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ココロ動きをカーソルでなぞる〜NVC実践講座〜

午前10時、NCV実践講座会場にログインする。
モニター越しに並ぶ同志。
いま私に起こる感情は特にこれといってない。
いや気づいていないだけなんだろうか。
答えのない禅問答をひとりで5秒ほど広げる。

ふわふわのチェックイン

ひとりひとりチェックイン。
まずはオーガナイザーからスタート。
馴染みの声で和やかさが生まれる。

すると画面越しから聞きなれない声が。
「ミィー」
声の主はオーガナイザーのちいさな家族。
ふわふわの命がオーガナイザーの肩をよじ登る。
かっかっかっかわいすぎる。
私の心が一気にほぐれて
場の空気も一気にほころぶ。

全員チェックインが終了。
早速ペアの実践に入るためオーガナイザーが口にした
「部屋をわけまーす」の声にハッとする。
私の笑顔やゆとりが一変しカラダが硬直しはじめた。
呼吸がさっきよりも早い。

「緊張してるなぁ」
わざわざつぶやき自覚する。
一呼吸置き覚悟を決めてえいやっと部屋に入った。

話しながら浮かびあがった呪縛を眺める

画面には先に入っていたお相手の顔。
胸の詰まりが取れたようにホッとした。

私の役割は話し手から。
話しながら意識があちこち飛行する。
それでも話を聞いてもらいながら自分の中に
謎の公式があるかもしれないことに気づく。

「自分の感情を伝えることで人が離れていく」

どうやら私はそう思い込んでいるようだ。
自分で作り上げたその公式を口にする。
すると電波の関係でお相手の画面が固まった。
聞こえなかったのでもう一度お願いしますとお相手。
私はまた公式を口にする。
・・・
というのを4回ほど繰り返す。

話すことは放すこと

次第にカラダに変化が起こった。
「離れる」という単語を言うたびに
胸の上部が冷え固まるのだ。
もしかしてこれは今に始まったことではなくて
離れると言うたびにカラダは固まっていたのだろうか。

話すことは放すこと。
それは恐れを離すこと。
安心な場で自分をそのまま放つというニーズが
いま、満たされている。

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