マガジンのカバー画像

バスケットマンのためのコンディショニングマガジン

10
バスケットマンの悩みを解決するマガジンです!!
運営しているクリエイター

記事一覧

ジャンパー膝を防ぐ

ジャンパー膝を防ぐ

バスケットボールはジャンパー膝の発生率が高いスポーツです。

原因として
①ジャンプや動作が多いバスケットボールは膝が前方に動きやすいため
②腰が低い状態でストップ動作を繰り返すため
が考えられます。

しかしジャンパー膝はただのオーバーユース(筋肉の使いすぎ)ではなく、痛みを引き起こす選手には原因があり関節の可動域や筋力の不足、関節の不安定性などによるマルユース(身体の使い方の問題)によるものが

もっとみる
怪我を防ぐ股関節・体幹のセルフケア

怪我を防ぐ股関節・体幹のセルフケア

スポーツにおいて股関節・体幹の重要性は言うまでもありません。バスケットにおいても、股関節・体幹が機能している状態=力が発揮しやすい状態を維持することは怪我の予防、パフォーマンスの維持・向上にとても重要です。今回は股関節・体幹の力を発揮させるための、練習後のケアについてお伝えしていきます。

股関節と体幹のケアで必要な知識股関節はソケットとボール状の関節で、周囲は靭帯や筋肉に覆われ、股関節の外側には

もっとみる
力を発揮する!!試合前の食事とは!?

力を発揮する!!試合前の食事とは!?

試合前に何を食べれば良いのか分からない選手は多いと思います!!試合前はどのような準備をすれば良いかを簡単にまとめましたのでご覧ください。

試合前日の食事①油っぽい食事は避ける
→油っぽい食事は消化に時間がかかります。特に試合前日は緊張で消化吸収機能が落ちているため控えましょう!!
例:トンカツ、焼肉、ハンバーグ、カレー、グラタン など

②生もの(刺身)や保存状態が悪そうなものは食べない
→下痢

もっとみる
バスケットマンのための栄養

バスケットマンのための栄養

※こちらの内容は主に高校生から上のカテゴリーに適応するものです。

バスケットは激しいコンタクトやダッシュ・ストップを繰り返すスポーツであるため、身体の中の栄養状態によってパフォーマンスが変化することは言うまでもありません。
身体付きが良い選手がコンタクトで有利であること、リバウンドなどのジャンプ動作で競り勝つことができます。

身体付きを良くするために日々の食事は欠かせない要素となりますので、参

もっとみる
腰を曲げると痛い!!バスケ選手の屈曲型腰痛について

腰を曲げると痛い!!バスケ選手の屈曲型腰痛について

屈曲型腰痛とは!?屈曲型腰痛とは、身体を前屈した際に出現する腰痛を指し、スポーツ選手を含む多くの方々が発症しやすい病態です。スポーツ動作では「身体をまげる動作の繰り返しや腰の力で過剰に頑張ってしまう」などの非効率な身体の使い方によって引き起こします。

「腰が痛いからマッサージで改善!?」

腰痛に対して多くの方はこの様なイメージを持っていると思います。マッサージも良い治療の一つではありますが、屈

もっとみる
足首捻挫 予防・改善のためのセルフケア

足首捻挫 予防・改善のためのセルフケア

<ライタープロフィール>

<Twitter>▼ぜひフォローしてみてください!

足首の怪我が原因で

「パフォーマンスが低下した」「大怪我をしてしまった」「他の部位の痛みが出てしまった」

このようなことはスポーツ選手は非常に多いです。

足首がこのような状態なのに「何をしたらわからない」人は多いのではないでしょうか?

足の骨は片側28個あり、足を構成しています。足は地面に対して自由に動くこと

もっとみる
地面を蹴り出すために必要な足首の動きとは!?

地面を蹴り出すために必要な足首の動きとは!?

スポーツ指導者とお話をすると

ある選手が

「床を蹴れていない」「蹴り出しが弱い」

などの相談や悩みを聞くことが非常に多いです。

また、捻挫後の選手と話をすると

「ジャンプができなくなった」

「うまく蹴り出せなくなった」

など、訴える選手も多くいます。

スポーツには欠かせない「地面を蹴る」

確かに強く蹴るためには筋力が必要です。

しかし、筋力だけではなく足首の可動域や安定性が必要

もっとみる
足首が曲がれば、動きが変わる!ースポーツ選手に多い足首の硬さー

足首が曲がれば、動きが変わる!ースポーツ選手に多い足首の硬さー

足首の動きはストップやステップ動作に大きな影響を与えます。

この動画では足を曲げて行った際に膝が内側に動く<Knee-in>が出ています。

これらは足首の硬さにより引き起こした不良な動作です。不良な動作はもちろん痛みやパフォーマンス低下を引き起こします。

選手からしばしば
「足首が硬いとダメなんですか!?」
「硬いと何がダメなんですか?」   と質問されることがありますが

足首が硬いと怪我

もっとみる
バスケ選手の脳震盪のリハビリ

バスケ選手の脳震盪のリハビリ

脳震盪はコンタクトスポーツに多く見られ、スポーツ現場での判断や管理がとても難しい外傷です。

脳震盪の定義は

生体力学的作用により引き起こされる外傷性脳損傷とされ、「器質的な脳内の損傷がないもの」である とされています。

簡単に説明すると

「スポーツ競技の中で脳に強い外力がかかった」ものの、「脳内に損傷がなく」、しかし「何らかの自覚症状がある」ものであると考えられます。

脳震盪は脳内で起こ

もっとみる
シュートのための肩 セルフケア

シュートのための肩 セルフケア

バスケットのシュートやパスでは肩関節機能はとても重要になります。

バスケットの特異的な動作であるシュートやパスは肩を多く使うにも関わらず、肩の動く範囲や動き方を考えることは少ないのではないでしょうか??

シュートを打つ際には、肩関節・肩甲骨が「よく動く」「安定する」「しなやかに使える」事が必要になります。

これらが悪くなると「シュートが飛びづらくなる」「シュートがブレてしまう」「シュートが窮

もっとみる