住まいの弱みを握る者(10/21の日記)737文字33分

あれやこれやあって、事情も、料金もちょうど良かったので、引越しをすることになった。
初期費用の振り込みを終えたのだが、まあ高い。その辺り見積もってアルバイトをしていたし、覚悟はしていたのだけども、やっぱり高いもんは高い。というか、なぜ人間に必須の「衣食住」をさ、人は個人の稼ぎから金を出さねばならないのだろうな。それらがないと所謂一般的な社会生活をしていくことが基本困難なのだとして、なぜそれを個人の采配に任せるのだろうな。なぜ数少ない稼ぎから捻出させるのだろう、その最低限を…。

家賃や共益費(本当にどういう意味かわからない)をチラシでボーッと見ながら、住まいの弱み握りやがってなぁ〜 アコギな商売しやがってなどと言っていたら、大体はそうやろと言われて、改めて、資本主義国家に生まれてきてしまった業を感じた。私に非はないにも関わらず、どこか、忸怩たる思いを抱えていた。悔しいよ、私は。白猫だ黒猫だなんだと言っていた中国人の提唱する、ネオなんとか主義が、待ち遠しいよ。

ベーシックインカムはもう、贅沢な要望だとするとして(認めたくないけど)、せめて政府から衣食住代出してくれぃ〜 と思う。本当に最低限度でいい。食費は月一万。服は希望した人のみ配給制にして(肌着とかだけでも助かる)、住まい代はすべて政府もち。これで良くない? これでやっと生存権確立よ。普通に生きるだけで、難儀で、金がかかるんや、人間は。

政治参加においては反骨精神が大事であり、規範を守ることに徹させる現代の日本の教育においては若者が投票に行かないと嘆くのは笑い話だというのは、授業でも習ったけども、そういう意味ではこういった多少無茶な要望でもどんどん出していくような態度は若者票田問題解決への一歩かもしれないな。

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