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法華経・観音菩薩

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#法華経

鬼子母神②毒になった母親

成長しても、大人になっても、離れて暮らしても、死別してもべったりと張り付く「憎い母親」の存在。

 思い出しても沸き起こって憎しみを消すことが出来す頭に張り付く。そしてリアルに蘇る。

そんな親子関係を私は経験したことがないため、全てを理解することは出来なかったけれど、(この先はフィクションだと思って読んでください🤗)
今朝のお勤めでついに現れた。
突然の咳込みに襲われ吐き出す。

あ、来た

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鬼子母神①子殺し

 大分前の話になるがご近所で親子心中事件があった。一生に一度あるかないか、そのくらい滅多に起こる出来事ではないのでその日のことは鮮烈に記憶に残っている。

 天気の良い日と悪い日が交互にくるようないわゆる季節の変わり目だ。その日は昼間はとてもお天気がよかったのに夕方から天候は悪くなり、帰宅するころには雷雨。そういえば、つい先日も雷雨があり竜の巣の様な雲が空に現れ「ラピュタみたい!」なんて話をきっか

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朝活をはじめた。
目が良いうちにたくさん読経、二十八品を読みすすめている。
朝6時半に始めて、気づいたら7時半なので、明日はもう少し切り上げて始めようかな。
登場する菩薩や如来の姿がより具体的に理解できるようになる(気がする)
解るまで読み唱える

堤婆達多(文殊菩薩のおはなし)

堤婆達多(文殊菩薩のおはなし)

妙法蓮華経 堤婆達多品

堤婆達多(だいばだった/ディーバダッタ)は仏教上の極悪人のような表現で伝わっていますが、地獄を理解するうえで非常に大切な要素になるでしょう。
読み始めたばかりなので、何を得られるかは今後の文殊菩薩のお話でつないでいきたいです。

このYouTubeは解説が極端かもしれませんが、いわんやこうゆうことなのだという筋はわかります。

提婆達多といえば、宇賀神さんの陀羅尼経で「堤

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餓鬼とはなにか

 「餓鬼」とはなにか。
地獄に住む鬼だろうか。亡霊のようなものだろうか。もがき苦しむ地獄に落ちた人の姿だろうか。

乳飲み子に例えた依存心を捨てなさい、自立しなさいという弁天さんの話を出しているが、「不安」の大きな原因の一つが「依存心」である。何かを頼らなければ不安なのだが、頼っても結局不安は消えないのだ。

そして、餓鬼が好むものが依存心。
依存心に群がる不安が餓鬼。依存心が小さくなると、餓鬼の

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