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日に日に自分が壊れていく。
生きることがつらい。
今すぐにでも、無になりたい。
やさしさ。
ひとりであてもなく出かけていた。
ふと、ひとりの男性に声をかけてもらった。
「もしお時間あるならば、北に上がると季節の花が味わえる場所がありますよ」
人のやさしさにふれた瞬間。
見捨てられた人生。
その一言に、そのやさしさだけで、涙が出そうだった。
向かった先には秋桜が咲き誇っていた。
そんな秋の一場面。
せめて夢の中でも。
いや、夢でも悲しいんだ。
もう会えないって夢でも。
夢だけでも夢みたかった。
ありがとう。
ごめん。
ずっとぐるぐるする。
前に進まないといけないのに。