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情報紙編集部を経て広告会社のライターに。もっとことばの力を磨きたい。「企画メシ2021…

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情報紙編集部を経て広告会社のライターに。もっとことばの力を磨きたい。「企画メシ2021」59番。旅とお菓子と本が好き。心のふるさとはギリシャ。

記事一覧

私はゆっくり私に還る

 ずっと変わりたいと思っていた。このままじゃいけないと感じていた。だからこのことばを目にしたとき、不意をつかれたような気持ちになった。文章を追いながら、思わず涙…

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1年前
18

2023年、希望の一文字

 気づけば、2023年が始まって10日以上経っていました。  昨年末に会社で、今年の自分の漢字一文字を発表することになりました。考えた末に私が選んだのは「止」という文…

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1年前
5

うまくやろうとするよりも(企画メシ2022-3)

コピーライター・作詞家の阿部広太郎さんが主宰する連続講座「企画でメシを食っていく」(企画メシ)。【企画メシ2022】第3回は【なんとかしたいの企画】。2021企画生の…

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1年前
18

一瞬の勇気と、少しの覚悟を。(『企画メシ』プレイベントVol.1を終えて)

 コピーライター・作詞家の阿部広太郎さんが主宰する連続講座「企画でメシを食っていく(企画メシ)」。私は「企画メシ2021」の「企画生」(受講生をこう呼ぶ)になりました…

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1年前
15

知らぬまに、手を引かれてた。私が企画生になる日まで2(企画メシ2021)

2021年6月、私は「企画生」になった。コピーライター・作詞家の阿部広太郎さんが主宰する連続講座「企画でメシを食っていく(企画メシ) 2021」。阿部さんと「企画メシ」…

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2年前
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「あなたはあなたになっていく」ー『超言葉術』とSchooと私

2020年4月14日の夜、私はチャットに流れる言葉を一心に追いかけていた。コピーライター・作詞家の阿部広太郎さんが講師を務める『Schoo』の授業『心をつかむ超言葉術』、…

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2年前
35

同じ名を持つわたしたち。企画メシのその先に

 新しい年が始まったけれど、まだまだ書き尽くせない「企画メシ2021」のこと。昨年私が参加したコピーライター・作詞家の阿部広太郎さんが主宰する連続講座「企画でメシを…

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2年前
19

答えは自分で書いていた。(企画メシ8−2)

 コピーライター・作詞家の阿部広太郎さんが主宰する連続講座「企画でメシを食っていく(通称企画メシ) 2021」。12月11日に半年の講義が終わった。最終講義では希望者の…

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2年前
28

タイミングは、いつだって今。 私が企画生になる日まで (企画メシ2021)

 ふわふわした気持ちと、あたたかい余韻がずっと続いて、ホテルについてからもなかなか眠りにつくことができなかった。窓の外には、みなとみらい の夜景が広がる。  コピ…

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2年前
32

明るい空へ飛び立とう。(企画メシ8-1)

 コピーライター阿部広太郎さんが主宰する連続講座「企画でメシを食っていく」。半年間の講座が、先日、最終回を迎えた。ずっとオンライン開催だったので、初のリアルとオ…

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2年前
29

ぬくもりは、さざなみのように。 (企画メシ7−2)

 コピーライターの阿部広太郎さんが主宰する連続講座「企画でメシを食っていく(企画メシ) 2021」に参加しています。第7回目の講師はRadiotalk代表の 井上佳央里さん。…

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2年前
12

ダメな自分はダメじゃなかった。 /『それ、勝手な決めつけかもよ?』読書感想文

 ページをめくりながら、初めてこの本を読んだときのことを思い出した。コピーライターの阿部広太郎さんの著書『それ、勝手な決めつけかもよ?だれかの正解にしばられない…

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2年前
17

書くことも、話すことも、聞くことも、すべてことばと向き合うことだった。 (企画メシ7)

 ライターとして働いてきた私。書くことは好きだけれど、話すことは苦手だと思ってきた。コピーライターの阿部広太郎さんが主宰する連続講座「企画でメシを食っていく(企…

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2年前
38

私だからできることを探して(企画メシ6-1)

コピーライターの阿部広太郎さんが主宰する連続講座「企画でメシを食っていく2021」(通称 企画メシ)。第6回は、「食べチョク」を運営する 株式会社ビビッドガーデン代表…

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2年前
11

"食業"講座「生産者さんとオンラインで車座トーク」(企画メシ6−0)

コピーライターの阿部広太郎さんが主宰する連続講座「企画でメシを食っていく2021」(通称 企画メシ)に参加しています。第6回は、食べチョク代表の秋元里奈さんを迎えて…

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2年前
20

見えたら、行ける。(企画メシ5)

 阿部広太郎さんが主宰する「企画でメシを食っていく(企画メシ)2021」も折り返し地点を過ぎた。第5回のテーマは「本の企画」。講師はライツ社代表の大塚啓志郎さん。 …

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2年前
18
私はゆっくり私に還る

私はゆっくり私に還る

 ずっと変わりたいと思っていた。このままじゃいけないと感じていた。だからこのことばを目にしたとき、不意をつかれたような気持ちになった。文章を追いながら、思わず涙が滲んだ。

 「あなたはあなたになっていく。」

 私の「#忘れられないことば」は、コピーライターの阿部広太郎さんのことばだ。

「あなたはあなたになっていく。」 私がこのことばに出会ったのは、阿部さんが主宰する連続講座「言葉の企画201

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2023年、希望の一文字

2023年、希望の一文字

 気づけば、2023年が始まって10日以上経っていました。
 昨年末に会社で、今年の自分の漢字一文字を発表することになりました。考えた末に私が選んだのは「止」という文字。新しいことに挑戦したり、この数年自分なりに頑張ってきたつもりだけれど、昨年はふと立ち止まって自分を振り返ることや、前に進めず足踏みするような気持ちを感じることも。そこで、この文字を選びました。

 コピーライター・作詞家の阿部広太

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うまくやろうとするよりも(企画メシ2022-3)

うまくやろうとするよりも(企画メシ2022-3)

コピーライター・作詞家の阿部広太郎さんが主宰する連続講座「企画でメシを食っていく」(企画メシ)。【企画メシ2022】第3回は【なんとかしたいの企画】。2021企画生の私、今回、聴講生として参加しました。

なんとかしたいの企画これが難しくて、ずっとモヤモヤ、ぐるぐるしていました。以前、別のところで取り組んだ課題にも通じるものがあります。

講義では、阿部さんからこんな言葉がありました。
「なんと

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一瞬の勇気と、少しの覚悟を。(『企画メシ』プレイベントVol.1を終えて)

一瞬の勇気と、少しの覚悟を。(『企画メシ』プレイベントVol.1を終えて)

 コピーライター・作詞家の阿部広太郎さんが主宰する連続講座「企画でメシを食っていく(企画メシ)」。私は「企画メシ2021」の「企画生」(受講生をこう呼ぶ)になりました。
 先日、チャンスをいただいて、企画メシ修了生の一人として、お話しする機会をいただきました。イベントが終わってから考えたこと、うまく話せなかったと感じていることがあり、noteに書くことにしました。

タイミングは、待つだけでなく、

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知らぬまに、手を引かれてた。私が企画生になる日まで2(企画メシ2021)

知らぬまに、手を引かれてた。私が企画生になる日まで2(企画メシ2021)

2021年6月、私は「企画生」になった。コピーライター・作詞家の阿部広太郎さんが主宰する連続講座「企画でメシを食っていく(企画メシ) 2021」。阿部さんと「企画メシ」を知ってから企画生になるまでのことは以前書いたけれど、まだ書ききれなかったことがある。

先輩企画生に出会った日 2021年、オンラインで開催された「いつか仕事で再会するための連続講座『企画でメシを食っていく2021』」にエントリ

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「あなたはあなたになっていく」ー『超言葉術』とSchooと私

「あなたはあなたになっていく」ー『超言葉術』とSchooと私

2020年4月14日の夜、私はチャットに流れる言葉を一心に追いかけていた。コピーライター・作詞家の阿部広太郎さんが講師を務める『Schoo』の授業『心をつかむ超言葉術』、第一回目だった。
この日から月に1回行われてきたオンライン授業はまる2年続き、次回24回目で、ついに最終回を迎える。

最終回を迎えると知り、こうツイートした。
「毎月のこの時間にどれだけ励まされてきたか。うつむきがちな気持ちを上

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同じ名を持つわたしたち。企画メシのその先に

同じ名を持つわたしたち。企画メシのその先に

 新しい年が始まったけれど、まだまだ書き尽くせない「企画メシ2021」のこと。昨年私が参加したコピーライター・作詞家の阿部広太郎さんが主宰する連続講座「企画でメシを食っていく(通称企画メシ) 2021」。
 最初のメールで、一緒に学ぶ81名の企画生(受講生をこう呼ぶ)が紹介された。名前を追っていて、目が止まった。私と同じ名の人がいる。それも漢字まで同じ。講座が始まる前から頭に残っていた。

私には

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答えは自分で書いていた。(企画メシ8−2)

答えは自分で書いていた。(企画メシ8−2)

 コピーライター・作詞家の阿部広太郎さんが主宰する連続講座「企画でメシを食っていく(通称企画メシ) 2021」。12月11日に半年の講義が終わった。最終講義では希望者の発表があり、私もその機会をもらった。最後の課題は「自分の企画」。私の「自分の企画」は、第一回の講義の課題「自分の広告」と、不思議とつながるものになっていた。

コピーライターになりたかった私

 企画メシ第一回の課題「自分の広告」で

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タイミングは、いつだって今。 私が企画生になる日まで (企画メシ2021)

タイミングは、いつだって今。 私が企画生になる日まで (企画メシ2021)

 ふわふわした気持ちと、あたたかい余韻がずっと続いて、ホテルについてからもなかなか眠りにつくことができなかった。窓の外には、みなとみらい の夜景が広がる。
 コピーライターの阿部広太郎さんが主宰する連続講座「企画でメシを食っていく(企画メシ) 2021」。今年6月に始まった講義は、12月11日に終わりを迎えた。最終講義は、横浜みなとみらいのシェアスペース「BUKATSUDO」とオンラインをつないで

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明るい空へ飛び立とう。(企画メシ8-1)

明るい空へ飛び立とう。(企画メシ8-1)

 コピーライター阿部広太郎さんが主宰する連続講座「企画でメシを食っていく」。半年間の講座が、先日、最終回を迎えた。ずっとオンライン開催だったので、初のリアルとオンラインをつないだ開催。はじめて会うけどはじめてじゃない不思議な感覚。あっという間の熱い1日だった。

課題の中にチャンスを見つける。

 最後の講義が始まり、阿部さんが今までの講師の方の言葉を振り返る。半年間のできごとがよみがえる。

 

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ぬくもりは、さざなみのように。 (企画メシ7−2)

ぬくもりは、さざなみのように。 (企画メシ7−2)

 コピーライターの阿部広太郎さんが主宰する連続講座「企画でメシを食っていく(企画メシ) 2021」に参加しています。第7回目の講師はRadiotalk代表の 井上佳央里さん。事前に出される課題は、音声配信サービス「Radiotalk」での生配信でした。

小さなしあわせに目を向けて 話すのが苦手な私。一人ではとても話せる気がしなくて、誰かと一緒にやれないかな、と思いました。「チームの企画」で一緒に

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ダメな自分はダメじゃなかった。 /『それ、勝手な決めつけかもよ?』読書感想文

ダメな自分はダメじゃなかった。 /『それ、勝手な決めつけかもよ?』読書感想文

 ページをめくりながら、初めてこの本を読んだときのことを思い出した。コピーライターの阿部広太郎さんの著書『それ、勝手な決めつけかもよ?だれかの正解にしばられない「解釈」の練習』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)。

 会社帰りにバスターミナルで、バスを待ちながら本を開いた。目に飛び込んできたことばに手が震えそうになった。

勝手に自分を諦めない。
勝手に自分を決めつけない。
勝手に自分をみくびら

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書くことも、話すことも、聞くことも、すべてことばと向き合うことだった。 (企画メシ7)

書くことも、話すことも、聞くことも、すべてことばと向き合うことだった。 (企画メシ7)

 ライターとして働いてきた私。書くことは好きだけれど、話すことは苦手だと思ってきた。コピーライターの阿部広太郎さんが主宰する連続講座「企画でメシを食っていく(企画メシ) 2021」。第7回目の講師はRadiotalk代表の 井上佳央里さん。事前に出された課題は、音声配信サービス「Radiotalk」での生配信だった。

苦手なものに、向き合う機会 実は数年前にも「話すこと」に向き合わなければと思っ

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私だからできることを探して(企画メシ6-1)

私だからできることを探して(企画メシ6-1)

コピーライターの阿部広太郎さんが主宰する連続講座「企画でメシを食っていく2021」(通称 企画メシ)。第6回は、「食べチョク」を運営する
株式会社ビビッドガーデン代表の秋元里奈さんを迎えての「食の企画」。秋元さんのお話に、自分の経験を振り返りながらメモを取った。

不安を言葉にしてみる 実は「リスクを取らない安定思考」だという秋元さん。リスクと思っていることは、言語化できていないことが多い。起業を

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"食業"講座「生産者さんとオンラインで車座トーク」(企画メシ6−0)

"食業"講座「生産者さんとオンラインで車座トーク」(企画メシ6−0)

コピーライターの阿部広太郎さんが主宰する連続講座「企画でメシを食っていく2021」(通称 企画メシ)に参加しています。第6回は、食べチョク代表の秋元里奈さんを迎えての「食の企画」。

「企画メシ」では講義を前に毎回、課題が出されます。今回、課題に向けてイチゴ農家の友人に協力してもらい、オンラインで話を聞きました。企画生からもお二人、参加してくれました。

参加者=Sさん(20代前半男性。大学卒業後

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見えたら、行ける。(企画メシ5)

見えたら、行ける。(企画メシ5)

 阿部広太郎さんが主宰する「企画でメシを食っていく(企画メシ)2021」も折り返し地点を過ぎた。第5回のテーマは「本の企画」。講師はライツ社代表の大塚啓志郎さん。
 今回の課題は、「自分の中で絶対いける!」という確信の持てる本の企画。ライツ社の企画会議はLINE上で行っているため、企画をLINEグループに送る。LINEという形式にも戸惑ったけれど、「絶対いける」という企画自体が難しくて、ぐるぐるぐ

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