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#経済
専門家は盛大に間違い、人間社会を暗黒に追いやる(事がある^^)
産業革命以降の「新しい科学」の手法がかなり上手くいったので、人々は「専門家は人類と人類文明に明るい希望をもたらす」と信じ込んでいるようです。
しかし、歴史を見るとその逆も非常に多い。
アリストテレスはニュートン力学に真っ向から反する事を堂々と主張し、おかげで正しい力学はガリレオが指摘するまで2千年も否定された。
また、宗教の専門家であるキリスト教教会は、科学の発展を1500年以上も妨げ
娯楽は一種の薬物依存:生存に無関係に快楽を味わう。麻薬と同じ^^;
ヒトがなぜ娯楽が好きかというと、脳内麻薬が分泌されて幸福感を得られるからです。元々「幸福感」は食、睡眠、セックスなど「遺伝子の拡大再生産に有効な行動」を個体に促すためのツールだった。
しかしヒトは「進化の道」を踏み外し、幸福感そのものを追求するようになった。そして生存・生殖に必要な活動と独立した分野で、効率よく幸福感を得るための行動を考え出した。それが「娯楽」です。
人類はこれをいたく気
1万年前、人は人の価値を提供可能なコモディティの量で評価し始めた
つまり農業で得られる小麦だ。それまでの狩猟採集社会には「私的財産」という概念はなかったのです。
そして、これが悲劇の始まりだ。
本来は人間が他人に与えられる「もの」は、多種多様に渡っており、それが評価されていた。例えばある種の人は他者に「居心地の良さ」を提供できる。
しかし、それは定量化できないので評価がとても難しい。
例によって例のごとくで、人類は易きに流れた。知的作業は重労働だ
専門家に判断させるのは愚策:彼らの間でも意見は一致しない。
同じ病人を二人の医者に診せると異なる診断が出る(注1)。
事例研究として、架空の同一の犯罪事案について10人の裁判官に量刑の判断を求めたら、下は1ヶ月から上は1年までと全くバラバラだった。
要するに、彼らにも一貫した判断基準など無いし、どうしたら良いかわからないのです。
これは別に専門家が無能だというわけではない。
根本的に、この種の高度な問題は人間の能力では手に負えないのです。つまり難問
儲ける投資家は嵐が好き。それ以外は凪が好き。
株価が変動しなかったら儲けようがないです^^;
だから(儲ける)投資家は「安定」「ローリスク」が大嫌い(注1)。
注1:公平のために付け加えると、大損する投資家も嵐が好きです(笑)
もしも自分に多少なりとも先を読む能力、情報があるならば、嵐のときこそが稼ぎ時です。凪のときは寝ているしか無い。
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そんなわけで、基本的に有能な投資家、もしくは自分が有能だと思っている投資家は、