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百花斉放

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うう
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記事一覧

住まいの弱みを握る者(10/21の日記)737文字33分

あれやこれやあって、事情も、料金もちょうど良かったので、引越しをすることになった。
初期費用の振り込みを終えたのだが、まあ高い。その辺り見積もってアルバイトをしていたし、覚悟はしていたのだけども、やっぱり高いもんは高い。というか、なぜ人間に必須の「衣食住」をさ、人は個人の稼ぎから金を出さねばならないのだろうな。それらがないと所謂一般的な社会生活をしていくことが基本困難なのだとして、なぜそれを個人の

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ジーパンで寝ようとしたら叱ってくれる友人(10/19の日記)702文字19分

ここ数ヶ月、私は朝起きて着替えるという習慣を失っている。オンライン授業が主だったのもあり常に部屋着・屋内生活を余儀なくされていたことも深く関わっている。寝る時に着ていた服を次の日の夜まで着続ける生活を送り始めてからかなり長い。
そのこともあって、私は本日友人宅にて、次の日に着ていくジーパンを風呂上がりにはきそのまま寝ようとした。そしたらちゃんと怒られた。荷物が増えるのを防ぐために、2泊するにも関わ

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ハンガーと銀だこの物々交換(10/18の日記)1256字33分

岡山を訪れた際、ひとりでリュックを揺らしながらイオンモールのフードコートへ赴き、銀だこを注文するというのが既にお決まりになりつつある。さんすて岡山内は好きな音楽を聴きながら颯爽と歩くのだが、イオンモール岡山に入るとなぜかイヤホンを外してしまう。その心は、よく分からない。迷いそうだからという理由なのであれば、さんすてもイオンもどっこいどっこいな難解さであると思うのだが。

銀だこ。美味しい。美味しい

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ポエジャンの続きⅡ(手を伸ばし追いかけた)

日付・いつか
僅かばかりのキーマカレーを高温で熱したら死ぬほど暴れ回って、ストラックアウトみたいに白ティーに飛んでエラいことなって、閉口しつつも(これからご飯食べるってのにね)皿にくんで、ラジオを左手で流し、小雨を見つつ、口に運ぶ うめー

日付・不明
体を固くし、仰向けに、脚を内股にして寝っ転がっている小さなゴキブリを、窓枠の隅に発見した時に 明らかに数日前まで息があって、(虫にも肺はあるのかな

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めっちゃ濃いオレンジ色っぽい味についての思案

めっちゃ濃いオレンジ色っぽい味についての思案

家にあるみかんがめっちゃ美味しい。とにかく甘い。みかんの域を超えている。

この世の中にはおそらく数え切れないほどの甘味があって、それぞれに「そのラインの甘さ」ってあると思うけど、そのラインがいずれもMAXが100とした場合、そのみかんの甘さは常に120だった。「みかんのラインの甘さ」の、天井を100とした場合の120なのだからもうそれは既にみかんではない。

ある日私は、この甘さは、色で例えるな

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真顔で読まないで

真顔で読まないで

今年から毎週日曜日にnoteを更新することを恒例としよう。こう取り決めた先週は、一文字も文章を書くことなくじわじわと過ぎていった。他にもいろいろと習慣を決めていて実施し始めている期間でもあったから、という言い訳は十分成り立つと思う。私は私の飽きやすさや自堕落さ、ひいてはアナーキーな一面をしっかり認め、そして肯定している。今更決め事を守れなかったからといって何だというのだ。
とは言いつつも、やはり、

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率直に言うと、オモロく生きていきたいよ

誕生祝いにヨギボーをゲットした。使用感はめちゃくちゃよく、気に入って毎日のようにそのワインレッドの塊の中にモスッと座り、パソコンで課題をやっている。長時間座っていると身体がクッションの中にすっかり沈みこんでしまうために、起き上がる時はひとりでわー!! ぎゃ〜!! などと言いながらゲラゲラ笑って、10秒くらいかけて頑張って起き上がる。購入前にヨギボーの購入者評価を読んでいたら、一度座ると起き上がりに

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とりあえず、また明日も生きてみよ

いつかのメモより「俺とお前とリヴァイアサン」(たぶんいつも通り塾でバイトをしていて、その時呼んだ国語の論説文に対して思うところがあって書いたメモだったと思う)

自分の身の回りの環境は、時間こそかかるが、変えることができる。そして、環境というものは大概自分という存在に依存している。著者はこう言う。つまり、自分を活かしきれない、良くない環境というものはそもそも自分発信で生まれいづるものだということだ

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検索「カタルシス」に我思う

11/23(月)のメモより「検索「カタルシス」に我思う」

幼稚園児に対して「ユビキタス社会が〜」などと話す人物は利口であろうか。一部の組織でしか通じない専門用語を一般人にも使ってくる人は? 中国語で話しかけてくる人にイタリア語で返す人はどうだろう。「辞は達するのみ」という孔子の思想は、例え話を用いるととても分かりやすい。

最近ハマっている教育系YouTuberがいる。中国2000年の歴史を1分

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普遍と芸術たまにオッカム

10/23(金)のメモより「普遍と芸術たまにオッカム」

オッカムの剃刀の意味合いを間違って捉えていることに気づいたのは2ちゃんねるのまとめを読んでいる時であった。何事も馬鹿にはできないものである。普遍論争あたりではお馴染みの名前「オッカムのウィリアム」。オッカムに生まれたウィリアムということらしい。パターンで言うと、レオナルド・ダ・ヴィンチと全く同じである。

オッカムの剃刀というのは、「正しく

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ネギでも食ってろ

友人を傷つけたことがある。とは言いつつも、なんということはない日常の一コマにおいてだ。私は、自分自身のことを人見知りだと言う友人に、人見知りは自意識過剰の賜物だというようなことを言った。その友人は優しいから、その場では私に対して何も言わなかったけれども(言えなかっただけかもしれない。わからない)、人づてに、その友人が些か傷ついていたらしいことを後々聞いた。本心を言ったに過ぎなかっただけに、反省した

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We were born.

We were born.

例えば既に買った教科書を見て近所の図書館にあるかどうか確認してから買えば良かったなと思ったとか、タイピングに誤字が多くて授業中うまくメモが取れなかったとか、気づいたら午後4時になっていたとか、己の胸板に付いているささやかな脂肪の塊が無性に疎ましく邪魔に感じたとか、そういったなんでもない日常的なざらつきが、耐えられないほどの苦痛となって、心を蝕む時もある。なんでもない粒の大きさの紙ヤスリが、やたらと

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サンキュー! そこにいてくれて

サンキュー! そこにいてくれて

ICカードを改札にかざした時に駅員さんがいちいちありがとうございますと言うのに違和感を覚え始めてからかれこれ二年経った。なぜなのか。未だに私の中で電車は国が管理しているという思い込みがあるのだろうか。公共交通機関なんて言われてるものを国が運営してないわけないと思っているのだろうか。だがおそらくこれが国営であったとしても、そこで働く公務員たちは一介の大学生がアホ面でICカードを改札にかざすたびに、律

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これからも 言うよ クリティカルシンキング…と

これからも 言うよ クリティカルシンキング…と

新聞というものは、多かれ少なかれ記事内容を捏造したり思想が偏ったりしているものだから、新聞の名だけで差別したり、偏見意識を持つことはやめにした。諦めの境地では断じてない。新聞という存在を前向きに考えようとした結果である。むしろこの新聞は比較的不祥事が少ないから、とか、真ん中寄りだから、などと勝手に思い込む方が危険だと最近気づいたのだ。周りが信用出来ない分、その中にマシなのがいるとそいつを信用してし

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