- 運営しているクリエイター
記事一覧
「ほどよい母親」になるために大切なこと
過去の記事『完璧じゃなく「ほどよい」存在でいてあげるということ』で、精神分析家で小児科医であったドナルド・ウィニコットの「ほどよい母親 good enough mother」をについて書きました。
その記事へ、子育て中の母親の方から、「ほどよい母親」について具体的にどうしたら良いのかもう少し詳しく知りたい、というコメントがありましたので今回お答えします。
まず簡単に前述の記事のおさらい
仲良さそうな人を見るだけで自分も優しい気持ちになる
今回は、人に対して優しい気持ちになれる簡単な方法について。
自分の心を優しい状態にして、人に対しても優しくありたいと思います。
でもいつも自分の心に余裕があるわけではないし。
周りの人すべてに対して優しい気持ちを向けられるわけでもないし。
それでもできることなら、優しい気持ちでいたいと思います。
私と同じようにそう思う方へ。
ちょっとした工夫でやさしい気持ちになれる、そんな方法
依存関係と感情的関与について思ったこと
今回は、依存関係について少し思ったことを書きます。
依存関係については、難しいテーマなので、こうだって言いきれないところがあります。
一つヒントになりそうなことが思い浮かんだので、文章を書きながら言語化できるか試してみます。
ですので、ちょっと参考程度にしていただけたらと思います。
前回の記事『自分の感情が動かなければ相手に物を言わない』を読み直していてふと思ったのです。
これ依存につ
完璧じゃなく「ほどよい」存在でいてあげるということ
誰かをサポートする側に立つことはありますよね。
子どもにとっての親、職場の上司など。
完璧でいなければいけない、完璧にいろいろやってあげなければいけない、と思うとうまくいかないものです。
「ほどよい」存在でいてあげるということが、実はサポート相手にとって必要なのです。
多少は出来が良くなくて、多少は失敗をするくらいの存在であるほうが、相手の成長にとっては良いのです。
今回は、「ほどよい
親子関係のこじれを起こす記憶のくいちがいに注意
人間関係において、お互いの記憶がくいちがっていて、意見が合わないことがありますよね。
それはいったい何なのかという話をします。
記憶というのは、実は不確かなもので、自分にとって意味のあるものが残りやすいのです。
セレクティブメモリと言いますが、選択的記憶と訳されます。
私たちは出来事に対する記憶を取捨選択しています。
すべての記憶を覚えていようとすれば、頭がパンクしますからね。
見たり聞いた