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おきにいり

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2019年9月の記事一覧

響くプレゼンと響かないプレゼンの差は何か ~16歳のグレタさんと17歳のマララさんを比較してみた

響くプレゼンと響かないプレゼンの差は何か ~16歳のグレタさんと17歳のマララさんを比較してみた

環境問題について国連で訴える16歳のグレタ・トゥンベリさんのスピーチが話題になっている。

よくぞ言ったという賛辞もあるが、一方で「心に響かなかった」という感想も多い。僕も、国連の場で16歳がここまで訴えられるのは素直に立派だと思うけど、残念ながら共感するまでには至らなかった。

何か響かないなーと思って、同じような年恰好で世界でスピーチをした、ノーベル平和賞受賞者マララさんのスピーチと見比べてみ

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ローカルWebメディア運営やめました。PVから収益まで全部公開。ちちぶる運営の軌跡

ローカルWebメディア運営やめました。PVから収益まで全部公開。ちちぶる運営の軌跡

こんにちは、埼玉県・秩父を拠点に、Web制作やメディア運営などを手がけるフリーランスの浅見と申します。

本日、2016年3月から続けてきた秩父のローカルWebメディア「ちちぶる」を更新休止とし、一旦ローカルWebメディア運営をやめることにしました。

このnoteは、僕がローカルメディア「ちちぶる」をどのように運営していたのか、どんなビジネスになったのか、可能性はあるのかなど、これからローカルメ

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お店に通ったことありますか? と9月29日の日記

20年くらい前のこと。もちろんまだ食べログもなかった頃ですが、友人がカウンター席だけで、「おまかせコースのみ」の和食屋をやってたんですね。

その彼が、まだ始まったばかりのネットのサービスで、お店のことを批評されたことがあって、僕に、「お店に一回来ただけで批評されたくないよね」って言ってたんです。

※この文章だけ単品で100円で買えますが、400円でこのマガジンを購入すると、30本くらい読めるの

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「俺をバカにしたやつを絶対見返してやる!」と泣いていた息子が、それは時間の無駄だと気づくまで。

「俺をバカにしたやつを絶対見返してやる!」と泣いていた息子が、それは時間の無駄だと気づくまで。

ある日、学校から帰ってきた息子が唇を震わせていた。
小学2年になった息子は学校でのことをあまり家で話したがらないが、その日は様子が違ったので「何かあったの?」と聞いてみた。

「仮面ライダー幼児って言われた。仮面ライダーが好きなのは赤ちゃんか幼稚園児だって。」

マジか、そんな超くだらないこと1ミリも気にしなくていいじゃん、と内心思ったが息子はひどく傷ついていた。

「あなたは仮面ライダーが好きな

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進化しちゃったらダメですか?

進化しちゃったらダメですか?

noteに記事を書くようになってから、
画像についてもいろいろ考えるようになりました。
フリーで使えるフォトストックからも画像は探せるんですが、
私が言いたいこと、伝えたいことは当然、
これまでの経験や感動から生まれているので、
フリー素材を探しても、ぴったりくる画像はありません。
結局、自分で撮った画像を使っています。これはこれで、選ぶのが超大変です……。

しかし、そんなことよりも私が驚くのは

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父の鶏がゆと、スクラップブック

父の鶏がゆと、スクラップブック

父が亡くなった後で、一冊のスクラップブックが出てきた。

几帳面な父は雑誌や新聞から料理の記事を切り抜いて貼り付けていた。そこには料理も多少やる父が作っていた料理がいくつもあった。雑煮、豆のスープ、味噌汁の基本。やはり汁物が多い。

そう、父はスープをこよなく愛していた。「好きだった」ではなく「愛していた」のほうに近い気がする。私のスープ好きは完全に父譲りなのだ。

料理人でもないのに築地まで足を

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126.たった15分でできるカレーはおいしいのか? 問題

126.たった15分でできるカレーはおいしいのか? 問題

 新刊『スパイスカレーを作る』に掲載するすべてのレシピについて撮影が終わった後に僕はひとつの感想をもった。
「ミニマルチキンカレーが一番おいしかったかも……」
これは、危険な感想である。ミニマルチキンカレーは、必要最低限の材料とスパイスで、シンプルにカレーを作ってみるというものだ。巻頭に紹介しているが、スパイスでカレーを作るときの構造を理解してもらうために、細かいテクニックをあえて排除して作ったも

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100店舗近く食べて、久保建英級に明らかにズバ抜けていると感じたスイーツ10選

100店舗近く食べて、久保建英級に明らかにズバ抜けていると感じたスイーツ10選

普段は90%以上スタートアップ系の記事を書いているのですが、ふと思いついて今日はスイーツの記事を。たまにはギャップ萌えを狙いましょうw

私は顔に似合わず(と言われますw)お酒に弱く、代わりと言ってはなんですが、スイーツがけっこう好きです。男性一人で京都の竜安寺の方まで午前中から、カスタードクリームドーナツを食べに行くくらいには好きということです。

様々なスイーツを食べてきましたが、実は「普通に

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私をいかす言葉

私をいかす言葉

「あなたのピアノは明日の活力になる」

ピアノを弾くことが好きだった私は、学生時代、素敵な出会いに恵まれて飲食店や公共の場でBGMを演奏する機会をいただいていた。

私のピアノは、趣味の範囲だ。専門ではない。
学校はもちろん音楽専攻ではなかったし、大学の頃のピアノは完全に独学だった。自分のすきな曲を弾いていたら自然とレパートリーが増えていったという具合だ。とにかく「好き」の気持ちだけが原動力で、そ

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新しい時代の泳ぎ方を解説します

新しい時代の泳ぎ方を解説します

世の中から全ての指針が消え去ってしまって、もうしばらくになります。かつて昭和の頃には、みんなと同じようにしていればほとんど間違いありませんでした。ですから、「どう生きようか?」なんて考える必要さえなかったのです。いかに他人と同じように振る舞うか、それがすべてでした。みんなと同じような学校に進学し、同じような部活をやり、同じようなテレビ番組を見て同じことを話題にし、そして同じようなリクルートスーツに

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日本人の作るもの、と9月1日の日記

日本人の作るもの、と9月1日の日記

何度も書いていますが、渋谷、とにかく外国人が多くて、最近、考えることは「どうして、あなたたち、日本に来るの? 渋谷に来るの?」なんです。そんなに日本、面白いかなあ、そんなに渋谷、面白いかなあっていうのを、毎日、外国人の目になって観察してるんです。

一番わかりやすいのは、ドンキホーテと東急ハンズです。外国人、いっぱいいて、なんかすごく楽しそうに、日本の変なものとか、日本の匠のものとかを見ています。

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