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稽古

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各種学校のお稽古や学びから気づいたことを綴ります。
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#関わり方

コトバを学ぶ-4

コトバを学ぶ-4

前回の続き

出来事ばかり話して感情に行きつかない翌日。
パソコンに向かい、録音アプリを立ち上げる。
昨日のさとしさんとの対話を思い出しながら
今まで自分がため込んだことを声に出す。
今後の人生をどうするか
についてを話すつもりが
特定の人との関わりのことばかり話している。

どんなことがあって
そこから何をして
どうしてそうなって

そういう「出来事」をいつまでもなぞっていて
なかなか自分の感

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カラダとココロにゆとりを作るーヨガ×NVC-(前編)

カラダとココロにゆとりを作るーヨガ×NVC-(前編)

集団意識が怖いカラダもココロもソーシャルディスタンスがほしい。
そんな気持ちが私の中に横たわっている。

私が暮らしている町で今、ちょっとした問題が起きている。
問題に対して町民は昨日、facebookで声を荒げた。
「許せない!」「こらしめてやれ!」
そんな文字が画面上に連なっている。

それは暴力・暴動が生まれるときの心理状態のようで
このエネルギーが渦巻く町に身を置くことが怖くなった。

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命の響きに触れた夜(後編)

命の響きに触れた夜(後編)

相手が私に問いかける。
アタマで聞いてカラダに問う。
アタマの私とカラダの私。
まるで2人の私がいるかのようだ。

ため息から蘇る深いため息をつこうとして口が無意識に「う」の形になる。
ふーっと息を吐く。
カラダの感覚に目を向ける。
するとカラダに何かがたまっていくような重たさを感じた。

ふと違和感が生まれた。
ため息ってカラダが楽になるイメージがあるのに
なんで楽にならないんだろう。

違和感

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命の響きに触れた夜(前編)

命の響きに触れた夜(前編)

自分のココロの中を脚色つけずに点検したい、
と思い昨晩ダイアード瞑想に参加した。

※ダイアード瞑想とは
自分の心を深く探求するために、二人組で行う瞑想の手法。
いくつかの「問い」を、自分の身心に響かせながら探究することで、
通常の思考パターンから離れることができ、自分自身への深い気づきや理解、受容が生まれやすくなります。

ダイアード瞑想の集まりはいろいろある。
私も4月は別のかたの会に参加して

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そのコトバ、感じたままの表現か?(後編)~コトバとココロとカラダの統合へ~

そのコトバ、感じたままの表現か?(後編)~コトバとココロとカラダの統合へ~

そのコトバは本当に自分が感じている感情か?
という記事の続きです。

NVCについて自分の発したコトバが心の底からの感情なのかを知るためにはまず
感情を探る方法を学ぶ必要がある。
その方法として私が学んでいるのが
NVC(非暴力コミュニケーション)という手法だ。

ごく簡単にNVCの手法を説明すると
自分の感情を観察し、気持ちとその潜むニーズを探り、
ニーズを叶えるための行動をする。
というものだ

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そのコトバ、感じたままの表現か?(前編)

そのコトバ、感じたままの表現か?(前編)

コトバとココロがズレているうれしい、かなしい、むかつく。
人にはいろいろな感情がある。
それを私たちは、感じたままに表現できているのだろうか。

たのしいとは言ったけど
本当はおもしろいのかもしれない。
かなしいとは言ったけど
本当はがっかりしているのかもしれない。

そのズレに気づくのは容易なことではないかもしれない。
なぜならそこに意識を向ける時間もないほどに社会の動きは速いし、
いろいろなこ

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ココロ動きをカーソルでなぞる〜NVC実践講座〜

ココロ動きをカーソルでなぞる〜NVC実践講座〜

午前10時、NCV実践講座会場にログインする。
モニター越しに並ぶ同志。
いま私に起こる感情は特にこれといってない。
いや気づいていないだけなんだろうか。
答えのない禅問答をひとりで5秒ほど広げる。

ふわふわのチェックインひとりひとりチェックイン。
まずはオーガナイザーからスタート。
馴染みの声で和やかさが生まれる。

すると画面越しから聞きなれない声が。
「ミィー」
声の主はオーガナイザーのち

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ついていく聞き方ーエンパシック・リスニングー

ついていく聞き方ーエンパシック・リスニングー

NVCコミュニティーに入っていると
たくさんの学び場やサークルの誕生を目にする。
興味深いものや時間の合うものは私も都度参加してる。

昨晩参加した場は「エンパシック・リスニング」。
2人組になり、ひとりが話しひとりが聞く。
聞き手は話し手の感情とニーズを探りながら
「ついていく聞き方」をする。

主催はNVCやヨガ、マインドフルネス等の場を開いているかただ。
働き方研究家の西村佳哲さんが行ってい

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息つく間もないエンタメ授業

息つく間もないエンタメ授業

遡ること去年の今頃は「令和」「令和」でもちきりだった。
それが今年はコロナ、コロナでもちきりだなんて。
その上オンライン授業の時代がこんなに早く来るなんて。

私もいま学校に通っている。
講義は全てオンライン。
といっても主流のzoomではない。
音も映像もない、メール(掲示板)による”文字だけ”の講義だ。

このスタイルは今年でなんと20年。
オンラインの先駆け、いわば老舗だ。

学校の関係者に

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notoを始めた理由

notoを始めた理由

自分に沸き起こった感情を相手に正しく伝えられる人は
どれだけいるだろう?
私はね、とても時間がかかってしまうんだ。

違和感に気づくのは光のごとく速いかも。
ただね、
それを言語化するのに何時間、いや何日もかかるんだ。
数ヶ月以上経ったあとに
「この前言ったこと、
あれ本音じゃなかったな」
って気づくこともよくある。

自分の中に感情の単語帳がない。
だからコトバが見当たらない。
そう思うこともよ

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