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言葉・文章・書くこと

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2018年8月の記事一覧

おとなの「いやいや期」。

おとなの「いやいや期」。

いやいや期、突入である。

幼児の話ではなく、犬の話でもなく、最近45歳になった、ぼくの話である。なにに対する「いやいや」なのかというと、今日の note についてちょっと「いやいや」というか、書きたくないなあと思っている。毎日書いていると当然こんな日は定期的にやってくるし、それをわざわざ「ほんとは書きたくないんです」なんて書く必要はないのだけど、ちょっと「いやいや」の正体について考えることだった

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ドストエフスキーと口述筆記。

ドストエフスキーと口述筆記。

きのう、なぜかドストエフスキーの話になった。

糸井重里さん、加藤貞顕さんと一緒にお昼ごはんを食べ、店を移動してだらだらとコーヒーを飲んだそのひとときに、なぜかドストエフスキーの話になった。「なぜか」というのはちょっと嘘で、理由ははっきりしている。ぼくがドストエフスキーTシャツを着ていたからだ。話はドストエフスキーが苦しまぎれに採用した、口述筆記に移った。

ドストエフスキーの著作のうち、少なくと

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なんでもない人がnoteに文章を残す意味

なんでもない人がnoteに文章を残す意味

私が小さい頃、将来の夢を持つことはとにかく良いことだとされてきたように思う。
 
プロのスポーツ選手、音楽家、医者、小説家、公務員、弁護士、お笑い芸人などがなりたい職業として挙げられ、マスメディアを通じて彼らのサクセスストーリーが私たちの頭にインストールされていく。

だから、私も頭の片隅で「大人になったらこういう人になることが良いことだ」と思いながら育ってきた。
 
しかし29歳になったいま、私

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文章力を上げる「読み方」がある

文章力を上げる「読み方」がある

むかーし、といっても6年ほど前は、控えめに言って文章が下手だった友人の編集者。久しぶりにお仕事をして、原稿の加筆を見て、「あ、うまくなってる」と思った。「うまい」というと偉そうだけど、前後の流れやリズムを崩さない、わかりやすくていい文章だな、と感じたのだ。

我が子の成長を見るような気持ちになりつつ、文章力は鍛えられるんだなあ、としみじみした。では、どうして彼の文章力は上がったのか?

彼自身は「

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それほど、長くない文章であったとしても、文章を書くのにはコミットメントが求められる。

それほど、長くない文章であったとしても、文章を書くのにはコミットメントが求められる。

それほど、長くない文章であったとしても、文章を書くのにはコミットメントが求められる。

顔の左半分をしかめながら、ぼくはこの一文をiPhoneでタップした。

ほんとうは記事をあげる前日の夜、もしくは当日の朝、さいあく午後の早いうちにこのnoteエッセイを書き上げる。というスケジュールで毎日を過ごしている。

22:47

今日の記事が書き上がり、アップしたのはいま、22:47である。もう一年と少

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50th バンジー

50th バンジー

noteをちょうど50書いたので、スキ順にしてみた。

こうしてみると
書いた後に どうにでもなれ、と
崖っぷちから飛び降りたときの
タイトルが並んだようにおもう。

 突飛な小3男子なだけです母からの遺品双子の花コンパスの針は 幸せ取説 を指す深夜の首都高に響く声24hその人難波の踊り手心の闇を癒しましょう。なんざ、いとおかしってなもんで。深夜のボヤキ

もうこれで 50回は自分を捨てられた

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