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すこしずつ、すこしずつ

自分に自信のない原因がなんとなく分かって、少し気持ちが楽になった。

でも、問題はまだ何も解決していない。

蛙化現象も治っていないし、母との違和感も解消していない。

でも、以前感じたような「焦り」はなかった。

少しずつで良い。ゆっくりで良いから変わっていこう。

そう思えるようになっていた。

【まず始めたこと】

本当に小さなことから始めた。

初めにした「小さな成功体験を継続して経験する」を、もう一度。

でも以前とは違う。ただの目標ではなく「苦手意識を持って今まで避けていたこと」をやっていく。

書き出していくと笑ってしまう程小さなことだけれど、苦手だと思い込んで避けてきたことをする方が、絶対に自信につながると確信を持っていた。

・一人でスタバに行って注文する

・今度は商品を注文後、店内で一人で座って過ごしてみる

・ガソリンスタンドのセルフを、店員さんに教えてもらいやってみる

・外出時にイヤホンをつけない

・自分には不相応、と思っていた(でも気になっていた)洋服屋さんに入ってみる

・一人でカラオケに行く

とか、本当にそんなこと。

でも、全部「他人の目線」を気にして出来なかったことだった。

もちろん怖かったし、ドキドキしたし、ソワソワしたし、不安だったし、実行する前は入念に下調べをして、おろおろしたりしないように準備をしたけれど、やってみたら「なんだ・・・できちゃった。」という感じだった。

自分で「苦手・出来ない」と決めつけていただけ。

自分の世界は自分が決めているんだなあ、と感じた瞬間だった。

【同時進行】

そして同時進行で「婚活」を始めた。

蛙化現象を克服するには、母親との違和感の解消が先と頭では分かっていたけれど、やっぱりそれだけはどうしても出来る気がしなかった。

避けてきた苦手な事の中に「男性と2人の空間にいること」も含まれていたので、結婚だってもちろんしたいし、強制的にその空間が生まれる「婚活」をしよう、という感じだった。

婚活アプリを使うことも「怖いこと」だったけれど、苦手なことをあえてする、と決めていたので注意するところはしっかり注意して活用し始めた。

1年間で20~30人は実際に会ったと思う。

LINEのIDの交換を断っただけでそれ以降連絡のない人もいたし、実際に会ってびっくりするような人もいた。

私は「また会いたい」と思ってもお相手がそうじゃなかったり、その逆だってもちろんあった。

少し荒治療ではあったけれど
「否定されること(2回目に繋がらないこと)」や
「認めてもらえないこと(女性として魅力的と思ってもらえないこと)」
「必要とされないこと(付き合いたいと思われないこと)」
をマイナスとして受け取る暇がないくらいに色んな人と会うようにした。

何人か継続して会っていた人もいたけれど、やっぱりどこかぎこちなくて、上手くいかなかった。

だって、取り組む順番が違ったから。

母親との違和感が先。

いつも頭の中にはあったけれど、往生際が悪く逃げ続けていた。

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