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お金持ち5つの境界線〜富裕層になるにはいくら必要?〜

過去記事では「FIRE」や「富裕層」について
いくつか記事をご紹介しました。


本日は見事お金持ち入りした「富裕層」でも
段階的に分かれる「5つの層」についてご紹介
したいと思います。

一般的に「お金持ち」というと、いくらくらいの
資産を保有する人のことだと思いますか?

1.000万円?
5,000万円?
1億円?


野村総合研究所の調査では、お金持ちである
「富裕層」を5つに区分しています。

出典:野村総合研究所
日本の富裕層は133万世帯、純金融資産総額は333兆円と推計


1つ1つ見てみましょう。

①マス層

1,000万円でも十分富裕層だと思う方も
いらっしゃるかもしれませんが、この調査では
3,000万円以下はマス層と区分され、富裕層
ではないとされています。
国民の約78%という8割近くがこの層に属し、
いわゆる一般人とされる層です。

この層は上記過去記事でもご紹介した「r>g」
の原則に当てはまらないことが多いため、
労働による収入がほとんどです。

②アッパーマス層

マス層から見事上抜けした方々です。
この層の資産は3,000万円〜5,000万円と
されています。国民の約13.2%が該当します。

上記過去記事でもご紹介した、最近流行りの
「FIRE」であれば、サイドFIREがこの層に
多そうですね、

一時的には資産を築けていますが、一生涯を
まかなう資産はまだ築けていない段階です。
親からの相続などで大きな資産を手にした方も
このアッパーマス入りすることが多いですね。

いま「つみたてNISA」や「iDeCo」などで
コツコツ資産形成されたいる方はこの層に
到達する可能性は高いです。

③準富裕層

ついにほぼ富裕層入りした方々です。
この層の資産は5,000万円〜1億円。
国民の約6.3%です。

かなり年収も高く、ある程度の資産を築いて
いますが、一生涯まかなえるか一抹の不安が
残る層です。

この準富裕層は「高収入」ですが労働を伴う
方が多いのが一般的です。
例えば、弁護士、税理士、医者、企業幹部など。

そのため、資産は大きくなるものの、多忙を極め
使う暇がないという方も多くいらっしゃいます。

そのため、資産運用なども後手となり「r>g」
を打破できず、労働がいつまでも伴う層である
可能性が高いです。

④富裕層

ついにここからは本物の富裕層です。
この層の資産は1億円〜5億円。
国民の約2.3%です。

ここまでくると労働は必要なく一生涯を過ごす
資産が築けています。
しかし、何もせずに一生を終えるという考えに
なる方は少なく、何かしら自らのビジネスなど
を立ち上げ、さらなる収入を得ている方が多い
のではないでしょうか。

⑤超富裕層

ここまでくるともうお金に困ることはまず
ありません。
この層の資産は5億円以上。
国民の約0.2%ほどしかいません。

超富裕層はビジネスで大きく成功した方や、
代々同族経営で財を成してきた一家など、
投資で大きな利益を得た人など、富裕層入り
した理由は様々です。

このように、富裕層といっても境界線が分かれて
おり、どこまで行っても上がいるのがこの保有
資産階層のピラミッドです。

では、私たちはどこを目指すべきなのでしょう。

答えは人それぞれで、「人生の目的」次第
だと思います。

そのため、まずは自分の人生のゴールや目的を
明確にしましょう。

大きな富を得なくても、不自由なくある程度の
生活が送れたら幸せという方もいますし、
莫大な富を得て、豪遊して生活するのが幸せ
だと感じる方もいるでしょう。

よって、まずは目的を決めるのが重要です。

目的が決まれば、いま自分がどの層にいるのか
を把握し、次の層に上抜けするには何をすべき
なのか「目標」や「手段」を考えましょう。


「昇格」「副業」「投資」「起業」など
選択肢は様々だと思います。

自らの目的にあった「目標」と「手段」を定め
人生のゴールに向けて着々と取り組みましょう。

それでは。

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