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願いは叶う。

■ベトナム7月の購買担当者景気指数。
・最近のニュース、「ベトナム7月の購買担当者景気指数(PMI)は54.7ポイントに達し2018年11月以来最高値、13年振り急成長」。
・S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンス社の調査結果によると「製造業の上昇が続きベトナムが良好な成長段階に入りつつあると評価」し経済の前進が促進される。

■PMIは2011年3月以来の最高水準に達する。
・製造業の健康状態を測る指標がPMI(Purchasing Manager's Index)であり、同社は「企業の新規受注が4ヶ月連続で増加したことにより、生産量が大幅に増加。7月の生産量の増加率は6月よりも速く2011年3月以来の最高水準に達している」事がPMI上昇の大きな要因となった。
・本調査に参加した企業は「注文に対応するために生産を増やし、既存の在庫を使用していると報告した。しかし、現在の主な課題は需要に追いつくこと」、また「製造業者は労働力を迅速に増強し、追加の原材料を確保し続ける必要がある。これは、受注増加の傾向が今後数ヶ月間持続する場合に重要である」等と述べる。

■主要都市では未だ空家が目立つ。
・余談、商業都市/経済の牽引役であるホーチミン市の企業は原材料費と物流コストの上昇に引続き悩まされている状況だが、製造業は回復を見せ、加工・製造業の消費が増加し、在庫は減少、一様ではないが企業の状況は改善しつつある。
・しかし、ベトナム主要都市の街中を歩けば未だテナント募集の貼紙や空家を目にする機会も多く、この景色はまだ続く事と察している。
・先日、長年通っていた珈琲屋が閉店したのも上述のように市場が不安定な状態である事が予測される。一旦仕事の事を横に置き私は珈琲を注文がてら店主や働く人々に挨拶し、他愛ない会話をする事でリフレッシュをさせてもらっていた。彼らはどこに行ったのか、またカムバックするのか、彼らの美味しい珈琲をまた飲みたい、と私は「願いは叶う」そんな気持ちを込めて彼らを想う。

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