RYOTA ITO

建築家 / 東京大学大学院博士課程 / リサーチアシスタント / ICS COLLEG…

RYOTA ITO

建築家 / 東京大学大学院博士課程 / リサーチアシスタント / ICS COLLEGE OF ARTS 非常勤講師

記事一覧

【建築と関係ない話】:意外と練り込んでくるChatGPTの物語に笑ってしまった話

事の発端 私こと伊藤がここ数日でChatGPTをやっと使い始めたのですが、仕事と関係ないところで人間の遺伝子変異について会話をしていたら、気付いたときには出来上がって…

RYOTA ITO
1か月前

【建築家になんかなれるもんか】:都市の民族とファッション

いつからだろう。ファッションに久しく興味を失くしてしまった。 いや、というと語弊があるから、もう少し書くと、社会現象としての流行や、モードファッションの現代美術…

RYOTA ITO
5年前
9

【建築家になんかなれるもんか】:ランボー 怒りのミートゥー

今またPCの画面の前で指が震えている。 noteでは何を書くか決めないで書き始めるというマイルールを持っているので、例えるならパラシュートダイブで不時着するのが習わし…

RYOTA ITO
5年前
10

【建築家になんかなれるもんか】:異形とフェチと対話について

前の記事で、共感性が支配するオートマティズム批判のようなことを書いた。書くということは、書かされるということと峻別するべきであって、それは言い換えれば、創作をす…

RYOTA ITO
5年前
7

【建築家になんかなれるもんか】:共感性の時代に対して

文字を打つときというのは、だいたい指が震えて、PCの前で2~3時間何も書けずにいることが大抵である。だから、コンプライアンスもSNSの「いいね!」の数も気にせず、制限も…

RYOTA ITO
5年前
7
【建築と関係ない話】:意外と練り込んでくるChatGPTの物語に笑ってしまった話

【建築と関係ない話】:意外と練り込んでくるChatGPTの物語に笑ってしまった話

事の発端

私こと伊藤がここ数日でChatGPTをやっと使い始めたのですが、仕事と関係ないところで人間の遺伝子変異について会話をしていたら、気付いたときには出来上がっていた物語のメモだよ。

というのも、人類が農耕を開始したのが約10,000年前とされているけど、その間でどれくらい生物的に変容したかが気になって、いろいろ推定していたよ。
そんな中で、ChatGPTといろんな角度から検証して、そこら

もっとみる
【建築家になんかなれるもんか】:都市の民族とファッション

【建築家になんかなれるもんか】:都市の民族とファッション

いつからだろう。ファッションに久しく興味を失くしてしまった。
いや、というと語弊があるから、もう少し書くと、社会現象としての流行や、モードファッションの現代美術的側面には今でも強く興味がある。自分が美しく何かを着るということへの熱意が色褪せてしまっただけの話だ。

しかしこれは年齢のせいか?建築という分野のせいか?内向的な性格だからか?あまのじゃくか?理由はよく分からない。その全てかもしれない。し

もっとみる
【建築家になんかなれるもんか】:ランボー 怒りのミートゥー

【建築家になんかなれるもんか】:ランボー 怒りのミートゥー

今またPCの画面の前で指が震えている。
noteでは何を書くか決めないで書き始めるというマイルールを持っているので、例えるならパラシュートダイブで不時着するのが習わしなのだが、今回の降下地点だけは下に見えている大地が完全に殺人的な形をしている。恐ろしい。こういうときこそ人々は「雄弁は銀、沈黙は金」などと言うのだ。とはいえ、ここでは人目を憚らず書くことを矜持としているわけで、自ら決めたルールをたった

もっとみる
【建築家になんかなれるもんか】:異形とフェチと対話について

【建築家になんかなれるもんか】:異形とフェチと対話について

前の記事で、共感性が支配するオートマティズム批判のようなことを書いた。書くということは、書かされるということと峻別するべきであって、それは言い換えれば、創作をするものにとってのべき論の不在を咎めたものである。それを投稿してからというもの、数人の知人からは「面白かった」「よく言った」「なんか始まった」という称賛とも奇異の目ともとれる通知をもらい、また一方で全体としては「やっちまったな」「何言ってんだ

もっとみる
【建築家になんかなれるもんか】:共感性の時代に対して

【建築家になんかなれるもんか】:共感性の時代に対して

文字を打つときというのは、だいたい指が震えて、PCの前で2~3時間何も書けずにいることが大抵である。だから、コンプライアンスもSNSの「いいね!」の数も気にせず、制限も受けずに、流暢にジャジーに(ときに露悪的なまでに)物を語れる人間であれれば良いなと願いながら、実際は部屋の隅っこでガタガタ震えてきた方なのだが、なんだか最近のあまりにも共感を前提としたコミュニケーションの数々を見るにつけて、とうとう

もっとみる