事をしているときも、電車に乗っている瞬間でさえ、彼らの音楽があればキラキラ

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Aurora

Aurora

仕事に忙殺されて触れる余裕さえなくなっていた「好きなこと」

母に必要のない気を遣って隠し続けた「好きなこと」

本を読むこと、歌うこと、文章を書くこと、他にもたくさんあるけれど、

その時、私の心の中に強く溢れていたこと。

BUMP OF CHICKENの曲に触れたい

ずっと押さえつけていたものがなくなって、一気に溢れ出したような感覚だった。

その年に彼らがツアーをしていたことも、このとき

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気持ちは「見えない」

気持ちは「見えない」

ある日、母と食事に行ったとき。

本当に突然、渡した手紙の話になった。

泣かずに話す自信がなかったけれど、このチャンスを逃したら話せないかもな、と思いガヤガヤした飲食店で二人で話した。

「あれはこういう意味だった」

「こういう経緯があってその言葉を言ったの」

「そんなこと思ってるなんて知らなかった」

私が受け取った形とは全く違う、その時のその言葉を言った母の気持ちを知ることができた。

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やっと「変われた」と思えた

【あたたかいもの】

それからだ。

まだ、母と直接手紙の内容について話すことは出来ていなかったけれど、

なんだかずっと太陽が照らしてくれているような、

大好きだった人と両想いになれたような、

美しい景色を見たような、

とにかく「あったかいもの」が心の中にずっとあった。

徐々にではあったけれど、母との会話も苦ではなくなっていったし、

今までだったら「母が」どう思うかを無意識に考えて返事

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怖かったけれど

怖かったけれど

何とか手紙を書き終えた。

パソコンで打ち込んだ文章を、白い便箋に書き写していった。

何枚くらいになっただろう、覚えてはいないけれど、右手が痛くて、封筒もぱんぱんだったので、10枚以上はあったと思う。

・・・書き終えてしまった。

いつ、渡そう。

書き終えることは出来たけれど、正直、渡せる気がしなかった。

こんな手紙を渡したら本当に出て行けと言われてしまうかも知れない、とその時は本気で思っ

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泣きながら書いた手紙

泣きながら書いた手紙

便箋と封筒を買ったものの、書き出しから躓いてしまったので、とりあえずパソコンに打ち込んで整えてから清書しようと決めた。

まずはどうしてこの手紙を書こうと思ったのかの経緯と「普通」に「素直」に話が出来るようになって「違和感」を無くしたいからだ、ということを書いたと思う。

何度も何度も言い訳がましくなってしまったり、この言い方は傷付けてしまう、と書き直したりしたけれど、どんな書き方をしたって結果傷

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やっぱり駄目だった

やっぱり駄目だった

お付き合いが始まったけれど、すぐに気付いた。

「やっぱり無理だ」

「女性として見られている」と思うだけで気持ちが悪くなってしまう。

それまで嫌悪感なんて一切感じなかったのに。

電話が来るたびに「出たくない」と思った。

駅で私を待つ彼を見るたびに「気持ち悪い」と感じた。

一緒に出掛ける日が近付けば近付くほど気分が滅入った。

そんな状態だったから、結局4か月程でお別れしてしまった。

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追いかけてくる

追いかけてくる

夏の終わり、会社を退職した。

当時は課長が不在で、役職はついていないものの課長職のような仕事をしていたので、かなり引き止められたし、上司から嫌がらせのような事もされた。

残していってしまう、今まで一緒に働いていた人達に「申し訳ない」という気持ちももちろんあった。

でも、みんな自分の人生にしか責任は持てない。

だから私の人生に責任を持てるのは私だけなのだ。

それなら、私は自分の気持ちに正直

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変わり始めた

変わり始めた

今まで「苦手」だったり「他人の目を気にして出来なかったこと」を、意識的にするようになってから、少しずつ少しずつ変わり始めた。

自分に自信はまだまだなかったけれど、必要以上に他人の目を気にすることが無くなった。

自分の意見を言えるようになってきた。

そして自分を大切に出来るようになってきた。

「甘やかす」わけではなくて、「大切に」。

自分に嘘をついてまで相手に合わせない。

自分の気持ちを

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すこしずつ、すこしずつ

すこしずつ、すこしずつ

自分に自信のない原因がなんとなく分かって、少し気持ちが楽になった。

でも、問題はまだ何も解決していない。

蛙化現象も治っていないし、母との違和感も解消していない。

でも、以前感じたような「焦り」はなかった。

少しずつで良い。ゆっくりで良いから変わっていこう。

そう思えるようになっていた。

【まず始めたこと】本当に小さなことから始めた。

初めにした「小さな成功体験を継続して経験する」を

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