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#140字小説『帰る港とミートソース』/お題:ミートソースの日/Xへポスト3/10

2024年3月にX(旧Twitterと呼ばざるを得ない)へポストした
140字小説を紹介します

※改行などは、Xへポスト時点より修正している場合があります。

『帰る港とミートソース』

「時々ペペロンチーノや明太子を頼むけど……結局ミートソースが一番」
彼は口の周りを赤くして、満足そう。
「落ち着く味」
以前、酔った彼が男を船に例えて「女は港であってほしい」と理想を語っていたのを思い出した。
私はミートソースにも港にもなりたくない。
綺麗事言わずに浮気性だと認めなよ。

2024年3月10日作

◆3月10日は「ミートソースの日」なので
 自主お題として創作しました。

ミートソースやトマトケチャップなどさまざまな野菜の食品、飲料などを
製造販売する「カゴメ株式会社」が制定したそうです。
日付は、「ミ(3)ート(10)」と読む語呂合わせから。
また、3月は春休みなどもあり、年間で最もミートソースが消費される月
であることも理由の一つらしいです。
ミートソースは、性別や年代に関係なく人気の洋食ですよね。
多忙な現代社会において、ワンプレートで食べられる便利なバランス食
としても知られています。
ミートソースのこれらの価値をさらに広めていくのが目的のようですよ。

彼がミートソースのことを一番「好きな味」ではなく、「落ち着く味」
と表現しているのも、ポイントですかね……。

★Xのアカウント:想田翠/140字小説・短編小説 @shitatamerusoda
 #今日は何の日 タグを付けて、投稿(ポスト)したものです。

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◆同じく、Xにポストした140字小説を紹介した記事はこちら。↓

◆note上の企画【毎週ショートショートnote】お題「突然の猫ミーム」・
 【シロクマ文芸部】お題「卒業の」を活かして創作しました。
 600字:2分程度で読了可能だと思いますので、ぜひご一読ください。↓


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