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「蛙化現象」とは何だったのか②

もちろん、これは私の場合であって「蛙化現象」に悩む人たちが全員当てはまるわけではないことも分かっている。

私は自分自身がどん底にいて、方法も原因も分からず迷っていた時に「情報」と「経験談」が欲しい、とずっと思っていたけれど、

結局はそれぞれ原因も対処法も違って、

自分自身で糸口を見つけて、それを捕まえて、ほどいていくしか方法はないんだと思う。

本当に辛くて、何度も逃げ出したし、投げ出したし、誰かにどうにかしてもらおうとしたこともあったけど、結局は自分でどうにかするしかなかった。

でも、「自分で」頑張ったからこそ、

「自分で」必死で、泣きながら、歯を食いしばりながらしがみついたからこそ、

その経験が自分の中にちゃんと残っている。


大丈夫 見つけたものは本物だよ
出会った事は本当だよ

捨てられないから持ってくよ 迷子だった時も
出会った人は生き物だよ 生きてた君は笑ってたよ

迷ってた僕と歩いたよ 偽物じゃない荷物だよ
これだけあれば きっと僕でいられるさ

ー出典:「arrows」/作詞作曲:藤原基央

自分のしていることが正解かなんて分からなかったし、

本当に変われるのかなんてもっと分からなかったけれど、

ぐるぐる同じところを何度も歩いて、迷ったけれど、

今、私は自分が思い描いたように自由になれた。

それはこれまでに「正解か分からない」と思いながらも続けてきたことが自分の中に残っているからで、ひとつひとつ「自分」のかけらを手に入れていった、その経験さえあれば「自分でいられる」と思えるからだ。

それだけ徹底的に「自分」を探して、「自分」を見つけて、「自分」を大切にして「自分の中に折れない芯」を作ったからだ。

結局は、ありふれた言葉になってしまうけれど、「自分」を徹底的に大切にする事が大切なんだと思う。

自分が望むもの、自分がしたい事、自分が居たい場所

ちゃんと自分の本当の声を聞いて、それを行動に移す事が大切なんだと思う。

「蛙化現象」がどんなに辛くて、気持ち悪くて、悲しいものかは身をもって知っている。

そして、他人から理解されにくい事だということも。

でも、それから目を背けて逃げていても、ずっと追いかけてくる。

形を変えて、色んな所でまた目の前に現れる。

それなら、しっかり見つめて向き合うしかない。

なぜ「蛙化現象が」起きるのか、原因を見つめて、それを少しずつほどいていくしかない。

誰も助けてくれないから。

原因はそれぞれだけれど、自分に自信がないことが原因かもと思うなら、自分の気持ちに正直に生きてみて欲しい。

私の場合はこれまで書いてきた通りの方法で辿り着けたけれど、自分の方法を見つけて、とことん向き合ってみて欲しい。

どうか、この情報が、必要とする人に届きますように。

そして、少しでも力になれたら、と願ってやまない。

「私だけじゃない」「こんな人もいるんだ」「私だって変われるかもしれない」と思う原動力になれたならば、本当に、嬉しい。

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