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合気道

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#身体操作

三つ目の段階

三つ目の段階

「武術」「武道」と聞くと

「身体能力に関係ない」
「男女関係ない」 

というのはある意味お決まりで言われることですよね。

私は大学時代にそこに魅力を感じで合気道部に入りましたし。

とはいえ

「身体能力に関係ない」
「男女関係ない」 

とは何を根拠にそう言っているのか、という具体的な話をしようとするとちょっと難しい。

格闘技だって運動が苦手な人も練習を積み重ねていけば強くなっていくし、

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身体操作の枠組み

身体操作の枠組み

合気道の稽古をしていると面白いことがありました。

以前私の稽古会に武道未経験の女性と極真空手経験者の女性が来ました。

ますは受身をやってもらうと、未経験の女性は10分程度で受身の形ができるようになり、極真空手経験者の女性は週一の稽古を一か月弱やってもなかなか形にならず。

私の言語化能力不足もあるでしょうが、「どうしても思った通りに体が動いてくれない」と言っていたのが印象的でした。

武道を経

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二つの流派に繋がる点

二つの流派に繋がる点

私が今までに学んだ合気道は

大学で学んだ光輪洞合気道
警視庁合気道指導員研修で学んだ養神館合気道

の二つ。

この二つの流派に繋がる理合があるんじゃないかと考えているところです。

ここからは私の視点で、私自身が体感してきたことから生まれた仮説に過ぎません。

光輪洞合気道をされている方からしたら「その考え方は開祖と違う!」となるかもしれませんし

養神館合気道をされている方からしたら「その段

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合気道でのイメージの重要性とは

合気道でのイメージの重要性とは

最近、「合気道の身体操作」に関してどんどん言葉で表現できるようになってきました。

具体的に答えることができると稽古に来られた方も非常に納得感があっていいようです。

ただ言語化が進むほど、気をつけることが倍増していきます。

姿勢
脱力
目附
間合い
体幹の操作
手の持ち方
関節の固定
重心の位置
タイミング

などなど。

これを相手と対峙している中で同時並行で考えるのは無理があるというもの。

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12年間合気道を継続できている理由

12年間合気道を継続できている理由

合気道を初めて12年、思い返すと色々な武道・格闘技を経験したなと思うところ。

キックボクシング
総合格闘技
少林寺拳法
琉球古武術
ジークンドー
システマ
空手
ローコンバット
柔道
剣道
逮捕術
古武術
シラット

かじったのはこれぐらいですね。

合気道でガッツリやったのは

・光輪洞合気道
・養神館合気道

で、かじったのは

・合気会
・心身統一合気道

こんなに色々やっておきながらメイ

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型稽古って必要?

型稽古って必要?

合気道に限らず、多くの武道において「型」をすることは重要だとよく聞きますよね。

「でも型なんてやっても実戦じゃ使えないじゃないか」

大学時代の私が思っていたことです。

当時は少林寺拳法部の友人とよく組手をしていました。

その際に型にある技を使おうとしても全く使うことができなかったのです。

平均2週間に1回を3年間、約72回の組手のうち、合気道の技が決まったのは1回のみ。

(2週間に1回

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