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【歌詞】Et quelqu'un a disparu

襟を整え 幕を開いた 私の歴史の一部は
重い緞帳(どんちょう) その奥ら辺では
思い出の花が咲いていた

たのしげな顔も さびしげな顔も
通りすがり見せてきたもの
そして誰かの手をつかんだら
足元が急に抜けた

サヨナラ サヨナラ 言葉にすればするほどに
涙が 涙が 私の頬を伝った


夢を描いて 愛を探した 私の歴史の一部で
まばたきひとつ 勿体(もったい)ないぐらい
何食わぬ顔で彼がいた

怪訝(けげん)げな空に ニキビだらけ雲
青春には欠かせないもの
そして誰かが姿を消した
記憶に残らぬように

サヨナラ サヨナラ 顔さえ思い出せなくて
それでも それでも 涙が頬を伝った


おおらかな街に 漂ってたもの
アスファルトの焼けた匂いと
そして誰かが姿を消した
散った花のそのように


サヨナラ サヨナラ 言葉にすればするほどに
あしたが あしたが 私にとって怖くなる
サヨナラ サヨナラ 顔さえ思い出せなくて
いつしか いつしか 私もそうなってしまうの?
サヨナラ サヨナラ そして誰かが姿を消した
気付けば 気付けば 涙が頬を伝った









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