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『時間の感じかたを変える』生きかた

仕事や旅行などで
「初めて」訪れる場所へ向かうとき
「行き」の時間よりも
「帰り」の時間が
短く感じる
ことが多いと思います。

この現象は「帰り道効果」と呼ばれ

「予測」と「経験」の違いによって生じます。


帰り道が短く感じられるのは
往路に掛かる時間を短く見積もり
その結果
復路に掛かる時間を過剰に見積もるため
との研究結果もあります。


初めて経験することに関しては
ココロと記憶がまっさらな状態であるため
「経験する」ことに対しての予備知識がなく
時間的予測がまったくつかない。


一方で

一度経験したことに関しては
身をもっての体験や
五感を通して得た風景や空気など
ココロと記憶に定着した
なんらかの「事実」があるため
ある程度は未知を「攻略」している。


人は自分の「経験」を元に
時間を計算することを
無意識のうちに行っているため
経験の浅い若い頃よりも
経験値を積み年齢を重ねた後の方が
時間の経過が早く感じる。


別の視点から見てみると
たとえば
推しのアーティストのライブや
大好きな彼氏彼女とのデートとか
仲の良い友達との飲み会など

「楽しい」と感じることは
時間が経つのが早い。


しょーもない会議や
電車や病院の待ち時間とか
気の進まない飲み会など

「苦痛」が伴うことは
時間が経つのが遅い。



また

その「楽しみ」を『待つ』時間も長く感じる。


たとえば
次の休日までの時間であったり
それこそライブの日までの日数であったり
ネットで買った商品の到着であったり
「まだかな~まだかな~」と
心待ちに考えている時間
思いのほか長いものです。

人生は
30歳を過ぎると
あっという間だとか
40歳を過ぎると
転がるように時間が過ぎるとか
そんなことを耳にする機会が多い
です。

しかし
30歳も過ぎると
大体のことは経験済みであり
その経験値からの時間的予測もつきやすくなる。

やらなければならないことがたくさんあり
満足度が高く
充実した
密度の濃い時間を
過ごす年代とも言えますが

時間をある程度
コントロールするチカラを取得していたり
日々の生活が時間をもとに
ルーティン化されていることが
時間が過ぎるのが早い要因とも言えます。


だけど
そんなときだからこそ

『まだ経験したことのないこと』

『楽しいと感じココロが動くこと』

『感動を得るための
 目標達成までの待ち時間の設定』



を見付けることで
時間の流れをより価値あるものにすることが
可能になるのではないでしょうか。

どのように時間を感じるかは
個々の生き方や価値観によって
異なりますが
自分にとって
意味のある方法で時間を過ごすこと

最終的には最も重要です。

時間の流れを楽しむ余裕を創りたいですね。





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