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#行政

佐藤町長・菅原CDOによる磐梯町DX戦略第1期(2020年度)振り返り対談

佐藤町長・菅原CDOによる磐梯町DX戦略第1期(2020年度)振り返り対談

磐梯町DX戦略室、DX推進プロジェクトマネージャーの星です。
前回、実際に取り組んだ内容ベースでの2020年度の振り返りを記載しましたが、今回は佐藤町長、菅原CDOの二人の対談から振り返ります。

▶︎デジタル変革とは
自治体におけるデジタル変革(デジタルトランスフォーメーション、DX)とは、自治体がデジタル技術も活用して、住民本位の行政、地域、社会を実現するプロセスのことです。
磐梯町では、業

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行政デジタル化の本質は何か

行政デジタル化の本質は何か

政府のデジタル化についても今回のコロナ対応の中で待った無しのアジェンダとなってきた。自分自身もここ3年経産省の中でその取組を進めてきたが、デジタル化の本質はただデータを中心とした行政を実現することだけではないと強く思っている。
本質は、これまでの政府のあり方自体を、社会の構造自体をデジタル化というテーマを通じて見直すことなのだ。具体的に政府の何を変えなければいけないのか述べていきたい。

サービス

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市民の声を政策デザインに反映。民主主義を機能させるためのテクノロジー

市民の声を政策デザインに反映。民主主義を機能させるためのテクノロジー

前回まで行政府×デザインの事例を紹介したり、実際に自治体で実践するデザイナーへのインタビューなどを行ってきました。行政府自体のデザインの取り組みで、ニーズにあったサービス提供をしたり、より豊かな未来を想像していこうという動きはわかりましたが、今回はそもそもどんな政策を行うのか?というルールメイキングの取り組みを紹介したいと思います。

キーワード:立法・政策立案のデザイン、市民参加、民主主義、ルー

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貧困問題に向き合う、ニューヨーク市長室下のデザインスタジオ

貧困問題に向き合う、ニューヨーク市長室下のデザインスタジオ

過去3回、行政府×デザインについて概観や事例を紹介してきました。今回は現在進行中の地方自治体レベルでの行政府×デザインの事例として、2017年にニューヨーク市長室のNYC Oppotunity(経済機会部門)に立ち上がったサービスデザインスタジオを取り上げたいと思います。

キーワード:行政組織のデザイン、地方自治体、サービスデザイン、CoDesign、貧困問題、社会的養護

地方政府の色が反映さ

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政策の作り方をアップデートする!-政策立案パターン・ランゲージ公開発表会-

政策の作り方をアップデートする!-政策立案パターン・ランゲージ公開発表会-

7月18日(土)に「政策立案パターン・ランゲージ」の公開発表会をオンラインで開催しました。今回は、作成したパターンをもとに対話を行い、アップデートする機会でした。その様子をお届けします。

政策立案パターン・ランゲージはこちらからご覧ください。
https://note.com/generative_comm/n/na9188198670a

政策の作り方の共通言語を作ることの価値政策立案パターン

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行政経営イノベーションの最前線;コロナ禍後の行政の姿

行政経営イノベーションの最前線;コロナ禍後の行政の姿

私がよく拝見している、opsi(OECDの行政経営イノベーション)の新しいイベントで、世界的規模でのコロナ禍に対する行政のあり方を議論するというものです。政策デザイン、行政イノベーションなどにご関心なはぜひ。