- 運営しているクリエイター
#編集の仕事
言葉の「奥行き」は試行錯誤の末に生まれる
近ごろ、何かに「嫉妬」を感じたことはありますか?
私は、わりと毎日のように感じています。
特に「妬ましい」と感じるのは、人様の文章を読むとき。
noteの記事、SNSの投稿を読んでは
「この書き方、いいな」
「この文章、うまいな」
と思っては、妬ましさを覚えてしまう。
特に「妬ましさ」を感じるのは、「奥行き」のある言葉に出会ったとき。
「奥行き」のある言葉は、力があります。さりげない、飾り
「言葉にできない」のは「語彙力」「言語化スキル」だけの問題ではない。
「書く」とか「伝える」って、本来はとても楽しいことです。だけど、そこには「しんどさ」もあります。だからこそ、世の中には「書き方」や「伝え方」のノウハウがたくさんあるのでしょう。
じゃあ、一体何がしんどいのか。
その一つが「言葉にできないもどかしさ」ではないでしょうか。
「伝えたいこと」は、確かにある。
だけど、うまく言葉にできない。まとめられない。
頭・心のなかには、伝えたい「何か」がある。
その言葉に「熱量」はあるか?|ロジック、共感より大切なものがあるよ、という話。
「編集」は、とても便利な技術です。
私は「言葉によって表現したい、そして人や社会に働きかけたい」と望む全ての人に「担当編集者」がつけばいいのにと思っています。
だけど、「編集」を生業としている「編集者」が何をしている人なのかをひと言で説明するのは、結構難しい。
まず、ひとくちに「編集者」と言っても、つくっているものによって何をするか、何が得意なのかは違います。私が長く経験してきた「本の編集」に
自分のなかに「担当編集者」をもとう
こんにちは!
今日もお読みくださり、ありがとうございます。
「編集者だったら書くのは得意だよね」と時々言われます。
でも、ごめんなさい。
編集者の本来の仕事は「書くこと」ではないんです。
中には書くのが苦手な方もいるし、私も決して得意ではありません。
いつもヒーヒー言いつつ、しんどい思いをしながら書いています。
「書くプロ」といえば、記者やライターさん、文筆家の方々。じゃあ、編集者は何をする
noteマガジン「〜bridge to〜編集の技術」始めます。
noteマガジン始めます。
テーマは「編集」です。
編集は「言葉」を介して「橋をかけること」まず「編集」は奥深くて、おもしろいものです。
そして「編集」は、あらゆるジャンルで求められるスキル・スタンスです。
これまで私は、18年ほど編集者をやってきました。
飽きっぽい性格なので、まさかここまで続くとは思いませんでした。そして、今も飽きずに「編集」のことを考えています。
私のキャリアは「受験情